【ユアケア】ユーザーアンケ―ト調査レポート
ピルに関する最新情報を発信する総合メディア、「ユアケア」では生の女性の声を届けるために、ピル利用者や女性の生活について、定期的にアンケートを行っております。
調査レポートでは、集まったアンケートをもとに、ユーザーアンケートのまとめやアンケートの結果から見える全体の傾向をレポートとして発表しています。参考になると幸いです。
【内容を引用する際の出典明示方法について】
記載されている内容はメディア名とリンク(ユアケア編集部 https://reala-clinic.com/yourcare/)を明示していただくことにより、引用と転載を行うことができます。
約8割が継続を希望!低用量ピルの使用目的や満足度について徹底調査
ユアケア編集部は、低用量ピルを服用したことのある女性100名に低用量ピルの使用用途や満足度についてアンケートを実施いたしました。独自調査の結果を発表いたします。
76%が生理が原因で低用量ピルを服用!生活に支障をきたしている現状が浮き彫りに
低用量ピルを服用するきっかけについてのアンケートを実施したところ、約8割の女性が生理痛の改善や気持ちの波を落ち着かせるためと回答。多くの女性が生理にかかわる症状で悩まされており、生活に支障をきたしているということがわかりました。
低用量ピルの服用を始めるきっかけについて、実際に以下のような理由が集まりました。
月経不順の解消と月経前症候群の改善のため。
子宮内膜症だったので、医師により勧められたため。
88%が低用量ピルの効果に満足している
アンケート回答者に「低用量ピルの効果に満足していますか?」と聞いたところ「満足している」と回答した人が88%を占めました。
生理に関する症状で悩まされている多くの女性が、低用量ピルを服用することで症状の改善を実感。生理痛の軽減や、気持ちが安定することにより、服用前よりも晴れた気分で生活ができるようになったと多くの方が回答しています。症状の改善以外でも、生理周期を整えることができることにありがたみを感じている人が多くいました。
実際に、低用量ピルの効果に関して以下のようなコメントが集まりました。
生理痛がほとんどなくなり、生理期間中の生活が本当に楽になりました。
生理が来る日がわかるようになったので、急に来て焦ったり、準備が早すぎてナプキンを無駄にすることがなくなりました。
腹痛や気分の落ち込みなど、不快なPMS症状がやや改善された。また、月経不順による精神不安も軽減されて前向きで明るい気分になれた。
82%が服用を継続したいと回答
アンケート回答者に、「低用量ピルの服用を継続したいですか?」と聞いたところ、82%の方が「継続したい」と回答しました。一方で、18%の方が「継続しない」と回答しています。
効果を実感しやすいのにもかかわらず、約2割の方が継続しないと回答した点に課題があると考えるが、実際は「生理痛が以前よりひどくなった」「妊活を始めたため」など、低用量ピルに否定的な意見が原因で継続しないと判断したケースも見られたため、実際には数値よりも多くの女性が低用量ピルによって助けられていると考える。
低用量ピルの継続に関して、実際に継続しないと回答した方のコメントは以下の通りです。
毎日ほぼ決まった時間に錠剤を飲む服薬管理のハードルが高かった。
高齢になると血栓リスクが高まるそうだから。
妊活を機に服用しなくなったため。生理痛も市販薬で我慢できる程度になった。
アンケートの収集方法
本記事で紹介されている低用量ピル利用者の口コミは、インターネット上での独自アンケートより収集したものです。ユアケア編集部では、これまでに累計500件以上のアンケートを実施しています。
- 概要:低用量ピルによる生活の変化と満足度アンケート
- 場所:クラウドワークス
- 対象人数:100人
- 期間:2023/5/22~2023/6/5
-
生理が辛い日の日常生活への影響度合いを教えてください。(鎮痛剤を飲まない場合)
-
低用量ピルの服用によって生活が変化しましたか?
-
低用量ピルを使用することで期待した効果を得られましたか?
-
低用量ピルの副作用はありましたか?
-
現在服用している、または服用していた低用量ピルの錠剤名を教えてください
-
etc...
