この記事では、永久脱毛の定義や仕組みについて詳しく紹介します。後悔しないためのクリニック選びのコツも紹介するのでぜひ読み進めていってください!
目次
毛がもう生えてこない?
永久脱毛とは
永久脱毛といわれると、「脱毛すれば一生毛が生えてこなくなるんだ!」と思われがちですが、実はそうではありません。
永久脱毛とは、「施術後に生えてくる毛の本数が長期的に減ること」を指します。この章では、永久脱毛の定義について詳しく説明していきます。
永久脱毛の定義
実は日本では永久脱毛に明確な定義がありません。永久脱毛の定義付けができないのは、施術後に10年後や30年後も毛が生えてこないことを証明するのが難しいからです。
ただ多くの医療脱毛クリニックでは、アメリカの定義をもとに永久脱毛の意味を説明しています。リゼクリニックの公式サイトに書かれた医療脱毛の定義をみてみましょう。
永久脱毛の定義
永久脱毛の定義は、FDA(アメリカ食品医薬品局) によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。 また、AEA(米国電気脱毛協会)によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。
※FDA:米国の政府機関で「保健・福祉省」に属します。
※AEA:1958年に設立されたアメリカ最大の電気脱毛士団体。
引用:リゼクリニック|永久脱毛の定義とは
上記を見ると、「脱毛後に新しく生える毛の本数が減り、その状態が長期間にわたって維持される状態」のことを指すことがわかります。
永久脱毛をすれば、長い間は自己処理が楽になる状態が続きますが、一生1本も毛が生えてこないわけではないことを理解しておきましょう。
永久脱毛後に毛が生えてくる可能性はある
永久脱毛が終わった後も、毛が生えてくる可能性はあります。理由としては、照射漏れや硬毛化・副作用などさまざまです。
特にホルモンバランスの乱れよって、毛根の働きが活発になることで思わぬところから毛が生えてくることがあります。
女性の場合は、妊娠や出産、生理の影響でホルモンバランスが乱れやすいため注意が必要です。
男性にもおすすめ?メンズ永久脱毛について
男性の美意識は近年変化しており、永久脱毛に関心を寄せる男性が増えてきています。実際にメンズ医療脱毛クリニックが増えてきていることがそれを物語っているでしょう。
メンズ永久脱毛の関心が高まっている理由は「異性からの印象がよくなる」ことが挙げられます。
男らしさの象徴として体毛を生やしている人も多いです。しかしお手入れされていない体毛やムダ毛は、部位によってはマイナスな印象を与えてしまうことも…。
そのため、見られやすい部位や異性が気になりやすい部位だけでも永久脱毛をしている人は増えてきているのです。
参考:今泉スキンクリニック|男も脱毛すべき!その理由と5つのメリット
永久脱毛ができる仕組みと部位
では実際にどのように永久脱毛が行われているのでしょうか。この章では、永久脱毛が実現するまでの仕組みと施術可能な部位を紹介します。
本当に生えてこなくなる?永久脱毛の仕組み
永久脱毛は、毛を作る「発毛組織」を壊すことで毛が生えてくるのを抑えます。発毛組織とは、毛根にある「毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域」と呼ばれる組織のこと。
下記は、永久脱毛時にアプローチする箇所である発毛組織を表した図です。
画像引用元:大宮マリアクリニック
レーザーが毛の黒い部分に反応し、毛を生やす組織を熱破壊することで永久脱毛を目指します。
壊された発毛組織は再生しないため、脱毛した毛穴から毛が再生することはありません。
参考:大宮マリアクリニック|医療脱毛の基本的な仕組み
毛周期に合わせて何度か繰り返し施術を行う
永久脱毛は、1回で効果が得られるわけではありません。毛周期にあわせて何回も施術を行うことで、永久脱毛の効果が期待できます。
画像引用元:渋谷セントラルクリニック
毛には”毛周期”と呼ばれる生え変わりのサイクルが「成長初期→成長後期→退行期→休止期」の4段階あります。その中で医療脱毛の効果が得られるのは「成長期」の毛のみ。
成長期の毛が生えてくるタイミングに合わせて、複数回の施術を受けることで、全体の毛に永久脱毛が行えるのです。
VIOも全身も可能?永久脱毛できる部位
画像引用元:わかさクリニック
永久脱毛できる身体のパーツは、20〜61部位で分けられます。これほどパーツ数に差が出るのは、クリニックによって分け方や照射範囲が異なるためです。
基本的には上記の図のように、VIO・顔を含む全身の脱毛が可能な場合がほとんどです。
ただし、顔・VIO・うなじは、クリニックによって施術できる範囲が異なることがあります。例えば、「VIOの粘膜」「鼻・眉間」は、安全面において照射できない場合が多いです。
また「うなじ」は照射できるところもありますが、生え際などで髪の毛と判断された場合は照射できません。
脱毛したい部位が脱毛プランにあるかどうかはチェックしておきましょう。
自宅でできる?
