これからムダ毛が気になる季節に差しかかりますね。
夏の時期の脱毛において、日焼けについて気になったことはありませんか?
- これから脱毛に通おうと検討している人
- すでに脱毛に通っている人
この記事では、医療脱毛と日焼け対策についてご紹介。
脱毛期間中の日焼けが心配不安なあなたは、この記事を読むことで、脱毛に通う不安を少しでも解消していきましょう。
目次
脱毛NGな日焼けの目安はどのくらい?
脱毛サービスを受けるにあたっては、日焼けに注意しなければなりません。
「脱毛NGとなるのは、どの程度の日焼けなのか」気になるところですね。日焼けの目安をまとめました。
明らかに日焼けしているレベルはダメ!
クリニックでの日焼けの判断は、原則として目視確認によって行われます。「日焼けしている」と見える状態は、脱毛を断られる可能性があります。
日焼けして、肌の色が赤くなっていたり、黒くなっている状態は明らかにNGです。
外部の刺激に敏感な状態の肌に照射をすると、シミや色素沈着などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
「UV-A」と言われる紫外線は波長が長く、雲やガラスも透過して室内や日陰にも届くため「生活紫外線」と呼ばれます。
人の肌に当たる紫外線の9割がこのUV-Aであると言われているので注意が必要です。日常生活でも、日焼けをする可能性があることに注意しましょう。
参考:エミナルクリニック・日比谷ヒフ科クリニック
脱毛する部位以外ならOK
脱毛する部位に関係ない箇所であれば、日焼けを気にする必要はありません。
しかし、照射する部位が日焼けをしている状態だと、肌トラブルや痛みが出ることもあります。
全身脱毛をしている場合、日焼けをしている部位は施術が受けられなくなる可能性があるので注意しましょう。
参考:エミナルクリニック
日焼けの回復には3ヶ月程度かかる
日焼けした部位は、施術を受けられないため、次回の施術に調整する必要が出ます。
さらに、日焼けの回復期間を待ってからの施術になるため、脱毛に通う期間も長くなる可能性も。
日焼けは自然回復であれば、夏は約3ヶ月かかります。
日焼けをすることのないvioに関しては特に心配ありませんが、日焼けをしやすい部位には日頃から気をつけることが大切です。
目で見て大丈夫だと判断される程度の日焼けに留めておくように。
特に、顔や腕などの箇所は念入りに日焼け対策を行う必要があります。
施術を受けたい部位については、施術予定日の3ヶ月前からは日焼けしないようにしましょう。
参考:エミナルクリニック
脱毛中の日焼けがNGな理由を解説
これからの季節、脱毛の不安と言えば「日焼け」です。脱毛期間中は、日焼け対策が必須です。
脱毛中の日焼けは肌トラブルのリスクが高くなり、もしかしたら脱毛の施術が受けられなくなる可能性も。
脱毛中の日焼けがNGな理由をご紹介していきます。
肌トラブルの原因になる
日焼けした肌への施術は、肌トラブルの原因につながります。
日焼けした皮膚は紫外線のダメージを受けて火傷している状態。そこにレーザー光を照射することで、さらに皮膚が焼けてしまい赤みを帯びてしまいます。
ひどいときは色素沈着のようなシミが残ってしまう危険性も考えられます。
参考:エミナルクリニック
メラニンに反応して効果が半減する
日焼けによって、メラニン色素が沈着して色が濃くなった肌に照射すると、メラニンに反応して脱毛の効果が半減。
紫外線が肌に当たることで、体内で活性酸素が増加するのです。そこで活性酸素の増加を食い止めるため、メラニン色素を生成します。
このメラニン色素を生成するメラノサイト細胞があり、皮膚が紫外線を浴びることで、メラノサイトのメラニン合成が活性化。
そのため、強い日差しを浴びると、メラニン合成が活発になり、肌の色が黒くなるのです。
医療脱毛の機械は黒色に反応する特性があり、ムダ毛の黒い色素に反応して脱毛効果を発揮するのです。
そのため、日焼けした黒い肌の状態では、肌にもライトが反応してしまいます。