76%が日常生活に支障!女性のPMSに関する実態調査レポート
ユアケア編集部は、女性100名を対象にオンラインでアンケートを実施し、PMSが日常生活に及ぼす影響や対策について調査をいたしました。独自の結果を発表いたします。
76%が日常生活に影響を感じている!PMSと向き合って生活する女性の現実が浮き彫りに
PMSが日常生活に支障をきたしていると感じるかのアンケートを実施したところ、76%の女性が支障をきたしていると感じる回答。4人のうち3人は生理時のPMSによる腹痛や気分の落ち込みで悩まされていることが分かりました。
また、PSMの具体的な症状について質問したところ、以下のような結果となりました。
73名の方が「いらだち」を感じると回答し、全体で1番多い症状となりました。次に「頭痛」「下腹部痛」「不安・鬱」と続く形に。
2番目に多い症状である「頭痛」を感じる人は50人以下と、100人中50人以上が感じる症状が「いらだち」のみという結果に。PMSで感じる症状には大きな個人差があるということがわかりました。
対策している人は約6割!日常生活に影響を感じるものの十分な対応ができていない
アンケート回答者に「PMSに関して日常生活で対策していますか?」と聞いたところ「している」と回答した人が59%、「したことがある」と回答した人が18%と、全体の77%の方がPMS対策の経験があるという結果に。
PMSが日常生活に支障をきたしていると感じている方が76%。PMS対策をしている方が59%なので、支障をきたしていると感じている人で対策をしている人は若干少ないという結果になりました。
また、PMS対策をしている・したことがある77名を対象に、対策の満足度を質問したところ、以下のような結果となりました。
「非常に満足している」と回答した人がわずか3名という結果に。「満足している」「少し満足している」と回答した人と合わせた人数は45名となりました。対策の経験がある方のうち、58.44%のみがPMS対策で満足していると回答。
日常生活に支障をきたしており、対策をした結果、効果を実感し満足した方が58.44%と、十分なPMS対策が確立されていない現状が浮き彫りとなりました。
対策方法ランキング1位は命の母ホワイト!人によって症状が異なるため確立された対策方法はない模様
PMS対策をしたことがある77名の方に「なにでPMS対策をしましたか?」と聞いたところ、1番多いPMS対策は「命の母ホワイト」ということがわかりました。次に「低用量ピル」「漢方」「サプリ」続きました。
PMS対策に関して実際に、以下のようなコメントが集まりました。
私には命の母ホワイトがあっているようで、イライラすることが少なくなりました。個人的には命の母ホワイトだけ対策ができています。
命の母ホワイトを飲んでいました。プラシーボ効果もあるかもしれませんが、イライラが和らいだように思います。
産婦人科に行き、先生に相談していました。 低用量ピルを飲んで、対策しています。あと、豆腐や豆乳でイソフラボンを摂取するように心がけています。
現在、ピルを服用していますが、近づくと不安と言うよりも恐怖がなくなり精神的に安定していますし、回数自体を減らしているので本当に精神的にも身体的にも楽です。
低用量ピルでPMS対策をしている人はわずか9人。したことがある人を含めても全体の25%のみ
アンケート回答者に、「低用量ピルでPMS対策をしていますか?したことがありますか?」と聞いたところ、25%の方が「はい」と回答しました。低用量ピルでのPMS対策をしている人は9名、したことがある人は16名という結果に。
実際、低用量ピルでPMS対策をしている方で以下のようなコメントが集まりました。
効果を感じています。 身体症状やイライラ等が落ち着いてきました。
効果を実際に感じられるから継続しています。辞めたら、また生活に支障が出る不安もあります。
もともと生理周期が長く、ピルを飲まないとPMSの期間も20日ほどになってしまうので、ピルは必需品になりました。将来の妊娠に備える効果もあるため、継続するつもりです。
アンケートの収集方法
本記事で紹介されているPMSに関する口コミは、インターネット上でユアケア編集部員が独自アンケートより収集したものです。ユアケア編集部では、これまでに累計800件以上のアンケートを実施しています。
- 概要:【女性限定】PMSの実態に関するアンケート
- 場所:クラウドワークス
- 対象人数:100人
- 期間:2023/8/21~2023/9/4
-
PMSのご自身の症状について教えてください。
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PMSの症状がご自身の生活に支障をきたしていると感じますか?
-
PMSに関して日常生活で対策していますか?
-
対策に関する満足度を教えてください。
-
PMS対策でピルを使用していますか?
-
etc...
生理の時の量が多く、生理痛もひどかったから。