永久脱毛ができる場所と方法
永久脱毛は、医療機関であるクリニックか病院でしか受けられません。これは永久脱毛に用いられる脱毛器が医療機関でしか扱えないからです。
サロン脱毛よりも高出力のレーザーを扱うため、医療従事者の医師や看護師が施術を行います。
また、現段階で永久脱毛の効果が期待できるのは下記2つの脱毛方法のみです。
- 医療レーザー脱毛
- ニードル脱毛
この章では、永久脱毛できる2つの脱毛方法を詳しく解説していきます。
医療レーザー脱毛
画像引用元:沖縄マリアクリニック
医療レーザー脱毛は、毛の黒い部分(メラニン色素)に反応して熱が発生することで、発毛組織を破壊します。
毛根が破壊された毛は、 レーザーを照射してから約1〜2週間ほどで自然に抜け落ちます。
そしてまたしばらくすると別の毛穴から毛が再び生えてくることはありますが、一度破壊された毛根から新しい毛が生えてくることはありません。
医療レーザー脱毛のレーザーは3種類
医療レーザー脱毛のレーザーは、アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザーの3種類があります。
アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー | ヤグレーザー | |
---|---|---|---|
波長 | 755nm | 800nm~940nm | 1064nm |
脱毛方式 | 熱破壊式 | 熱破壊式/蓄熱式 | 熱破壊式 |
剛毛 濃い毛 |
かなり効果的 | 効果的 | かなり効果的 |
産毛 薄い毛 |
効果的 | かなり効果的 | 効果的 |
日焼け肌 色黒肌 |
不可 | 可能 | 可能 |
特徴 | メラニン色素に反応しやすい 効果を実感しやすい |
肌色問わず照射できる 痛みを感じにくい |
根深い毛への脱毛ができる 濃い肌色でも照射できる |
レーザーの種類は毛質・肌質に合ったものを選ばないと、なかなか効果が出ないといった残念な結果になってしまうことも。自分にあったレーザーの種類を選ぶことをおすすめします。
医療レーザー脱毛の照射方法は2種類
医療レーザー脱毛の照射方法は、蓄熱式・熱破壊式の2種類があります。
蓄熱式 | 熱破壊式 | |
---|---|---|
ターゲット | バルジ領域 | 毛乳頭・毛母細胞 |
照射方法 | 連続照射 | 1発照射 |
抜け方 | ゆっくり抜ける | すぐに抜ける |
剛毛 | やや効果的 | かなり効果的 |
産毛 | かなり効果的 | やや効果的 |
痛みの強さ | 弱め | 強め |
色黒肌 日焼け肌 |
可能 | 不可 |
照射スピード | かなり速い | 速い |
どっちが効果的というのはなく、個人の好みや肌の状態によって適した照射方法が異なります。
熱破壊式は、比較的早く効果が現れスピーディな施術ができますが、施術時に痛みを感じることがあります。
一方蓄熱式は、肌への負担が少なく施術時の痛みが少ないですが、効果を実感するまでには時間がかかるのがデメリットです。
それぞれの照射方法の特徴を知り、自分に合った脱毛方法を選びましょう。分からない場合は、クリニックに在籍する医療脱毛専門医に相談することをおすすめします。
ニードル脱毛
ニードル脱毛は、毛穴に細い針を挿し電気を流すことで発毛組織を破壊する脱毛方法です。
FDA(アメリカ食品医薬品局・日本でいう厚労省)では「永久脱毛」と認められている施術。
毛穴一つひとつにアプローチできるため、産毛のような細い毛・脱毛後の残り毛にも安全かつ確実に脱毛できます。
レーザー脱毛では減らない・効果がなかった毛や眉毛などの細かいデザイン脱毛をしたい人におすすめです。
