ジュベルックの危険性&デメリット|リジュランとの違いとは?

美容医療

ジュベルックの危険性

韓国で人気のジュベルックは、ほうれい線や目の下のクマ、毛穴の開きにボリュームを与え若々しい印象に導く薬剤。

しかし危険性やデメリットなどの悪い評判があるため、施術を迷っている方もいるでしょう。

内出血や痛みなど施術後のダウンタイム経過も確認しておくと、思いがけない後悔を防げますよ。

そこで今回はジェべルックの効果や口コミに加え、手打ち・ポテンツァなどの注入方法について詳しくご紹介します。

リジュランを同時に検討したい方に向けて薬剤の違いもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

この記事の監修医師
小林 亮太 先生
■経歴
2019年 鹿児島大学医学部 卒業
2021年 初期臨床研修終了
2021年 大手美容クリニック入局
2023年 美容クリニック院長
2024年5月 横浜(みなとみらい)で
新規開業の美容皮膚クリニック院長予定
■所有資格
・日本抗加齢学会
・日本美容皮膚科学会
・日本内科学会
・カスタマイズ治療研究会

ジュベルックの危険性とは?評判まとめ

ジェべルックは危険性があるのかを調査したところ、以下のような評判が多く見つかりました。

コラーゲン生成を促すジュベルックは鼻や頬の毛穴を引き締めたり、クレーターやニキビ跡、傷跡を目立ちにくくします。

韓国で人気のため日本でも注目されていますが、現状はまだまだ国内の導入院が限られています。

それでもジュべルックを試したい方は、危険性やダウンタイムも踏まえて検討したいですよね。

後ほど詳しくご紹介しますがジェべルックは比較的安全性の高い薬剤で、主なデメリットは一般的な注入治療と同じ程度。

施術後は1〜2年で水と二酸化炭素に分解されるため、安心して受けられると評判です。

痛みや内出血がある人もいますが、特別危険性の高い治療ではないですよ。

ジュベルックのデメリット

ジュベルックのデメリット

ジェべルックの主なデメリットは以下の3つです。

日本ではまだあまり知られていない薬剤なので、このような評判を聞くと不安ですよね。

それぞれの口コミをご紹介しながら解説します。

①ジュベルックは痛みがある?

ジュベルックは薬剤を注入する際に痛みが発生しますが、痛みの感じ方には個人差があります。

ジュベルックまじで痛かったな 一発は全然耐えれるレベルやけど何回も針ぶっさされるからもういつおわんねん許してくださいって感じやった 引用元:X-@niku_jaga3

手打ちジュベルック 痛みはさほど感じず!◎引用元:X-@seikei_30

施術方法によっても痛みが異なり、中でもドクターによる手打ち注射が一番痛みを感じやすいです。

麻酔で軽減されるのでほとんどの方が我慢できる程度だと考えられますが、どうしても心配な方は水光注射やポテンツァなどのマシンを使用した注入方法を選択しましょう。

1カ所ずつ手打ちで注射するよりも痛みが少なく、短時間で広範囲の施術に向いているのでおすすめです。

リジュラン痛すぎた…ジュベルックはまだ我慢できた… 引用元:X-@mikipon11

この口コミのようにリジュランと比較するとジュベルックの方が痛くないという方がほとんどだったぞ。

②内出血・腫れが起こる可能性がある?

ジュベルックは注入治療なので、ダウンタイムの症状としてまれに内出血や腫れが起こる場合があります。

ジュベルック手打ち受けたら顔中の内出血やばい!!!1ヶ月はフォトとかもできないっぽくて詰んだ… 引用元:X-@mikomi333

ジュベルック手打ちした場所が赤く腫れてるんだけど、、、 こんなダウンタイムの人見たことなくてパニック 引用元:X-@hadanayamiobake

手打ち注射の場合は注入した箇所に特有の膨疹が表れるため、施術直後から数時間は肌全体がボコボコとした状態になります。

時間経過によって治るのでとくに問題ありませんが、人によっては施術後のスケジュールを調整する必要があるかもしれません。

不安な場合は、水光注射で注入するとダウンタイムが少なくなるのでおすすめですよ。

③ジュベルックは日本での取り扱いが少ない?

