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2022.05.03ワキガ治療

ワキガ治療で手術しない方がいいのはどんな人?切らない治療も解説

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

ワキガ治療は「切るワキガ手術」もしくは「切らないワキガ治療」のどちらかを選択することになります。切らなくてもワキガを治せるのなら、わざわざ手術を選ぶ必要はありませんよね。手術を選択しない方がいいのはどんな人なのか、また、切らないワキガ治療がどんなものなのかを合わせて解説します。

目次

1.ワキガ手術と切らないワキガ治療は何が違うの?

「ワキガ手術」と「切らないワキガ治療」では、手術の方法だけでなく、その後の生活への影響や保険適用の有無などに違いがあります。

1-1.ワキガ手術

ワキガ手術は、ワキガの臭いの元であるアポクリン汗腺を切って取り除く治療方法です。保険が適用されるワキガ治療で、費用はだいたい2万~7万程度です。

手術を受けた後にはほとんど臭いが気にならなくなるため、ワキガを根本的に治したいと考えているなら手術が適当でしょう。

しかし、臭いの程度がそれほど強くないのに手術を受ける場合には、保険が適用されないことがあり、多いときには20万円程度が全額自己負担になります。

ワキガ手術は身体への負担が大きく、入院が必要です。手術部位を圧迫しながら固定を行ったり、ドレーンを挿入している期間があり、感染のリスクが高い状態です。

また、腕の上げ下ろしがしにくくいため着替えなどの日常生活にも介助を要し、しばらく生活の中にも制限があります。痛みは手術後から徐々に落ち着いていきますが、脇のひきつった感じや腕のしびれ、力の入れにくさといった違和感は数ヵ月間に渡って続くこともあります。

どんなに丁寧に手術をして安静を守ったとしても、脇にいくらか傷跡が残ってしまうのも避けられません。

1-2.切らないワキガ治療

切らないワキガ治療は、薬やレーザーなどで皮膚を切らずにアポクリン汗腺やエクリン汗腺をふさいだり破壊したりして臭いを減らす治療方法です。

薬の作用期間やレーザー照射による効果のため、臭いの軽減が一時的なことや1回では十分な効果が得られないこともあります。また、施術者の技術力や個人差によっても効果のあらわれ方に差があります。

基本的には、保険適用外となるので全額自己負担です。自由診療だとクリニックによっても料金設定が異なりますが、保険適用となる手術に比べて費用が高額になる傾向にあります。

切らないワキガ治療はメスを使わないため、身体への負担が少なく、日帰りで治療が可能です。ダウンタイムが短く、固定や安静の必要もないので生活への支障はほとんどありません。また、副作用や後遺症、傷跡が残るといったケースもほとんどありません。

2.ワキガ手術をしない方がいい人の特徴

手術をしない方がいい人、、手術によって期待される効果よりもデメリットの方が大きいと判断される方です。

ワキガで手術をしない方がいい人

・臭いに悩んでいるけど実際にはひどくない人

・臭いよりも汗の多さが気になっている人

・仕事などが忙しくて数日間も休めない人

・積み荷や運搬作業などが多い仕事についている人

・傷跡が残ったら困る人

・テニスやバレーなど腕を使うスポーツ選手

・ワキガ手術したことがバレたくない人

・思春期前の子ども

臭いの感じ方は人それぞれですが、脇の臭いに悩んで受診される方は多くいます。実際にはほとんどワキガ臭が生じていないのに、自分のワキガ臭がキツいと思い込んでいるだけなのです。

ワキガ手術を受けてもあまり変わりが期待できない場合には、ワキガ手術によって生じる身体的なリスクの方が心配になるため、ワキガ手術を受けるべきではありません。

ほかにも、その後の生活に大きく影響を受けてしまう職業の方などには、ワキガ手術はおすすめできません。子どもの場合は思春期からアポクリン汗腺が発達してくるため、手術してもうまく効果が得られないこともあります。