参考:きぬがさクリニック|医療針脱毛(ニードル脱毛)
サロン脱毛や家庭用光美容器では永久脱毛はできない
永久脱毛は医療機関でのみ行える脱毛方法で、サロン脱毛や家庭用光美容器ではできないのです。
サロン脱毛で用いられるIPL脱毛器や家庭用光美容器とは異なり、永久脱毛で用いられる脱毛器は、高出力のレーザーを搭載しています。
効果が高い分、それだけ肌トラブルなどのリスクも伴うため、一般人は扱えない決まりになっているのです。
永久脱毛をしたい場合は、医療レーザー脱毛やニードル脱毛を導入しているクリニック・病院に通いましょう。
永久脱毛に必要な回数・期間や値段
永久脱毛したいけど「何回くらい通うのか」「いくらかかるのか」と不安な人も多いですよね。
そこでこの章では、永久脱毛に必要な回数や期間の目安、値段相場を紹介します。医療脱毛クリニックを訪れる前の参考になれば幸いです。
何回通えばいいの?永久脱毛の必要回数の目安
永久脱毛はおよそ「5〜8回ほど」で脱毛効果を実感できるといわれています。
ただし、施術部位によって違いがあります。部位別の必要回数の目安は下記の通りです。
自己処理が楽になる | 肌がツルツルになる | |
---|---|---|
ワキ | 5回程度 | 6回以上 |
Vライン | 5回程度 | 6回以上 |
I・Oライン | 8回程度 | 10回以上 |
顔 | 8回程度 | 10回以上 |
腕・足 | 5回程度 | 6回以上 |
おしり | 5回程度 | 6回以上 |
胸・背中 お腹 |
5回程度 | 8回以上 |
必要な施術回数・期間に関してはっきりとした目安がありません。そのため、上記はあくまでも目安の一つとして捉えてくださいね。
永久脱毛の効果を感じるまでの期間とは?
通う頻度にもよりますが、蓄熱式脱毛は必要な施術期間は「1年〜1年半ほど」が目安になります。
前述しましたが、レーザーはメラニン色素の多い「成長期の毛のみ」に反応するため、毛周期にあわせて施術を行うことが大切です。
多くのクリニックでは、この毛周期にあわせて2〜3ヶ月に一回の間隔で施術に通うことを推奨しています。
2〜3ヶ月に1回のペースで通うとなると、1年〜1年半ほどの期間がかかるでしょう。
1回の施術で何分?永久脱毛の施術時間の目安
永久脱毛の施術時間は、施術範囲によって大きく変わってきます。また、医療レーザー脱毛かニードル脱毛といった脱毛方法でも施術時間が変わってきます。
脱毛方法別の施術時間の目安は下記の通りです。
- 医療レーザー脱毛
全身脱毛の場合:90〜120分 - ニードル脱毛
1分間 8〜10本(1時間 480〜600本)
ニードル脱毛は一本一本のムダ毛にアプローチしていくので、自ずと医療レーザー脱毛よりは時間がかかってしまいます。
いくらかかる?永久脱毛の値段相場
永久脱毛の価格は、どの部位を脱毛するかによって変わります。下記では、全身脱毛の値段相場をプラン別で紹介します。主流のプランである5回コースの値段を算出しております。
- 全身脱毛プラン:161,700円
- 全身+顔脱毛プラン:234,005円
- 全身+VIO脱毛プラン:134,320円
- 全身+顔+VIOプラン:218,260円
※レジーナクリニック/リゼクリニック/フレイアクリニック/エミナルクリニック/アリシアクリニックの平均から算出
上記の値段相場をみると、20〜25万円ほどあれば全身脱毛ができることが分かります。
部位別になればもう少し安くはなりますが、基本的には3部位を脱毛するなら、全身脱毛プランを選んだ方がお得に受けられる場合が多いです。
後悔したくない!