ジュベルックは最新のスキンブースターなので、日本での取り扱いはまだ少ないです。

ジュベルックやりたい!!けど日本でやってるところ少ないし高い!!!!引用元:X-@rain818rain

料金が手頃な大手クリニックでは取り扱いがほとんどないため、限られたクリニックから探すのは難しく他の薬剤に比べて価格も高め

このようなことからクリニックが豊富で安い韓国でジュベルックを受ける方も多いようです。

日本でもジュベルックは評判がよいため、そのうち多くのクリニックで導入されるのではないでしょうか。

いつか国内で気軽にジュベルックを受けられるようになると嬉しいね。

ジュベルックの効果&良い口コミ

ジュベルックの効果

ジェべルックの効果や良い口コミは以下の4つです。

それぞれの口コミとともに、どのような効果が得られるかをご紹介します。

①毛穴の引き締め|鼻・頬にも◎

鼻周りや頬の毛穴は目立ちやすく老けた印象になるため、気になっている方が多いですよね。

ジュベルックはそのような毛穴の開きに効果を発揮し、つるっとした肌を手に入れることができます。

私の開き毛穴にはジュベルックが一番あってるな 引用元:X-@chiy12127

ジュベルックから1ヶ月。頬がほんとに綺麗 すっぴんの時ファンデーション塗ってるみたいと言われたし、写真を撮っても美肌加工したような肌感だし、満足度高い 引用元:X-@melongumichan

ジュベルックに含まれるPDLLA(ポリ乳酸)とヒアルロン酸によって真皮のコラーゲンやエラスチンの生成が促され、皮膚の内側からふっくらとしたハリが生まれます。

それによって毛穴が引き締まり肌がきめ細かくなるため、美しくなめらかな肌をゲットしたい方は試してみてください。

②ジュベルックボリュームはほうれい線に最適

ジュベルックボリューム(レニスナ)はほうれい線の改善におすすめです。

ほうれい線や目の下にヒアルロン酸を打つか迷ってる人に「ジュベルックボリューム」を全力でおすすめしたい 自分のお肌のコラーゲン生成が促される薬剤だから、自然にふっくらして本当のハリが生まれる。引用元:X-@ureshino_chan

通常のジュベルックに比べてジュベルックボリュームはPDLLA(ポリ乳酸)の濃度が高く粒子が大きいため、より深層の治療に適しています。

ほうれい線の他には頬のコケや、額・こめかみの凹みをカバーするなど、年齢とともに変化してきた輪郭を整える目的で使用されることも多いです。

持続期間も長いため、長期的な改善を狙うことも可能ですよ。

③クレーター・ニキビ跡・傷跡の治療におすすめ

ジュベルックはクレーターやニキビ跡、傷跡などの局所的な治療に適しています。

3回やって個人的には炭酸ガスレーザーよりクレーターに効果感じてる!引用元:X-@oitii_oitii

ジュベルックやって1週間経ったけど肌の凹みなくなって調子いいかもしれん….. しかもポテンツァより痛みないしニキビ跡には即効性ありそう 引用元:X-@tiffin_milk_

ジュベルックに含まれるPDLLA(ポリ乳酸)は、線維芽細胞を刺激して真皮の厚みを増やす働きがあり、施術後1〜2年にわたってゆっくりと吸収されるところが魅力です。

そのためヒアルロン酸注入のような一時的な肌改善ではなく、自らのコラーゲンを増やし根本的な改善を促します。

とくに手打ち注射のジュベルックは必要な箇所に必要な量を注入できるため、個々の肌状態に合わせてきめ細かく治療できますよ。

④目の下のクマ治療にもOK

目の下のクマが気になる方にもジュベルックは大変おすすめの治療法です。

目の下にジュベルックボリュームしてきた!  目の下にボリュームが自然に出たことによりシワも消えてクマも薄くなりました。引用元:X-@taremekawaiine

目の下の凹みにはジュベルック入れるだけで、若返ってみえるしめちゃくちゃ韓国人顔に近づける〜うれし〜卵みたい 引用元:X-@saya78953043

目の下のクマは人それぞれ原因が異なるため状態に合わせた施術を選ぶことが大切です。

ジュベルックは目の下にたるみが見られる方や皮膚が痩せてハリがなくなってしまった方にとくにおすすめ。

脱脂手術と併用した方が綺麗に仕上がる場合もあるため、まずはクリニックで相談してみよう。

韓国で話題の『ジュベルック』とは|ボリュームとの違いは?

