Column美脱毛コラム

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2019.05.01永久脱毛

医療レーザー脱毛にワキガ治療効果があるって本当なの?

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

全体の約70%〜100%の人がワキガである欧米人と比べ、日本人でワキガの方は約10〜15%くらいと非常に少ないです。

しかし、少数派だからこそ、他人との体臭の違いに深く悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そんなお悩みを抱える女性にこそお試し頂きたい対策が、実は「医療レーザー脱毛」です。

今回は、一見関係ないように思える医療脱毛がもたらすワキガへの効果についてご紹介します。

医療脱毛がワキガに効果がある3つの理由

脱毛は本来ワキガを治療するものではないのですが、副次的な効果としてワキの悪臭改善・軽減が期待できるとされています。

その理由とされているのが、次の3つです。

  • ワキガの原因であるアポクリン汗腺の機能をレーザーが弱める
  • ムダ毛が消えることで清潔な状態を保つことができ、細菌の繁殖が減る
  • 永久脱毛により自己処理が原因の脇への刺激が減少する

この理由について、詳しく解説していきます。

そもそもワキガの原因ってどこにあるの?

汗を出す汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2つの汗腺があり、どちらも分泌する汗の性質や、汗が出てくる際の仕組みが違います。

エクリン腺から出てくる汗は、基本的に体温を調節するためのもので色は透明、臭いはありません。

一方アポクリン腺から出てくる汗は元々は異性を誘惑するフェロモンとしての役割を担っており、色は乳白色、脂質やタンパク質などからなる臭いがあります。また、独立して皮膚に存在しているエクリン腺とは違い、毛根に開口部がある特徴があります。

よって、ワキガを根本的に治療しようとするなら、このアポクリン腺をどうにかすることが一番の近道です。

脱毛レーザーでアポクリン汗腺に熱ダメージを与える

医療脱毛は、レーザーで熱を当て毛根組織を破壊することで毛を二度と生えなくさせます。

レーザーで与えた熱は一定期間毛穴の中にこもります。このこもった熱が毛穴にダメージを与え、脱毛へと繋がるのです。

ワキガの原因となるアポクリン腺は毛穴の中にあるため、毛穴へのダメージは=(イコール)アポクリン腺へのダメージとも考えられます。

毛穴(アポクリン腺)にダメージを与えることができれば、ワキの発汗が抑えられ、臭いの軽減が期待できます。

軽度のワキガ治療として、レーザー脱毛の機器を使用するクリニックもあることから、脱毛器によるわきが軽減の効果はあると言えるでしょう。

脱毛により臭いの原因である細菌の繁殖が抑えられます

脇毛がなくなること自体にも、嫌な臭いを軽減させる効果があります。

ワキはもともと毛が濃い上に、腕や足などとは異なり非常に蒸れやすい作りの部位です。

脇毛が生えている毛穴には、皮脂などの汚れが溜まりやすく、その皮脂が酸化したり、付着した雑菌が繁殖することで嫌な臭いが発生します。

そこにアポクリン腺から出た汗が混ざることで、さらに強烈なワキガ臭へと変化するのです。

医療脱毛により脇毛をなくしてしまえば、今まで溜まっていた皮脂や雑菌がなくなり、ワキの臭いが軽減します。

医療レーザー脱毛自体はワキガの治療法というわけではないですが、脇の下を清潔に保つことは、ワキの臭いを抑えるとこに対して大きな意味があります。

また、ワキが蒸れにくくなることは汗の分泌量を減らす効果もあります。

自己処理は脇への刺激になっている?

永久脱毛を受けていない方は、当然カミソリやシェーバーを使ってワキ毛を処理をされているかと思います。

しかし、そういった自己流のワキ毛処理はお肌に大きな負担をかけてしまっているのをご存知ですか?