永久脱毛クリニックを選ぶときのコツ
- 導入されている脱毛器をチェック
- オプションを含む総額をチェック
- 症例実績アフターケアをチェック
この章では、永久脱毛ができるクリニックを選ぶときのコツを紹介します。
効果が気になるなら
【導入されている脱毛器】をチェック
単に永久脱毛といっても、クリニックによって導入されている脱毛器の種類はさまざま。それぞれ得意な毛質・肌質・痛みの度合いが異なります。
例えば、 脇やVIOなどの剛毛のケアが得意なアレキサンドライトレーザーや、顔や背中などの産毛のケアが得意な蓄熱式ダイオードレーザーなど。
永久脱毛をしたい部位の毛質や肌質をもとに脱毛器を選ぶことをおすすめします。
どの脱毛器が自分に合うのか分からない人は、さまざまな特徴の脱毛器を導入しているクリニックを選ぶのもありでしょう。
値段が気になるなら
【オプションを含む総額】をチェック
永久脱毛をするときに値段が気になる人は、オプション料金込みのトータル金額でクリニックを比較しましょう。
永久脱毛クリニックでは、脱毛プラン以外にシェービングや麻酔代、キャンセル料などのオプション料金が別途かかる場合があります。
- 初診料/ 再診料
- カウンセリング料
- シェービング代
- 麻酔代
- 予約キャンセル料
- 店舗移動手数料
- テスト照射
- アフタークリーム
- 治療薬処置料金
オプション料金を知らずに契約してしまうと、契約後に追加費用が発生して「思ったより高くなった…」と後悔してしまうことに。
失敗しないためにも、おそらく必要になるであろうオプションの料金がいくらかかるかはチェックしておきましょう。
安全性が気になるなら
【症例実績やアフターケア】をチェック
なるべく安全に安心して永久脱毛を受けたい人は、症例実績が豊富でアフターケアが充実しているクリニックを選びましょう。
長年、永久脱毛に特化しているクリニックなら、今までの経験をもとにした丁寧で安全な施術が受けられます。
また、出力の高いレーザーを使うことから、アフターケアが充実しているかをチェックすることも大切です。
万が一肌トラブルが起きたときに、薬の処方や処置を無料でやってくれるクリニックを選ぶといいでしょう。
参考:横浜マリアクリニック|医療脱毛のリスク・副作用
永久脱毛のデメリット
- 肌トラブルが発生するリスクがある
- 痛みが伴う場合がある
- 永久脱毛後にも毛が生えてくることがある
- 一度永久脱毛したら元の毛量に戻せない
- サロン脱毛より金額が高い
永久脱毛ってすごく良さそうだけど「リスクはないの?」と不安になる人も多いでしょう。この章では、永久脱毛のデメリットを紹介します。
肌トラブルが発生するリスクがある
永久脱毛期間中にケアをしっかり行わないと、肌トラブルを引き起こすリスクがあります。
照射されるレーザーは毛の黒い部分に反応する仕組みですが、周囲の肌にダメージがないわけではありません。
もちろん肌のダメージも考慮しながら施術が行われますが、肌のコンディションによって下記の副作用を引き起こすことがあります。
・赤み/かゆみ
・火傷
・硬毛化
・毛嚢炎 など
レーザーにより肌がダメージを受けるとバリア機能も低下してしまいます。バリア機能が低下した肌に細菌が入り込んでしまうことで肌トラブルを引き起こすのです。
炎症や赤みなど肌トラブルがあると施術ができない場合もあるため、施術後の肌ケアが重要です。
痛みが伴う場合がある