3.切らないワキガ治療の種類と特徴

切らないワキガ治療には、薬を塗る方法や超音波・レーザーによる治療などがあります。切らない治療のなかには根本治療ができるものがあり、身体への負担が少ないことからも、手術によるリスクを避けたい方におすすめです。

3-1.塗り薬

ワキガ治療の塗り薬は、臭いの素となる汗の量を減らす治療方法です。パースピレックスや塩化アルミニウム溶液などを脇に直接塗布して汗腺の出口を塞ぎますが、効果は一時的なものです。

塗り薬は自宅での治療になり、病院で処方されるものは1週間に2~3回程度、就寝前に塗布して朝になったら洗い流すといった方法です。薬局で販売されているものや塩化アルミニウム配合のクリームなどは、毎日使用可能だったり洗い流さなくてもよかったりします。

副作用のリスクが少なくて子どもにも使え、汗の量が多くて悩んでいる方にも効果があります。1本2~4千円程度で購入できますが、基本的には保険適用外です。

3-2.ボトックス注射

ボトックスは、ボトックス製剤(ボツリヌストキシン)を脇に注射して汗をかく働きを鈍らせてあせの料を抑える治療方法です。施術時間は10分程度と少なく、ダウンタイムはありません。

ワキガへのボトックス治療は基本的に保険適用外となり1回8万円程度かかりますが、原因不明の「原発性局所多汗症」には保険適用です。ただし、ボトックスは扱っている製剤の種類によっても費用に差がでます。

比較的臭いが軽度のワキガ治療に向いていて、効果の持続期間は4~6ヵ月程度で年2~3回継続して施術するため費用が高くなってしまう可能性があります。

3-3.ミラドライ

ミラドライは、マイクロ波でアポクリン汗腺とエクリン汗腺を破壊してワキガを根本的に治療する方法です。麻酔を使用して痛みを和らげながら施術できます。

ミラドライは保険適用外の治療になるため、費用は1回20万~40万程度と高額ですが、ほとんどが1回わずか1時間程度の施術で治療終了です。施術直後から臭いが感じられなくなって、半永久的に効果が持続します。

当日は激しい運動や入浴は避ける必要がありますが、日常生活に支障がでることはほとんどありません。

ミラドライは厚生労働省からワキガ治療機器の承認を受けていて、安全性や効果が認められています。重度のワキガや多汗症でお悩みの方に効果的で、お子様にも施術可能です。

3-4.レーザー

レーザーもアポクリン汗腺とエクリン汗腺を破壊して根本治療が目指せる治療方法です。臭いと同時に汗の量も減らします。1回でも効果を感じられるものの、しっかりと効果を得たいのであれば2~4週間おきに4~6回程度治療する必要があります。

レーザー治療は保険適用外の治療で、費用は3回の治療で20~30万円程度です。施術時間は麻酔の待ち時間含めて45分~1時間程度です。

レーザー照射の前には麻酔を使用するため、痛みはあまり気になりません。腫れや赤みなどはほとんどなく、施術当日から通常の生活ができます。

ワキガの臭いがきつい方や汗が多くてお困りの方にも、再発しない治療として受けていただけます。

4.切らないワキガ治療でワキガを根本から治そう

「ワキガは手術じゃないと根本的に治せない」と誤解している人もいますが、ミラドライやレーザーなら根本的な治療が可能です。多汗症にも効果があり、臭いにも汗にも効果があります。

リアラクリニックでのワキガ治療は、ミラドライとボトックス注射をしております。

中等度のワキガや重度のワキガにも、再発なく満足感のある効果を感じていただきたいので、基本治療に加えて追加オプションで数を変動できるシステムを取り入れ、広範囲照射も可能です。

リアラクリニックには分割払いもご利用いただけますので、月々3,900円からのご負担で気軽に受けられます。

ひとりひとりの臭いの強さと予算に合わせた治療で、臭いに悩まない生活を手に入れましょう。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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