ジュベルックは韓国の美容施術の中でも大変人気の薬剤です。

主成分はPDLLA(ポリ乳酸)で、非架橋ヒアルロン酸と組み合わせて使用します。

加齢によって衰えた皮膚の再生力をアップさせ、真皮のコラーゲンやエラスチンを自ら増やす効果が期待できます。

素肌のハリと弾力を引き出し、主に穴の開きを改善したりクレーターやニキビ跡などの凹凸改善に適応される治療。

単独での注入も効果的ですが機械を用いた注入施術とも相性がよく、互いの相乗効果を得られることも魅力だぞ。

ジュベルックボリュームは別名レニスナと呼ばれ、通常のジェべルックに比べてPDLLA(ポリ乳酸)が高濃度かつ粒子が大きいという違いがあります。

そのためジュベルックボリュームは皮膚に適度な厚みを出すことに優れており、粒子が大きいので持続期間も長いと言われています。

皮膚の表面的な悩みにはジュベルック、ほうれい線や額の凹み等を改善したい方にはジュベルックボリュームが最適です。

目的に合わせて選択することで、より理想的な仕上がりを目指せるでしょう。

ジュベルックとリジュランの違い|どっちがいい?

ジュベルックとリジュランの違いをご紹介します。

2つとも韓国で注目されている薬剤で注入方法も似ているため、どっちがいいか迷っている方も多いと思います。

肌の悩みに適応する薬剤を選ぶことが大切なので、以下を参考にしてみてくださいね。

ジュベルック リジュラン
主成分 PDLLA(ポリ乳酸) PN(ポリヌクレオチド)
主な効果 ニキビ跡・クレーター
毛穴・ほうれい線改善
目の下の小ジワ・たるみ
ハリ・潤いの改善
注入の相場 1ccあたり約4〜6万円 1ccあたり約3〜5万円
効果実感 1ヶ月後から 2〜3週間後から
回数・頻度 4週間ごとに3回 2〜3週間ごとに3〜4回
持続期間 約1〜2年 約半年

※上記は施術内容や肌質、クリニックによって異なります。

ジュベルックもリジュランもヒアルロン酸を含んでおり、ハリと弾力のある若々しい肌作りにぴったり。

どちらも肌の水分量を上げ自然なボリューム感を与える薬剤ですが、ジュベルックはより深層にリジュランは浅層の悩みに適しています。

肌状態や目的によっても異なりますので、医師にしっかり相談しながら最適な薬剤を選びましょう。

効果実感はジュベルックの方がゆっくりと表れますが、その分持続期間が長くコスパに優れています。

ジュベルックとリジュランは同時施術OK?

ジュベルックとリジュランは同時施術が可能です。

効果が現れるタイミングが異なるため、2つ同時に施術すると良いコンディションが長く持続します。

ただしどちらもヒアルロン酸やボトックスのように一般的に流通している薬剤ではなく、実際に同時施術できるクリニックは少ないでしょう。

ジュベルックとポテンツァの違いは?

続いて、ジュベルックとポテンツァの違いをご紹介します。

ポテンツァ自体は美肌治療の機械なので、ここではポテンツァの専用薬剤であるマックームとジュベルックを比較してみましょう。

ジュベルックとマックームはどちらもポリ乳酸が主成分で、適応する悩みがよく似ています。

ジュベルック マックーム
主成分 PDLLA(ポリ乳酸) PLLA(ポリ乳酸)
施術方法 手打ち・ポテンツァ
水光注射
ポテンツァ
主な効果 ニキビ跡・クレーター
毛穴・ほうれい線改善
ニキビ・クレーター
毛穴・肝斑・赤み改善
注入の相場 1ccあたり約4〜6万円 約10万円前後
効果実感 1〜2ヶ月後から 1週間後から
回数・頻度 4週間ごとに3回 4〜6週間ごとに3〜5回
持続期間 約1〜2年 約半年〜1年

※上記は施術内容や肌質、クリニックによって異なります。

マックームに含まれるポリ乳酸をポテンツァで導入することでニキビ跡やクレーターなどの難しい治療が可能です。

ジュベルックもこれらの悩みに適していますが、それに加えて日本の厚生労働省にあたる米国FDAと韓国KFDAの承認を受けているため、安全性が高く局所注射ができることも魅力。

特定の悩みがある方やマックームで満足できなかった方は、ジュベルックがおすすめだぞ。

ジュベルックの値段|韓国・日本の違い

ジュベルックの日本での値段相場は、1ccあたり約4〜6万円です。

一方美容施術が安い韓国では、ジュベルック1ccあたり1万5,000円程度のクリニックもあります。

日本とは違い非常に手頃な値段で受けられるので、施術のために韓国へ行く方も多いですよね。

国外では施術に伴うリスクだけではなく、以下のようなトラブルが起こる可能性もあるため十分注意しましょう。

  • 日本語が通じない
  • 渡航費や宿泊代が必要
  • 副作用が出た場合相談しにくい
  • アフターフォローを受けられない

お得にジュベルックを受けたい方は、注意点を踏まえて検討してみてくださいね。

韓国では万が一のトラブルを避けるために、最低限の下調べと日本語通訳に対応したクリニック選びが大切。初めて施術を受けるなら日本のクリニックがおすすめですよ。

ジュベルックの効果はいつから?経過・持続期間まとめ

ジュベルックの効果がいつから得られるかというと、コラーゲンが生成される1〜2ヶ月以降です。

▼施術後の経過と効果の目安

1〜2ヶ月 効果実感 ハリ・弾力・潤いの改善
3〜6ヶ月 効果のピーク 毛穴の開き・ニキビ跡改善
6ヶ月〜1年 肌質改善 クレーター・傷跡の改善
1〜2年 効果持続 良好なコンディションを保つ