永久脱毛のメリットの1つとして、施術時に痛みが伴うことが挙げられます
医療レーザー脱毛は、毛に含まれるメラニン色素(黒い部分)に反応して、レーザーを照射する仕組みです。レーザーが照射されているときに、熱が発生することが原因で痛みを感じます。
毛が黒いほどレーザーが反応しやすいため、特にVIOや脇など濃く太い毛が多い部位は痛みを感じやすいといわれています。
中には、痛みが強すぎて脱毛を断念する人も。そうならないために麻酔を使用したり、痛みを感じにくい脱毛器を選んでいたりして痛み対策をしておきましょう。
永久脱毛後にも毛が生えてくることがある
冒頭でもお伝えしましたが、永久脱毛が終わった後でも毛が生えてくることはあります。
永久脱毛とは「施術後に生えてくる毛の本数が長期的に減ること」で、一生生えてこないわけではありません。
ただし、長期的に毛が生えてこない状態に近づけることはできるので、永久脱毛をして満足している人は多いです。
一度永久脱毛したら元の毛量に戻せない
永久脱毛は1度脱毛したら元の状態に戻せないことから「後悔した…」と思う人もいます。
前述の通り、永久脱毛といっても二度と毛が生えないわけではありません。さまざまな要因で生えてくることはあります。
ただ、例えば「やっぱりVIOを伸ばしたい!」と思ってもムラなくキレイに毛を生やすことは難しいでしょう。
そのため永久脱毛をする場合は、今後伸ばしたくなる可能性がないかを考えたうえで、施術を受けるかを検討することをおすすめします。
サロン脱毛より金額が高い
サロン脱毛よりも永久脱毛は、金額が高くなる傾向にあります。
クリニックによって違いはありますが、基本的には永久脱毛の方が金額が高めに設定されていることが多いです。
永久脱毛クリニックと脱毛サロンの全身脱毛5回コースの値段相場は下記の通りです。
- 脱毛サロン:10〜15万円程度
- 永久脱毛クリニック:20〜25万円程度
ただサロン脱毛は施術回数を重ねる必要があり、永久脱毛効果が期待できません。そのため将来的に見れば、サロン脱毛よりも永久脱毛ほうが安く済むこともあります。
予約キャンセル料やシェービング代、麻酔代などのオプション料金を含めた総額で、無理なく払えるかを検討しましょう。
永久脱毛のメリット
- 自己処理の手間が省ける
- ムレや匂いの改善が期待できる
- 肌トラブルが起きても安心
- 肌がキレイに見える
- コンプレックスが解消できる人もいる
デメリットをみて「やっぱりやめておこうかな…」と思った方もいますよね。しかし永久脱毛はメリットの方が多いと言っても過言ではありません。そこでこの章では、永久脱毛のメリットを紹介します。
自己処理の手間が省ける
永久脱毛をすればムダ毛が生えてくることが少なるため、自己処理を行う回数が減ります。
丁寧に剃るとなると自己処理に時間がかかってしまいますし、肌が弱いとカミソリ負けをして肌を傷つけてしまうこともありますよね。
思っているよりも、カミソリでの自己処理は肌へのダメージが大きいです。頻度が多ければ多いほど肌荒れ・乾燥・色素沈着など肌トラブルのリスクを高めてしまいます。
カミソリの他にも、除毛クリーム・ブラジリアンワックスなどの自己処理方法があります。ただ、どれも少なからず肌への負担があり、肌が荒れてしまう原因になることも。
肌を傷つけずにツルツルの肌を保てるなら、永久脱毛はメリットが大きいでしょう。
ムレや匂いの改善が期待できる