肌が黒いと無駄に皮膚に照射され、脱毛効果も下がってしまうことに注意しましょう。
参考:エミナルクリニック
痛みを感じやすくなる
日焼け直後の肌はダメージを受け、いつも以上に敏感になった状態です。
日焼けをすると、乾燥し肌の水分が奪われることで、脱毛の熱エネルギーが肌全体に伝わりやすくなります。
また、脱毛のライトを照射すると、ムダ毛のメラニンが反応して熱が発生します。日焼けによるメラニンも、毛のメラニンと同じもののため、同様に熱が発生。
そのため、日焼けした黒い肌に照射をすることで、より痛みを感じやすい状態になるのです。
普段よりも痛みが強くなり、日焼けしてダメージを受けている肌に、さらにダメージを与えることになりかねません。
参考:エミナルクリニック
脱毛前に日焼けしないための4つの対策
脱毛する箇所の日焼けは原則NGなため、日焼けをしないための対策をする必要があります。
特に夏になると日常生活で受ける紫外線や、遊びやレジャーで受ける紫外線の量が自然と多くなりきちんと対策することが大切です。
日焼け対策の方法を詳しく解説していきます。
日焼け対策①紫外線が強い時間帯は外出を控える
紫外線に当たる時間を、極力少なくすることで日焼けを防げます。特に、日中の日差しが強い時間帯は要注意です。
1日のうち紫外線量がピークを迎えるのは正午ごろになります。その前後2時間も紫外線が強い時間帯とされています。
10〜14時の間を避けて、紫外線が少ない夕方以降に外出することを心がけましょう。
紫外線は春から強まり、夏場にかけて量が増加します。夏だけではなく、春から本格的にケアをしていきましょう。
生活紫外線といわれる「UV-A」は、すぐに炎症を起こしたり、肌が黒くなることはありません。
しかし、UV-Aはじわじわと皮膚の奥に浸透してきます。日常生活でも、できるだけ紫外線に当たらないようにしていきましょう。
参考:表参道メディカルクリニック
日焼け対策②脱毛する時期を夏以外にする
夏はレジャーが多くなる季節ですよね。「レジャー紫外線」といわれる「UV-B」は、肌の炎症を引き起こします。
肌が黒い状態になるので、脱毛に影響が出る可能性があります。こまめに日焼け止めを塗っていても、日焼けを防げないことも。
しかも、海やプールは日焼けの可能性がさらに高くなります。
じつは、砂浜や水面の”照り返し”によって紫外線量は20%ととても多いのです。
そのため、夏のレジャーを楽しみたいあなたは、脱毛する時期を「夏以外」に選ぶことも視野に入れましょう。
どうしても脱毛を受けたい場合は、必要以上に外出しないように気をつけることが大切です。
参考:シンデレラ&ダヴィンチクリニック
日焼け対策③飲むタイプの日焼け止めを活用する
飲むタイプの日焼け止めがあることをご存知でしょうか?
日焼け止めの「毎日塗るのが大変」「塗り直しが面倒」など、面倒なところを解消してくれます。
ドラッグストアなどで販売されています。
「飲む日焼け止め」にはさまざまな成分が含まれているため、飲む日焼け止めを選ぶ際は、以下3つのポイントで商品を比較すると良いでしょう。
- 抗酸化成分が含まれているか
- ビタミンB郡が含まれているか
- 飲み続けられるか
ただし、肌に直接塗らない分、即効性が弱い傾向があります。
日焼け止めと同等の効果を得ることは難しいため、日焼け止めとの併用がおすすめ。
このため、十分な日焼け止め効果を発揮するには、安定して長期的に服用し続けなければいけない点で注意が必要です。
日焼け止めと一緒に使用することで、より日焼けを防ぐことが期待されます。
国内で流通している飲む日焼け止めの多くは、植物などから抽出された天然成分で作られていて、主成分は天然成分のため、副作用はほとんどなく安全に服用が可能です。
しかし、サプリメントなので注意する点もあります。
商品によっては含まれる成分にアレルギーがある場合は注意が必要です。
妊娠・授乳中の人や、持病があって薬を飲んでいる人は、念のために控えるか、かかりつけ医に相談するほうが安心です。
参考:日比谷ヒフ科クリニック・ダリアスキンケアクリニック
塗るタイプの日焼け止めに注意!
