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2022.09.15美肌治療

ニキビケアは思春期と大人で違う?年代別スキンケアとおすすめのアイテム

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

「ニキビケアをしても治らない」「ニキビケアしてるのに悪化する」のはニキビに適したケアができていないのかもしれません。ニキビは年齢で大きく2つの種類に分けられますが、それぞれに原因が異なるため適切なケアも違うのです。1日も早くニキビを治して、ニキビができにくい肌にしていくために、年代に合わせたニキビケアとおすすめのニキビケアアイテムを解説します。

目次

1.思春期ニキビの特徴

10代にできる生理的なニキビを「思春期ニキビ」と呼びます。ニキビができ始める10代は思春期にあたり、性ホルモンが分泌される時期です。男子は声変わりや筋肉質な体格、女子は体つきが丸みおびるなど、性ホルモンの影響を受けることを第2次性徴ともいいます。

性ホルモンの影響で肌にもニキビができやすくなります。たくさんのニキビが一度にできたり症状が進行してしまうと、デコボコのニキビ跡が大人になってもずっと残ってしまうこともあり、正しいスキンケアが必要です。

1-1.原因

成長期に伴うホルモンバランスの大きな変動により、肌でもさまざまな変化が起こります。とくに皮脂の分泌が過剰になる、肌のターンオーバーが乱れるなどでニキビができやすい状態になってしまうのが原因です。

思春期ニキビは皮脂が分泌されやすい春から夏にかけて悪化しやすく、額やこめかみ、鼻、頬など皮脂の分泌が活発なTゾーンにできやすいでしょう。

2.大人ニキビの特徴

ホルモンバランスが安定する20歳を過ぎても発生するニキビを「大人ニキビ」と呼びます。生活習慣の乱れや偏った食生活によってホルモンバランスが乱れることで、ニキビができやすい肌になってしまっています。

大人ニキビは治りにくく同じところにくり返しできるので、色素沈着になって跡が残りやすいのも特徴です。

2-1.原因

洋食や外食は、和食や自炊の食事よりも油分が多く、どうしても脂っこい食事になりがちです。油分の多い食事は、皮脂の分泌を活発にします。

また、ストレスの蓄積や不規則な睡眠時間、生理周期などでホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーも乱れてしまいます。乾燥した肌も大人ニキビができる原因のひとつです。

大人ニキビができやすい場所は、顎やフェイスラインなど肌が乾燥しやすいUゾーンです。

3.思春期のニキビケアは洗顔とさっぱり保湿

思春期になると急に肌がベタつくようになったと感じるように、肌表面は過剰な皮脂で覆われてとてもオイリーな状態になっています。洗顔で皮脂をしっかりと洗い流すとともに、適度な保湿で皮脂の分泌を抑えましょう。

3-1.朝晩の洗顔

皮脂が過剰に分泌されている毛穴では皮脂が毛穴にたまってしまい、角質などの肌表面の汚れと混ざり合って毛穴をふさいでしまいます。肌がテカる・べたつく状態を放置しているとアクネ菌も増えやすいため、朝晩2回の泡洗顔で皮脂を落として清潔な状態にリセットしましょう。

3-2.さっぱり保湿

実は皮脂には肌を守るバリア機能の役目があり、肌が乾燥すると皮脂をたくさん分泌して肌を守ろうとします。つまり、肌が潤った状態であれば、皮脂がムダに分泌されるのを防いでくれます。思春期のように皮脂の分泌が活発な肌には、クリームなどの油分の多い保湿をするとニキビができやすくなるため避けましょう。

4.大人のニキビケアはマイルド洗顔とうるおい保湿

大人のニキビ肌にはやさしいスキンケアが基本です。できるだけ肌を刺激しないように、そして、肌をしっかりと保湿してバリア機能を高めるようにしましょう。

4-1.クレンジングと洗顔

乾燥しやすい大人の肌は、洗顔やクレンジングでも乾燥が進んでしまいます。クレンジングでは肌をこすらないように多めに手に取り、メイクとなじませるようにやさしくマッサージします。洗顔ではメレンゲ状の弾力泡を立てて肌に1分程度のせたらすすぎますが、熱いお湯だと皮脂が落ちすぎてしまうため人肌程度の温度です。

