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健康でなければ大切な人を守れない_ピンクリボンブレストケアクリニック表参道を編集部が取材!

健康でなければ大切な人を守れない_ピンクリボンブレストケアクリニック表参道を編集部が取材!

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乳がん検診や婦人科診療など、女性に対して幅広い医療を提供するピンクリボンブレストケアクリニック表参道。今回は、院長の島田菜穂子先生をユアケア編集部が取材しました。

島田院長の経歴や、ピンクリボンブレストケアクリニック表参道へのこだわり、乳腺科医の立場から見るピルの必要性についてもインタビューしたのでぜひご覧ください。

この記事の監修者

ゆめ

ピル服用歴2年。ニキビ緩和と避妊を目的にマーベロンの服用を開始する。今では生理関係で悩むことが少なくなり、快適な日々を過ごしている。正しいピルの知識を伝えるために、日々女性に対するさまざまなことを勉強している。

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島田院長について

今回お話を伺ったのは・・・

島田菜穂子 先生
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【プロフィール】
乳腺専門医、放射線専門医。筑波大学医学部を卒業のち、東京逓信病院に勤務。アメリカでの留学経験から、乳癌啓発NPO団体の乳房健康研究会を発足。2つのクリニックの立ち上げに携わったのち、2007年にピンクリボンブレストケアクリニック表参道を開院。

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___島田院長の経歴を教えてください。

医師のキャリアとして一番最初は、放射線科で全身の画像診断を行っていました。大学病院で放射線科医として研修を進めていく中で、一番患者様に求められているものは乳腺の診断だったため、時間が経つにつれて乳腺科へと移っていくことになります。

大学での研修を終えたあと、当時勤めていた病院で、私が中心となって乳腺外来を立ち上げることに。本業の画像診断業務よりかなりのエネルギーを乳腺診療へ注ぐようになりました。

その後、アメリカへ留学のチャンスをいただき、現地のブレストセンターの診療に携わりました。そこで、アメリカ人と日本人一般女性たちの乳がんに対する関心と知識の高さの違いに気づき、いつでもどこでも乳がんに関する情報を得られる工夫がされていたアメリカを参考に日本でも何かできないかと考えました。

留学報告の際、啓発活動の重要性を訴えたところ、同じ思いを持っていた医師たちが賛同してくださり、NPOを設立することになりました。

乳腺に携わる時間を増やしたかったので転院をし、2つのクリニックの立ち上げをしたあと、2007年に独立。ピンクリボンブレストケアクリニック表参道を設立しました。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

医師としてのキャリアで、クリニックや病院の枠を超えた活動を行っており、乳がんに対する熱い思いを感じました。

___医師としての使命やビジョンについて、最も大切にしていることを教えてください。

医師しては、目の前の方がなぜここに来たのかを考えるようにしています。自覚症状・疑問・不安などを踏まえたうえで、これらを解決して納得した形でお帰りいただくところまでサポートするようにしています。

とくに乳腺に関しては、ガンなのかガンじゃないのかに焦点が集まることが多いです。異常がない方に対する情報提供が少なくなってしまうことが多々あり、不安を解消できなくてセカンドオピニオンの形で来院される方がおられます。ガンじゃなければいいではなく、何が起こっているのかを特定して解決するまで寄り添っていきたいです。

医療全般としては、来る前の人に対する情報提供をしていきたいです。病院に来るのを待つのではなく、どういう行動をとればいいのか啓発を行っていきたいと思います。現場においても同様です。検査が嫌だから病院に行きたくないという人をなるべく減らしたいです。

たとえば、「マンモグラフィーの検査が痛かったから、もう乳房の検査には行きたくない」とならない検査、診察が重要だと思っています。したことない方でも痛いというイメージが先行されてしまうと検査に行こうと思えないですよね。

検診なのに痛い思いをするという嫌な体験にしないように、病院に行く前の人に対するアプローチを大切にしていきたいです。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