日焼け止めクリームを使用することで、日焼けを止める効果があります。
- 通勤などの日常の外出の場合は、PA+~++SPF30程度
- 強い日差しの中長時間外にいる場合は、PA++++SPF50+程度
など、状況に合わせて日焼け止めを使い分けます。
しかし、効果が強いということは、その分だけ刺激が強い成分が含まれがちです。
肌への負担がかかるため、メーカーの推奨量を肌に塗りましょう。
参考:レジーナクリニック
日焼け対策④日焼け防止グッズを活用する
どうしても外出しなければならないとき、サンバイザーや日傘、帽子など、肌の露出を防ぐアイテムを身につけましょう。
日焼けを防ぐには、直接紫外線に当たらないようにすることが大切です。肌の露出を防いで、紫外線から避けることで日焼けを防止できます。
日焼け止めのように肌に塗るものではないので、肌への負担や肌トラブルを気にすることもないですね。
また、最近では「UVカット」の洋服も売っています。
服を着るだけで多少のUVカットは見込めますが、実際のUVカット効果は色や材質によって大きく変わってきます。
あくまでも紫外線を防ぐグッズだと思って、上手に活用していきましょう。
参考:エミナルクリニック
脱毛期間中に日焼けしたときの
対処法を紹介
先ほどご紹介した日焼け対策を行っていても、日焼けをしてしまうこともあります。
そんなとき、焦らずにすばやく日焼け後のケアをすることが大切です。なるべく早めに日焼けした肌を回復させていきましょう。ここでは日焼けをしてしまったときの対処法をご紹介します。
保湿ケアしっかり行う
日焼けした肌の状態は、角層から水分が失われて肌が乾燥してしまいます。
赤みや痛みが落ち着いたあとのケアとして、しっかりとした保湿が必要に。皮が剥けているときは、肌の水分が失われ乾燥状態に。
紫外線が皮膚のバリア機能にダメージを与えるからです。この「皮膚のバリア機能」には肌の水分を逃さないよう守る作用があります。
日焼けをすることで皮膚のバリア機能の低下を招くため、肌の水分を保持できなくなるのです。
このため、日焼けした肌には、化粧水などで肌の水分を補給する必要があります。
化粧水の使用量が少ないと、うるおいが十分にいきわたらないため、適量を守って使うようにしましょう。
参考:シオノギヘルスケア|紫外線(UV)による 肌トラブルの対策は?
日焼け部分を冷やす
日焼けした肌は「やけど」と同じ状態になります。
日焼けした部分を冷やして、ほてりを鎮め、炎症の進行を止めましょう。
冷やす方法は、主に以下の3つの方法があります。
- 流水で冷やす
- 濡れタオルで冷やす
- 氷や保冷材で冷やす
氷や保冷剤で冷やすときは、タオルに包んで使用してください。
冷たすぎると肌への刺激になってしまいます。優しく冷やすように心がけましょう。
どの方法も自宅でできる方法なので、日焼けしたあとはすぐに冷やしてくださいね。
参考:肌育研究所
美白アイテムを活用する
肌が落ちついてきた後は、美白アイテムを活用して、肌の白さを元の状態に戻していきましょう。
いつものスキンケアを加えて、美白効果のある美容液やマスクを積極的に取り入れるのが良いです。
そうは言っても、「美白アイテムは高い」というイメージがありますよね?
まずは、化粧水や乳液などの普段のスキンケアアイテムから取り入れる方法がおすすめです。
美白アイテムは、肌の白さだけでなく、日焼け後のシミやそばかすの予防にも繋がります。
肌を綺麗に保つためにも、積極的に取り入れていきましょう。
参考:和歌山県薬剤師会|日焼け対策と美白化粧品について
ビタミンCを積極的に摂取する
ビタミンCには、抗酸化作用があります。強い日差しを浴びるとメラニン合成が活発になり、肌の色が黒くなります。
この「抗酸化作用」には、生成されたメラニンを還元する作用もあるので、日焼けからの回復を早める効果が期待できます。
また、ビタミンCは「活性酸素」を必要以上に作らせない働きがあります。
活性酸素とは、紫外線に当たることで体内で増え、メラニン合成が活発になる物質です。
メラニン合成を防ぐためにも、日頃からビタミンCを摂ることで日焼けを最小限に防ぐことにつながります。
ビタミンCは化粧品類で外から摂取するだけでなく、食べ物やサプリメントで内からも摂取することも大切です。
引用:スキンクリニック研究所
日焼けが落ち着くまで待つ
日焼けが落ち着くまで待ってから施術を行いましょう。
日焼けした状態の肌で施術を行うことで、肌トラブルにつながる可能性もあります。
日焼けの色が抜けてある程度、元に戻るまでは施術は延期することで、安心して施術を受けられます。
目安として、脱毛前後は2週間の日焼けに注意しましょう。
毎日しっかりと紫外線対策をすることは大変ですが、脱毛予定のある前後2週間は、特に紫外線対策することを心がけること!