※上記は施術内容や肌質、クリニックによって異なります。

最初に効果を実感した後もポリ乳酸が皮膚の中に長く留まり、線維芽細胞にアプローチし続けます。

経過とともにニキビ跡やクレーターなどの深い悩みも徐々に変化が見られるでしょう。

また、ジュベルックの効果は最低でも1年、長い方で2年程度持続します。

定期的に継けたい場合は、効果がなくなる1年おきくらいで再度治療することがおすすめです。

ジュベルックは何cc必要?

ジュベルックの注入量は悩みの状態によりますが、全顔で3cc程度です。

▼ジュベルックの注入量目安

全顔 3cc
全顔+首 6cc
局所的な悩み 0.5〜1cc

※上記は施術内容や肌質、クリニックによって異なります。

局所的な悩みとは、クレーターやニキビ跡などの凹み、目の下のクマなどが該当します。

詳しくはカウンセリングでご確認ください。

ジュベルックの間隔・頻度は?

ジュベルックの施術頻度は、1ヶ月おきの間隔で3回(=1クール)がおすすめです。

よい状態を持続させたい場合やさらなる効果を求める方は、1年おきに1クール施術すると長期的な肌質改善効果が見込めます。

ジュベルックの主な注入方法

ジュベルックの注入方法

ジュベルックの注入方法は主に3通りあります。

同じジュベルックでも施術方法が違うと効果の出方や経過が異なります

悩みに沿った施術方法をセレクトして、ジュベルックの効果を最大限に体感してくださいね。

①手打ち注射

手打ち注射のジュベルックは、安全性の高いポリ乳酸ならではの注入方法です。

ドクターの手作業で悩みに対してダイレクトに注入するため、部位に合わせた深さや注入量を細かく調整でき、満足度の高い仕上がりを叶えられます。

デメリットは機械で注入する時に比べてやや痛みが強いということ。

信頼できる医師に任せたいという方は、ぜひ手打ち注射のジュベルックをお試しください。

②ポテンツァなどの医療美容機器

ジュベルックはポテンツァやシルファームなどの医療美容機器での注入も可能です。

導入薬剤としてジュベルックを使用した場合、機械によるメリットも得られるため相乗効果が期待できます。

ポテンツァの場合、マイクロニードルと高周波RFによるWの肌再生促進効果に加え、ドラッグデリバリーシステムで効率よく薬剤を届けます

クレーターの数が多い方は全体的にポテンツァとジュベルックで治療したあと、足りない箇所にジュベルックの手打ち注射で補填するのも◎ですよ。

③水光注射

ジュベルックの水光注射は、真皮の広い範囲へ均一に注入したい場合に適しています。

さらに機械で注入していくため短時間で施術が完了し、針が極細で痛みが穏やかなところも魅力。

特定の悩みよりも顔全体のハリツヤを改善したい方、潤い感のある肌を目指す方におすすめの方法です。

ジュベルックのダウンタイム・副作用

ジュベルックのダウンタイムは少なく、ほとんどの場合は施術後数時間程度です。

主な副作用は以下のような症状になります。

  • 痛み
  • 赤み
  • 腫れ・むくみ
  • 内出血

手打ち注射やジュベルックボリュームは、通常よりもやや副作用が出やすくなる可能性があるためご注意ください。

ダウンタイム期間が取れない方、痛みが苦手な方はポテンツァや水光注射によるジュベルックがおすすめです。

ジュベルックは施術後1〜2年くらい時間をかけて水と二酸化炭素に分解されるぞ。肌の中に残らず、しこりや不自然な凹凸ができる心配がないのも嬉しいポイントだ。

注入治療の中でもダウンタイムやリスクが少なく効果が持続しやすいため、ジュベルックなら忙しい方でも気兼ねなく治療できます。

20〜30代に多いクレーターの悩みから、年齢とともにコラーゲンが不足する大人の肌悩みまで、幅広い年代の方におすすめですよ。

ジュベルックが気になる方は、ぜひ一度お近くにクリニックを探してみてくださいね。

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