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2020.06.18知識

HIFUの効果が期待できる部位って?悩みができる原因と解消法

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

昨今、美意識が高い方から人気を集めている「HIFU」。

リフトアップやシワに効果的というざっくりとした効果は徐々に広まってきていますが、実際にどのような仕組みで肌悩みにアプローチしているかはなかなか知られていないものです。

また、HIFUを受けることによって効果が期待できる部位の肌悩みは、一体どのような原因で生じてしまっているのでしょうか。

そこで今回は、HIFUによって効果があるといわれている部位において、その悩みができる原因とHIFUによってどのように改善されるのかについて、ご紹介していきます。

HIFUがアプローチしてくれる悩み①たるみ

HIFUによって効果が期待できるひとつの肌悩みに、たるみがあります。

◇たるみの原因

たるみの原因はいくつかあると言われています。

①筋肉の衰え

まずは筋力の衰えです。

年齢を重ねるにつれて、全身の筋力は落ちていくものです。段々と体力が落ちてしまったと実感している方が多いのではないでしょうか。

全身の筋力と同じように、顔の筋力も落ちていきます。皮膚と皮下組織の下には、表情筋と呼ばれる小さな筋肉が数多く存在しており、それらの力が低下することがたるみの原因のひとつです。

②表情のクセ

表情のクセも、たるみを作る原因のひとつだといわれています。

自分では意外と気づかないものですが、実は顔の筋肉のうち7割は、日常的に動かしていないのです。表情には一人ひとりクセがあり、動かしていない筋肉はその状態のまま凝り固まっています。

また、表情のクセによって全く動かしていない筋肉もあれば、クセによって日常的に力が入ってしまっている部分もあります。眉間にシワを寄せるクセがついてしまっている人は、皺眉筋という眉の上の筋肉や目の周りにある眼輪筋が凝り固まりやすくなっています。ずっと力を入れていると筋肉は大きくなり、それに伴い皮膚が引っ張られることで、たるみが起きてしまうのです。

③乾燥

乾燥もたるみにつながるといわれています。

年齢を重ねるにつれて乾燥が進むと、皮膚の新陳代謝が落ち、角層が溜まりやすくなってしまいます。角層が溜まると余計に乾燥が進み、それが肌の弾力低下につながり、たるみを引き起こしてしまうのです。

④老化

単純に、老化によってたるみが起こることも大いにあります。

肌を支えることにおいて大きな役割を果たしている「アンカー」。このアンカー(=縦の線維からなる突起状の構造体)を形作っている細胞が、加齢によって減少してしまい、肌を支える力が弱まることでたるみが起きてしまうといわれています。

⑤首回りや肩の凝り

現代の電子機器に囲まれた生活では、首回りや肩に凝りを感じている人が多いはず。放っておくと、それもたるみの原因になるといわれています。

首・肩周りの筋肉が緊張状態になることで、顔がむくみ、それを改善しないまま放っておくと顔のたるみとして定着してしまうのです。

◇HIFUがどうやってたるみを解消してくれるのか

HIFUは、そんなさまざまな原因から生じるたるみにアプローチできます。

HIFUを照射することでSMAS筋膜に直接作用しコラーゲンの収縮を起こすため、たるみの根本的な原因となる部分を土台から引き締めることが可能です。

即効性はもちろん、施術を受けてから徐々にリフトアップする実感を味わえるでしょう。

HIFUがアプローチしてくれる悩み②シワ

HIFUはたるみだけではなくシワにもしっかりアプローチしてくれます。

◇シワの原因

シワの原因もいくつかあるといわれています。あなたは、どれに当てはまるでしょうか。

ひとつが乾燥です。乾燥を放っておくと肌の表面にできる表皮ジワへとつながってしまいます。

ふたつ目は、加齢や紫外線ダメージです。これらは表皮ジワよりも深いところにある真皮ジワの原因になってしまうといわれています。

3つ目が表情のクセです。よく笑う人は目の周りにシワができやすいといわれていますが、これは表情のクセによって生じる表情ジワに当たります。

シワと一口にいってもさまざまな原因があることがわかりますよね。

◇HIFUがどうやってシワを解消してくれるのか

HIFUは、カートリッジを変えることで、たるみから小さなシワの改善まで効果を発揮してくれるのです。

目の周り、口周りの小じわが気になる人は、深さ2.0mmのアイシャドウHIFUがぴったり。

アイシャドウHIFUは、皮膚が薄い部分にしっかり照射できるカートリッジなので、小じわを改善するだけではなくアイリフト効果も得られるのが特徴です。

目の周りの眉下や目の際まで施術が可能なので、乾燥や摩擦によってできてしまった目元・口元ギリギリのシワにも対応できるところがポイント。

照射の深さを変えることで、目元の小ジワや口元のほうれい線などといった部位に浅く照射し引き締めが可能です。

HIFUがアプローチしてくれる悩み③肌

HIFUは、肌悩みにも効果が期待できるといわれています。

◇肌悩み(毛穴の開き・くすみ)の原因

毛穴の開きやくすみは、毎日メイクをするうえで避けては通れない悩みですよね。では、なぜこれらの悩みが生じてしまうのでしょうか。

ひとつは、皮脂の過剰分泌が原因にあります。ふたつ目の乾燥ともつながりますが、肌は乾燥していると察知すると、皮脂を分泌する仕組みになっています。そのため、乾燥を放っておくと、肌を潤わせようと過剰に皮脂を分泌してしまうというわけです。

そして、洗いすぎによる乾燥も、毛穴の開きやくすみの原因になります。必要な皮脂まで根こそぎ落としてしまうと、皮脂を分泌しようとする働きが活発になってしまうので、自分の肌にあった洗浄力のクレンジングや洗顔フォームを使用するようにしましょう。

また、たるみによって毛穴の開きが目立っているという原因もあります。しずくのような楕円型の毛穴は、加齢によるたるみが原因と考えていいでしょう。

◇HIFUがどうやって美肌を作ってくれるのか

HIFUはたるみに効果的に働きかけてくれることは先ほどお話しました。

HIFUによってSMAS筋膜に直接作用したるみを解消することで、自然と毛穴の開きが解消されるでしょう。肌が引き締まることで、明るく健康的な表情が手に入るはずです。

リアラクリニックのHIFUで悩みを解消しよう

名古屋にあるリアラクリニックでは、たるみ・シワ・肌悩みに効果が期待できるHIFUの治療を受けられます。

リアラクリニックのHIFUにはいくつかのコースがあり、自分に合った種類を見つけることが大切です。

顔全体をリフトアップし、ハリをもたせたい人には「ソノクイーン全顔」がおすすめ。目元のたるみ・しわ取り・リフトアップにアプローチしたい人には「ハイフアイリフト4D」がぴったりです。さらに強力なリフトアップを求めている人におすすめなのが「ハイフリフト4D」。

自分にどのコースが合っているかわからないという人は、カウンセリングにて相談することをおすすめします。

また、リアラクリニックには韓国発のHIFU機器である「ソノクイーン」が導入されています。日本人の骨格や肌質に合わせて作られたマシーンなので、他の機器よりも痛みが少ないというメリットがあります。痛みに弱い人でも安心して受けられるでしょう。

もしものことがあっても、リアラクリニックには専門的な知識を持った医師と看護師が在籍しているので、迅速な対応をしてもらえるという安心感があります。メスを使わないとはいえ、治療は治療です。トラブルを避けるためにも、プロがいる信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。

不安な点は全てカウンセリングでじっくり聞いてくれるので、気になる人は一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修医師

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楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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