体毛の中でも特に再生力の強いワキの毛は、剃っただけではすぐに生えてきてしまいます。よってツルツルな肌を自己処理で保とうとすると、数日に一度の剃毛、毛の濃い方では毎日の処理が必要になってしまいます。

短いスパンでカミソリやシェーバーを当て続けると、皮膚へのダメージはもちろん、アポクリン汗腺にも強い刺激を与え続けることになってしまします。それがワキガ臭の原因の一つとなるのです。

医療レーザーを当て永久脱毛してしまえば、毛は二度と生えてくることもなくなり、カミソリやシェーバーとも永遠にさよならできます。

脱毛してワキガや汗の量が悪化することってあるの?

脱毛してさらにワキガも改善するとなると一石二鳥ですが、逆に悪化した、という声を聞きます。

本当にそんなことがあるのでしょうか。

ワキ脱毛でワキガが悪化することは?

基本的には脱毛すればワキガ清潔になるためワキガは改善されます。

しかし、永久脱毛によってワキガが悪化することも実際にあります。その原因となるのが”毛穴の開き”です。

本来脱毛で毛が抜けた後、毛穴は自然と閉じます。しかし、何らかの理由で毛穴が閉じない場合があるのです。すると、開いてしまった毛穴に皮脂や垢がたまり、それが酸化することで悪臭が発生してしまいます。ワキの状態を観察し、毛穴が詰まっている様なら一度皮膚科を受診しましょう。

また、この場合こまめにワキを清潔にすることで、臭いの原因を取り除くことも可能です。

ワキ脱毛で汗の量が増えることはありません

永久脱毛をしたら汗の量が増えてしまうのではないかと心配する患者様がいますが、結論から言いますと、ワキ脱毛をしたからといってワキ汗の量が増えるといった事実はありません。

ではなぜこういった噂があるのかというと、理由は下記のような事が考えられます。

ムダ毛がなくなった事で汗がそのまま滴るようになったから

ワキにあるムダ毛は、今まで汗を留めるという働きがありました。もちろんその事が悪臭を発生させる原因ともなっていたのですが、汗がそのまま滴ることで、量が多くなった、と感じる方は多いようです。

自己処理で剃っていた時と比べても多くなった、と言う方がいますが、自己処理では毛穴の中に毛は存在していますし、目立たない程度で先端が出ている事もあります。医療脱毛後の様に毛穴の中まで完璧につるつるになっているわけではないのです。

汗の量自体に変わりはありませんが、すぐ滴るようになってしまうので、意識して汗脇パットや制汗剤を使用すると良いでしょう。

精神的な発汗による影響

汗は気温や運動による暑さだけで出てくるものではありません。

例えば緊張やストレス、不安、思い込みなどによって交感神経が優位になり、汗腺の働きを活発にします。そのため交感神経が敏感な方ほど多汗症になりやすいです。

元々汗を気にしている人ほど「脱毛で汗が増えたんじゃないか」「今汗が吹き出たら困る」など考えてしまい、その緊張感が交感神経を高ぶらせ発汗作用を高めてしまいがちです。

ストレスや緊張から汗が出てしまっている、と感じるときは余計に焦ると汗がもっと出てしまうので、ゆっくり大きく深呼吸して交感神経の高ぶりを抑える様にしましょう。

ワキだけじゃない!?「スソガ」「チチガ」とは

ワキガの悪臭を放つアポクリン腺ですが、これはワキ以外にも存在し、主に陰部や肛門、乳首や乳輪、耳の中などにあります。

女性にとって特に問題になるのが陰部の「スソガ」と乳輪の「チチガ」です。

いざという時にそんなところが臭っていたらショックですよね。

ワキガを発症している人は高確率でスソガやチチガも併発していると言われています。

臭いの対策はやはり毛を処理し清潔に保つことが大切ですので、気になる方はワキだけではなく思い切って全身脱毛をしてしまうことをお勧めします。

医療脱毛で快適ライフを手に入れよう!

リアラクリニックでは最短5ヶ月で全身脱毛が可能です。

医療脱毛はワキガの臭いを軽減させるだけでなく、面倒な自己処理から解放されるという利点もあります。

気になる方、ぜひ一度カウンセリングを受けに来てください。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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