永久脱毛をすることで、ムレや匂い、かゆみを軽減する効果が期待できます。
毛が生えていると汗の成分が毛に残りやすく、細菌が増えて臭いを強める原因になります。
またVIOは、生理時に蒸れやすく不快感を感じている女性が多いでしょう。
そのため、ムダ毛を処理することで「生理時に蒸れなくなった」「清潔感が保てる」など生活が快適になったという声も多いのです。
すべてツルツルにしなくても毛量が減るだけでも、私生活の快適さが格段に変わるでしょう。
肌トラブルが起きても安心
永久脱毛は医療機関で施術が行われるため、何かあったときはすぐに医師の診察が受けられます。
永久脱毛では非常に高出力のレーザーを用いるため、人によっては赤みやかゆみ、肌荒れが起きる可能性があります。
しかし、永久脱毛クリニックには医師や看護師などの医療従事者が在籍しているのが特徴です。
そのため、万が一のトラブルにも迅速に対応できます。永久脱毛は、安全性のある施術が受けられるのがおすすめポイントの一つです。
肌がキレイに見える
永久脱毛してムダ毛がなくなるだけでも、肌がキレイに見えるようになります。
ムダ毛を剃っただけだと、濃く太い毛はどうしてもポツポツと黒い点々が残ってしまいます。
永久脱毛をすると毛根が焼き切れてなくなるため、毛穴が引き締まってキレイに見えるのです。
また自己処理の頻度が減ることで、自己処理による黒ずみや色素沈着なども軽減できることから、より肌がキレイに見えるようになります。
コンプレックスが解消できる人もいる
永久脱毛をしたことで、コンプレックスが解消できたという人もいます。
「脇の臭いが気になる」「VIOが毛深い」「背中・うなじの毛が濃いと言われた」などムダ毛が悩みの原因になっている人も多いでしょう。
このような悩みも永久脱毛を行えば解消でき、自分に自信が持てるようになることも。
見た目がよくなれば気持ちにも余裕ができ、ファッションや美容なども心から楽しめるでしょう。
特に営業や接客業など人と直接関わる仕事をしている方には永久脱毛がおすすめです。
参考:大船T’s形成クリニック|永久脱毛とは?メリットデメリットやクリニック選びの注意点
永久脱毛の流れ|予約から施術まで
永久脱毛が初めての人は、安心してカウンセリングが受けられるように、予約前日までに当日の流れを押さえておきましょう。
カウンセリングを受けたからって絶対に契約しなくちゃいけないわけではありません。施術内容やプランに納得いかなければお断りしてOKです。
カウンセリングは店舗の雰囲気も味わえるため、いくつかのクリニックで相談したうえで契約するかを検討しましょう。
【まとめ】永久脱毛するなら医療脱毛クリニックへ!
この記事では、永久脱毛の仕組みや方法、効果などについて紹介しました。
- 永久脱毛とは:施術後に生えてくる毛の本数が長期的に減ること
- 永久脱毛ができる方法:医療レーザー脱毛・ニードル脱毛
- 永久脱毛に必要な回数や期間:5〜8回ほど/1年〜1年半
- 永久脱毛の値段相場:20〜25万円(全身脱毛5回の場合)
永久脱毛は、医療機関であるクリニックや病院でしかできません。永久脱毛ができるクリニックには、医師や看護師のような医療従事者がいるので、万が一の肌トラブル時にも安心です。
永久脱毛をするときはアフターケアをしっかり行ってくれるクリニックを選びましょう。
参考:共立美容外科|永久脱毛で後悔する?メリットとデメリットを正しく知ろう!