【化粧水に含まれる成分】正しい成分効果を理解して自分に合った化粧水を見つけよう
毎日のスキンケアの基本である化粧水。正しい成分の働き・役割をご存知ですか?実は化粧水は、含まれている成分によって、化粧水ごとの働きが大きく異なります。理解した上で化粧水を選ぶと、毎日のスキンケアの質が格段にアップしますよ!
化粧水の役割とは
化粧水は、肌に水分を与えて潤いを補充するのが主な役割です。化粧水の7〜9割は水でできており、残りは保湿力を高める美容成分などが配合されているため、洗顔後や乾燥で水分が失われた肌に、うるおいを与えることができます。
乾燥したまま放置すると、さまざまな肌トラブルを引き起こす可能性があるので、必ず化粧水を使用して、うるおいを与えましょう。
化粧水の主な成分構成4つ
次に、化粧水を構成している成分について詳しく確認していきましょう。化粧水の主な成分構成は下記の4つとなっています。それぞれどんなものなのかを紹介するので、参考情報としてご覧ください。
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水
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機能構成成分
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安定化成分
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ベース構成成分
化粧水の主成分は水で、それ以外の1〜3割は機能成分・ベース成分・安定化成分で構成されています。そのため、水以外の成分の働きを知ることが大切です。化粧水ごとの特徴・期待できる効果を見分けられるようになるでしょう。
①機能構成成分
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保湿成分
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美白成分
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エイジングケア成分
機能構成成分は、化粧水の機能を決める成分です。保湿・美白・エイジングケア成分などがあるため、自分が欲する効果・機能が期待できる化粧水を選ぶ際の判断基準になるでしょう。

あかり(28)のコメント
特に化粧水で重要なのは保湿成分。肌へのうるおいを持続させる働きがあるので、化粧水を選ぶ際は必ずチェックしましょう。
1. 保湿成分
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セラミド
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コラーゲン
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ヒアルロン酸
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アミノ酸
保湿成分の働きは、肌のうるおいを継続させるだけに留まりません。肌のターンオーバーリズムを整えたり、肌バリアを強くするといった働きも期待できるのです。
そのため、ただ保湿するだけでなく外部刺激に強く、ツヤ・ハリ・弾力のある肌を目指せます。肌の乾燥を防ぐために上記の保湿成分配合の化粧水を選ぶようにしましょう。
2. 美白成分※1
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ビタミンC(ビタミンC誘導体)
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ビタミンA
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トラネキサム酸
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プラセンタエキス
肌のくすみに悩んでいる、もしくは今の肌よりトーンアップしたい人は、メラニンの生成を抑える美白成分が配合されたものを選びましょう。シミなどができにくい肌を得られる効果が期待できます。
※1 メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ(メーキャップ効果による)もの
3. エイジングケア成分
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ナイアシンアミド
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ビタミンC(ビタミンC誘導体)
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プラセンタ
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ナールスゲン
エイジングケアには、保湿が重要です。加齢と共に、肌の角層部分の乾燥が進むケースが多く、小ジワ・ターンオーバーが乱れるなどの肌悩みが生じることがあります。
上記の成分は保湿をはじめとして、シミ・そばかすを予防する効果が期待できます。年齢肌を感じ始めたら、早めにエイジングケア成分配合の化粧水を使い始めましょう!
②ベース構成成分
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水溶性成分
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脂溶性成分
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界面活性剤
化粧水のベースとなる成分は、主に上記の3つです。ベース構成成分の割合に注目しましょう。化粧水のテクスチャー・機能成分の働き方が大きく変わります。

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化粧水だけでなく、基礎化粧品のほとんどがこの構成で成り立っています。
1. 水溶性成分
水溶性成分は、機能構成成分を肌により浸透しやすくする役割を担います。つまり肌に潤いを与え、柔らかくする働きの持ち主です。
化粧水のテクスチャーは配合成分によって異なります。好みのテクスチャーを見分けるのに役立つので、それぞれの成分ごとのテクスチャー傾向を頭に留めておくと良いでしょう。
2. 脂溶性成分
脂溶性成分は、肌に薄い保護膜をつくり、肌を和らげるような保湿効果があります。また、常温で液体、半固形、固形とさまざまな形状があるのも特徴。
脂溶性成分も同様に配合成分でテクスチャーが変わります。下記の表を確認しておくことで、好みのテクスチャーを見分けるのに役立つでしょう。
3. 界面活性剤
界面活性剤は、水と油を混ぜるためのもの。乳液やクリーム製造に欠かせない成分で、とろみあるテクスチャーを実現しています。また、肌への浸透性を高めるためにも配合されます。
③安定化成分
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酸化防腐剤
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防腐剤
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増粘剤
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フェノキシエタノール
化粧水の品質を保つために必要な安定化成分。つい不要な添加物に思ってしまいがちな成分かもしれません。しかし、長期的に使用することになる化粧水には欠かせない成分です。
酸化防止することで、腐ってしまったり微生物が繁殖してしまったりといった事態を防ぎます。ただ、肌質によっては防腐剤などは刺激が強いケースもあるため注意しましょう。

あかり(28)のコメント
敏感肌の人は、防腐剤が強い刺激となる可能性があります。「防腐剤フリー」の化粧水を選びましょう。
化粧水の危険な成分|不要な添加物に注意しよう
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香料
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着色料
肌に対する機能という観点で効果がない、不要な添加物が含まれている製品も販売されているので注意しましょう。特に肌が荒れやすい敏感肌・肌トラブルを抱える人には刺激となる可能性があります。
もちろん、無添加のアイテムなども多く存在しています。安心して使いたい方や、低刺激な化粧水が欲しいという方は、パッケージなどをよく確認して購入しましょう。

あかり(28)のコメント
見極めるポイントとしては、「無添加処方」「〇〇フリー」と記載された商品を選ぶようにしましょう!
正しい成分の働きを踏まえて理想を叶える化粧水を選ぼう
化粧水は非常に数多くの種類が存在しています。どれを選べばいいのか分からなくなってしまい、つい適当に選んでしまうかもしれません。
しかし、今回注目してきたように成分の役割や特徴を抑えておけば、自分にぴったりなものを見つけやすいです。自分の肌にぴったりなアイテムを探していきましょう!

あかり(28)のコメント
水と一緒に保湿成分が配合されていることで、うるおいが持続するようになります。