病院へ行く前の方たちへのアプローチについて考えている島田先生は、「予防の大切さ」を常に感じているのではないでしょうか。

ピンクリボンブレストケアクリニック表参道について

ここからは、ピンクリボンブレストケアクリニック表参道の内装のこだわりや乳腺にかかわる専門的な知識など、検索してもわからないクリニックの内部についてお話を伺いました。

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___リラックスできる空間を目指して工夫している点を教えてください。

緊張したり不快に感じたりして余裕がない方が多いので、環境としては寒くない・痛くない・人と近くないなどを心がけています。

また、施設としてはクリニックの立ち上げに2度ほど携わったことがあるので、良かった点・悪かった点の学びを反映しています。

着替えに関することで1つ。乳がんの手術を受けられた方で、オープンスペースで着替えることがストレスになっていました。しかし、どうしても検査の関係上、下着すべて取ってもらう必要があるので、私のクリニックでは個室の着替えスペースを設けました。

特有な状況でも、なるべくストレスがないようにすることを心がけています。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

クリニック内では、お菓子・個室パウダールーム・きれいなカウンセリングルームなど、プライベートな空間でもあり解放感もある、リラックスできる空間が用意されています。

___乳腺の健康について一般の人々が知っておくべきことを教えてください。

同じ乳がんでも、発見されるタイミングでその後の生活や、治療も、死亡率も変わってきます。なので、自分から意識をもって健康を守ることが重要だと思っています。

自分は大丈夫だと思っている方も、少しでも健康に興味を持ち、乳がんに対しての興味を持ってほしいです。

日本の女性で一番多くなっているのが乳がんです。7,8人に1人の割合で乳がんになっています。遺伝的に乳がんになりやすいですし、より若い年代でかかることが多いです。男性もなりますし、遺伝子の異常でなることも分かっています。

乳房の大きさや形だけでなく、中身は大丈夫かという意識をしてみてください。また、兄弟や親に自分で調べた知識を共有することにより、相手の健康につながることがあるので、ぜひ広めてほしいなと思います。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

自分のこととして考えることが重要ですね。「まだいいかな」で手遅れにならないためにも、自分の体について知り、興味を持ってみましょう!

___機材に対するこだわりを教えてください。

取材記事画像

もともと画像診断をする放射線科医として医療に携わるようになったので、機材と人にこだわっています。撮影機器や撮影する人の技術や能力によって診断が大きく左右されるからです。

簡単に言うと、映っていなければ診断できないし、機械の能力によって映しだせないことがあります。なので、機材も技術も患者様にメリットがあるものを導入しています。

ほかにも、機材だけでなく、撮影や診断をする「人の力」も大事になってきます。

例えば、マンモグラフィーだと撮影する人によって映り方が変わるだけでなく痛みが全然違います。つぶすのではなく広げて撮るイメージ。知識がない方だと、ぐっと押し付けて痛みが生じ、映りきらないこともあります。

スタッフの知識を更新し続け、共有しあうことが重要でとても気を使っています。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

最新鋭の機材があれば映ると思っていました。映す能力がある機材と、映せるスタッフがいるピンクリボンブレストケアクリニック表参道は、信頼できますね!

___乳ガンに関する疑問や不安を持つ患者さんに対してどのようなサポートしていますか?

医師や看護師、技師含め全員が、患者様の目を見て、何を訴えているか聞き取りをして、安心できる環境を作って診察できるように意識しています。

そのためにも、毎月各部門で、情報共有をする会を開いています。

いろんな患者様がいるので1種類の対応はできません。人によって違う対応をすることが重要、大切なことだと思っているので、クリニック全体で1人ずつの対応を心がけています

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

見た目が変わる可能性がある乳がんは、より不安に感じて来院される患者様が多い分、クリニックのこれらの取り組みはとても安心できます!