日焼けOKのクリニックもありますが、日焼けの程度や機械によっては脱毛できない場合があるので、まずはクリニックに確認してくださいね。
参考:MEN’S DAVIDE
脱毛後の日焼けもだめ!
ここまでは脱毛前の日焼けケアに関してご紹介してきました。「日焼け対策は脱毛前だけで良い」と思っている方もいいのではないでしょうか?
じつは、「脱毛直後の日焼け」にも気をつける必要があります。脱毛前はもちろんですが、脱毛後の2週間のケアも大切です。
お手入れによってダメージを受け、敏感になった肌を休めるためにもしっかり日焼け対策が必要となります。
脱毛後の日焼けについて、大切なポイントをお伝えします。
肌トラブルを引き起こす
脱毛直後の日焼けは、シミや色素沈着といった肌トラブルを起こすことがあります。
脱毛後の肌は、ダメージを受けている状態です。
毛根に集中的に光を当てる光脱毛と、毛を焼き切るレーザー脱毛は、どちらも周辺の皮膚も多少は影響を受けてしまいます。
光脱毛で使用するレーザー光も紫外線も、目に見えないだけど本質的には同じものです。
施術後に日焼けをしたとしても、施術前と同様に、肌の乾燥や赤み、黒ずみやシミなどの肌のトラブルが発生しやすくなります。
最後の施術が終わったあとであっても、直後は肌を保湿などで適切にケアを行い、日焼けさせることは控えましょう。
参考:エミナルクリニック
次回の脱毛が受けられなくなることも
施術直後に日焼けしたところで、次の施術までには回復が間に合わず、施術を受けられない可能性があります。
日焼けした肌が元の状態に戻るには、最低でも1ヶ月は必要です。
肌には「ターンオーバー」と言われる「新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちるサイクル」があります。
紫外線を浴びた肌は「ターンオーバー」の作用で新しい皮膚と入れ替わることにより、日焼けする前の元の肌の色に戻るでしょう。
そのため、できるだけ1ヶ月おきに期間を空けて、次回の施術を行うことが必要です。
脱毛を行うスケジュールに影響を与えることがあるため、日焼けしてしまった場合はできるだけ早く医師に相談してください。
日焼けした肌でも受けれるコースなのか確認し、次回の予約、回数などサロンやクリニックに問い合わせして確認してくださいね。
参考:エミナルクリニック
脱毛中の日焼けに関するよくある質問
脱毛期間中は、日焼け対策が原則です。脱毛と日焼けについて、よくあるご質問と回答をご紹介します。
脱毛について悩みがあるあなたは、ぜひチェックしてみてくださいね!
日焼けしたら脱毛はできないんですか?
日焼けをしている部位を避けることで、「日焼けしていない部位のみ」を施術することは可能です。
また、施術の際に出力を下げて照射できる場合もありますが、日焼けが広い場合、当日の施術が断られるケースも。
施術を断られるとキャンセル料が発生してしまうこともあるため、事前に問い合わせて確認してみましょう。
自分で日焼けの程度を判断するのは難しいので、スタッフに相談してから施術を受けることがおすすめです。
参考:エミナルクリニック
日焼けがOKな医療脱毛レーザーはある?