4-2.うるおい保湿

大人ニキビができやすい肌は潤いが不足していることが多いのですが、乾燥気味の肌にコットンのパッティングをするとダメージになる可能性があります。手のひらを使って直接肌に馴染ませます。ローションだけでは時間の経過とともにうるおいが逃げてしまうため、乳液やクリームで肌を覆って水分を逃がさないようにしましょう。

5.思春期ニキビにおすすめのスキンケアアイテム

皮脂が多いからといって洗浄力の高い洗顔料を使ってしまうと、肌の乾燥を招きます。洗浄力に頼らず、皮脂が多いと感じるタイミングで洗い落とすようにしましょう。赤ニキビが多いなら抗炎症成分や鎮静成分を配合した洗顔料や、アクネ菌を殺菌するニキビ専用洗顔料を選ぶと、ニキビが悪化しにくくなります。

皮脂が多い思春期ニキビの肌には、油分の少ないローションタイプの保湿がおすすめです。保湿クリームだと肌の油分が多くなりすぎて、ベタベタになり逆効果です。ビタミンCには皮脂の分泌や肌の炎症を抑えてくれる作用があり、ビタミンC誘導体が配合されているアイテムならより肌に浸透しやすいでしょう。

6.大人ニキビにおすすめのスキンケアアイテム

大人ニキビができやすい肌は、乾燥しやすく刺激に敏感です。敏感肌用やマイルドな洗いあがりの洗顔料を選びましょう。思春期のように何度も洗顔料を使うと皮脂を落としすぎてしまうため、夜だけ洗顔料を使って朝はぬるま湯で洗い流す程度にします。

うるおいの少ない大人ニキビには、セラミドやヒアルロン酸などの保湿力が高い成分が配合されているローションがおすすめです。肌にハリができれば、たるみ毛穴も少しは小さくできるでしょう。また、抗炎症成分や鎮静成分が配合されていると敏感肌でも使いやすいはずです。毛穴の開きが気になる方は、毛穴収れん作用のあるローションを使ってみましょう。

7.リアラクリニックのニキビ治療

リアラクリニックのニキビ治療は、繰り返すニキビに適したケアをおこない、ニキビができにくい健康的な肌へと整えていくのがゴールです。

7-1.ダーマペン4

ダーマペンはニキビへの高い実績と効果が海外でも認められている治療です。皮脂の分泌を抑える肌質改善や肌のターンオーバーを促進させてコメドや赤ニキビなどさまざまなニキビを改善します。

7-2.コラーゲンピール

コラーゲンピールはピーリング治療のひとつですが、真皮層に働きかけて肌のターンオーバーを促すニキビ治療です。ケミカルピーリングは化学反応で古い角質を剥がしていきますが、コラーゲンピールは肌の表面を保護しながらピーリングができます。

7-3.ゼオスキン

肌のターンオーバーを積極的に整えるドクターズコスメで、自宅にいながら手軽にニキビケアができます。医師が肌の状態に適したアイテムをご提案し、さまざまな段階のニキビをケアしてニキビのできにくい肌へと導きます。

7-4.フィジカルアプローチ

院内で受けていただく治療や施術はもちろん大切ですが、肌質を根本的に整えるには生活習慣や食事の見直しも大切です。ホルモンバランスは生活環境に大きく左右されます。自宅でのスキンケアとともに生活習慣や食事をどのように改善していくか、など広いサポートを受けながら、ニキビができにくい生活へとシフトしていきましょう。

8.まとめ

ニキビケアは基本的なスキンケアができるようになればある程度は改善できます。しかし、年代ごとにできるニキビによって適切なケアやアイテムは異なります。

ニキビは皮膚の病気です。ご自宅でのスキンケアにプラスして専門家による肌診断や必要な治療を受けると、早く治って予防もできるようになります。正しいケアができるように、リアラクリニックでニキビケアについて相談してみませんか。

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この記事の監修医師

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楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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