___今後の貴院の目標や展望等を教えてください。

患者様を受け入れる立場でいうと、ガン検診を何でもないときに受けている人の割合は、海外と比べるとまだ低いといえます。

なので、健康な時から、かかりつけ医の感覚で来院してもらえるような環境を提供するためにも、日曜診療をして利便性高めるとともに、クリニックを来たくない場所にしない努力を続けていきます。

別の視点からいうと、便利な環境を整備するためには、提供者側のマンパワーが必要になってきます。医療を提供する人のライフサイクルがあるので、スタッフ含め、女性のライフサイクルの中にある仕事の場としてシェアできるようにしていきたいです。

そうすることで、場が広がり、クリニックに来られる方の幅も広げられると思うので、患者様のためにも重視していきたいです。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

自分の健康を守ることができるのがクリニックです。心地いいクリニックとスタッフがいるピンクリボンブレストケアクリニック表参道を1度訪れてみてください。

島田院長から見るピルについて

ピンクリボンブレストケアクリニック表参道

ここからは、島田院長が考える日本のピル事情についてお話を伺いました。

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___ピルの悪いイメージを払拭するために取り組んでいることはあれば教えてください。

最初に、私は婦人科医ではないので、乳腺科医の立場からお話させていただきます。

低用量ピルは使い方によっていいものにもなるし、悪いものにもなる認識です。使っていい人悪い人がいるのと、使う際の注意点があるので、しっかり自分で知識・情報を理解したうえで使うといいものになる感覚を持ってほしいです。

体調不良や、避妊など使う理由は様々で、飲む方は増えていますが、メリット・デメリットを把握せずに使うことは危険だと考えています。

例えば、乳がんにかかっている人が低用量ピル使うと、乳がんの進行を進める可能性があります。なので、年齢にかかわらず乳がん検診をしてから使ってほしいですし、1回検診に行ったら乳がんが永遠にないわけではないので、定期的に乳がん検診に行きながらピルを飲み続けてほしいです。

低用量ピルを使っても乳がんのリスクが上がらないと説明している婦人科の先生もいらっしゃるのですが、そんなことはありません。それでもメリットがあるなら使ってほしいし、なんとなくで使うのであれば、メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、賢く利用してほしいです。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

低用量ピルを利用している方で、乳がんのリスクを考えている方は少ないのではないでしょうか。特に利用している層は若い女性が多いと思うので、1度乳がんの検診に行ってみてください。

___アフターピルの市販化について島田先生のご意見を伺いたいです。

アフターピルが手軽に手に入るようになるということは、手に入らないことによって女性の権利が失われたり、不利な状況に陥ったりすることは減ると思います。しかし、アフターピルが手軽に手に入ることにより、男性と女性の両方で、自分の行動に対する責任意識が下がることを懸念しています。

オープンになって手に入りやすくなると同時に、健康教育をしっかりしてほしいと思います。女性も男性も、アフターピルを利用することによる体への影響を普段から理解していることが重要です。

今の学校教育では不十分だし、すでに大人になってから利用する方のほうが多いと思うので、しっかり情報を公開したうえでアフターピルの市販化をしてほしいと思います。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

学校教育で、アフターピルや低用量ピルが取り扱われることって少ないですよね。危機的な状況に陥れる前にしっかりと調べておくことが重要です。

さいごに

___女性の健康に関心を持つ読者へ向けてメッセージをお願いします。

家族や仕事を理由に、女性は自分のことを後回しにしている方が多いです。ただ、自分が健康でなければ大切な人のことを守れません。自分のことに気を使い、自分のために時間とお金を使うことが大切だと思うんです。美容に時間を使いすぎるのではなく、健康のために時間をつかってほしいです。

限られた時間と資源なので、女性がどの年代にどんな病気になりやすいかを把握して、ターゲットを絞った検診を定期的に行うようにして、賢く情報を使って無駄な時間とお金を使わずに、健康を守ってほしいです。

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ゆめ
ユアケア編集部ライター ゆめ

とても優しい島田先生の貴重なお話を聞いて、乳がんと自分の健康についてもっと知らないといけないと思いました。ぜひ良ければ、ピンクリボンブレストケアクリニック表参道に行ってみてください!

ユアケア編集部

ユアケア編集部