メリット | デメリット | |
---|---|---|
医療脱毛 蓄熱式 |
痛みが少ない 完了までの期間が比較的短い 半永久脱毛の効果 アトピー肌や敏感肌でも施術可能 |
すぐに効果を実感しにくい 導入しているクリニックやサロンが 少ない データが十分ではない |
サロン脱毛 SHR式 |
痛みが少ない 施術時間が短い 短期間で効果が得られる 日焼け肌でも脱毛できる |
効果を実感しにくい 実績が少ない 導入しているクリニックが少ない |
参考:GLANZ CLINIC、JENNY CLINIC
日焼けがOKな医療脱毛レーザーは「蓄熱式」です。
蓄熱式もメラニンに熱を加える方式ではあるのですが、低出力で脱毛を行うことが特徴です。
そのため、日焼け肌でもやけどなどのリスクが低く、対応可能な場合があります。
色黒の方や色素沈着した部位の脱毛がしたい方にもおすすめです。
ただし、日焼けOKとはいえ、日焼け直後の肌や日焼け度合いによって対応が異なります。
日焼けへの対応はクリックにより異なるため、無料カウンセリングで脱毛の可否は確認しましょう。
効果や料金、自分の肌に合うのか確認して、最適の脱毛方法を選ぶことが大切です。
参考:エミナルクリニック
日焼け肌OKな脱毛方式【医療脱毛・サロン別】
医療脱毛の蓄熱式レーザーとは
画像引用:ジェニークリニック
蓄熱式のダイオードレーザーとは、医療脱毛用のレーザーの一種です。
レーザーにはさまざまな種類があり、波長の長さによって反応する色や物質、照射方法が異なります。
特徴としては、いろいろな毛質・肌質に対して脱毛効果が期待できるレーザーです。
産毛から濃い毛、日焼け肌・色黒肌に対しても照射できます。
毛根より皮膚の表面に近い部分にある「バルジ領域」がターゲットです。
バルジ領域は、毛の元になる細胞を増やす毛包幹細胞や、毛の色素の細胞を増やす色素幹細胞がある部分、毛根より低い温度で破壊することができる特徴があります。
そのため、蓄熱方式の場合、熱破壊方式と比較して低温で済むのです。
熱破壊式レーザーに比べて効果が出るまで時間がかかりますが、痛みや肌へのダメージは少なくなります。
参考:iCクリニック
サロン脱毛のSHR方式とは
画像引用:メンズラココ
SHR脱毛(蓄熱式)と呼ばれる方法です。
SHR脱毛では、毛根ではなく発毛を促す「毛包」にアプローチする脱毛方法です。
SHR脱毛は、毛根を包み込んでいる毛包全体に対して、弱い熱を繰り返し当てます。
すると「バルジ領域」という発毛の指令を出す部分がダメージを受けて、徐々にムダ毛が少なくなっていくというのが、SHR脱毛の仕組みです。
SHR脱毛は、60~70℃ほどの熱を広範囲に照射するため、痛みが感じにくいようです。
部位によっては、じんわりと温かい程度と感じる人も多いです。黒っぽい肌に光を照射しても肌荒れするリスクが少ないです。
参考:STLASSH
脱毛中の日焼けで施術を断られることもある?
サロンによっては「危険」と判断されて、施術を受けられなくなることがあります。
光脱毛はレーザー光を当てるので、肌へのダメージを受けます。
日焼け直後だと肌が敏感になっているため、肌トラブルが起こりやすくなるからです。
しかも、日焼けの影響はすぐには抜けないため、場合によっては、2ヶ月から3ヶ月の回復期間を設けられることも。
それまでの間は、脱毛サービスを受けられなくなることもあります。
サロンに日焼けした状況を説明して、施術を受けることが可能か確認してみましょう。
参考:エミナルクリニック
脱毛当日の日焼け止めは可能ですか?
日焼け止めを塗ったままでは、施術を受けられません。
日焼け止めの成分は毛穴に詰まりやすい特徴があり、脱毛器のレーザーが毛根まで届かず、脱毛効果が低下する恐れがあるからです。さらに肌トラブルの原因となる場合も。
施術当日は日焼け止めは使用せずに、日傘や帽子を利用して紫外線対策をしましょう。
また、医療脱毛後は、肌が刺激に敏感な状態です。紫外線を浴びることで肌トラブル以外にも、色素沈着などのシミトラブルも起こりやすくなっています。
そのため、脱毛後約1週間程度は紫外線から肌を守るようにしましょう。
参考:エミナルクリニック
脱毛中の日焼けについてまとめ
脱毛に通うあたり、日頃からしっかりと日焼け対策をお肌のケアをすることで脱毛の効果が期待されます。
脱毛の前後に限らず、脱毛期間中に日焼け対策も同時に行うことをおすすめします。
もし、日焼けしてしまってもアフターケアをして、肌トラブルを抑えることが大切です。
日焼けによる肌トラブルを防ぐことで、脱毛効果を高めることにもつながります。
あなたも脱毛できれいな肌を手にいれましょう!