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2022.04.20美肌治療

ヴェルベットスキンの効果は何日後から?何回必要?アフターケアもご紹介

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

ヴェルベットスキンの施術にはダウンタイムがあり「効果がないのでは……」と不安になってしまう方がいらっしゃいます。ベルベットスキンはたった1回の施術でも効果を実感できますが、どのくらいで効果がでるのか、自分の症状には何回必要なのかといった目安が分かると安心できます。今回はご自宅で行うアフターケアについても紹介します。ヴェルベットスキンの効果の出方を知って、キレイな肌を楽しみに待ちましょう。

目次

1.ヴェルベットスキンはダーマペンの組み合わせ治療

ヴェルベットスキンは「ダーマペン」で肌に無数のマイクロホールを空けた後に「マッサージピール」を施術する美肌治療です。

ダーマペンのあとにマッサージピールを塗布することで有効成分の浸透率が高まるため、それぞれの治療を単体で行うよりも相乗効果が生まれて、さらなる効果が期待できます。

1-1.肌質やニキビ痕の改善、エイジングケアにも効果的

ヴェルベットスキンを受けると、真皮のコラーゲンの生成が促され、ニキビ痕やクレーターができた肌を柔らかく滑らかな手ざわりにしてくれます。

また、毛穴の開きや肌のくすみ、しわなどの改善もでき、エイジングケアとしても人気のある美容施術です。

【ヴェルベットスキンをおすすめしたい方】

・ニキビ跡やクレーターに悩んでいる

・たるみで毛穴が開いてきた

・くすみやしみが目立ち始めた

・ハリがなく、小じわができる

・ニキビをなおしても繰り返す

・肌のキメが荒くメイクのノリが悪い

1-2.針の深さは浅め

通常のダーマペンの施術は治療目的に合わせて0.2~2.0mmの深さで施術しますが、ヴェルベットスキンでは0.5mmまでの浅めの施術です。

コラーゲンピールとの相乗効果で、針を刺す深さが浅くても効果は十分に得られるので心配はいりません。逆に針を深く刺してしまうと、肌への刺激が強くなりすぎてトラブルのリスクが高まります。

1-3.ダウンタイムは7日前後

ヴェルベットスキンのダウンタイムはだいたい3~7日で落ち着くことが多く、初めて施術した方は不安に感じるでしょう。しかし、ダーマペンで開けた穴そのものは数日でふさがり、針の傷跡が残ることはほとんどないので心配いりません。

よくあるのは赤みやほてりで、2~3日程続いたあとに自然と消失します。乾燥や痒み、皮剥けも起こりやすく、落ちつくのに10日程かかることがあります。

ヴェルベットスキンに用いる針の太さは直径0.2mmと極細ですが、何百何千と肌に刺すために内出血や炎症なども引き起こす可能性があります。

2.ヴェルベットスキンの効果がないってホント?

ヴェルベットスキンを受けた直後はダウンタイムの方が気になるので、実際の美肌効果を感じにくいかも知れません。しかし、ダウンタイムの間でも肌は自然治癒能力を発揮してキレイになる準備をしています。

2-1.効果のピークは1週間後

ヴェルベットスキルを受けたあと、肌の再生が進んで効果のピークが訪れるのは1週間前後です。ダウンタイムの症状が落ち着くにつれて、肌のキメが整ってサラッとした触り心地になっているのが実感できるでしょう。

定期的に繰り返して施術を受けていくと、徐々に肌のハリや弾力が生まれて、開いた毛穴やたるみが引き締まっていく感覚が得られるはずです。

ヴェルベットスキンは肌のターンオーバーを促す作用もあり、肌に蓄積したメラニン色素も排せつしてくれます。また、コラーゲンピールの美肌成分「コウジ酸」がシミやくすみ、肝斑を改善してくれます。

2-2.効果を高めたいなら月に1回のペースで5回継続

ヴェルベットスキンの施術は、基本的に1ヶ月に1回のペースで続けることで効果が持続しやすくなります。1クールを5回で設定しているクリニックが多いのは、5回続けて施術することでより高い効果を感じられるからです。

肌のコンディションが整ってくると、施術間隔も少しずつ開いていきます。5回の施術が終わったあとも、2~3ヶ月に1回のペースで続けると肌のツヤや弾力、透明感をキープできるでしょう。

3.症状別の治療回数を紹介

ヴェルべットスキンはコラーゲンの産生を促して肌を若々しく美しい状態へと導く治療です。お悩みに合わせて必要な治療回数が異なります。

3-1.肌質改善は1回目から

ヴェルベットスキンは1回でも肌質の改善が望めます。微細な穴があいた部分に新しい肌が生まれ変わることでツルッと決め細やかなタマゴ肌になります。ダウンタイムを乗り越えると、メイクのノリが良くなって崩れにくくなるでしょう。

3-2.毛穴の開きやたるみは5回程度

たるみや毛穴の開きを改善するには、肌のコラーゲン量が増えることが大切です。新しい肌の入れ替わりは1週間程でピークを迎えるため、施術を複数回受けながらコラーゲン量を少しずつ増やしていきます。

1~2回では毛穴やたるみにはまだ効果を感じにくいでしょうが、4回目あたりから肌のハリやボリュームがでてきます。たるみが引き締まった感じや毛穴の目立ちにくさを感じられるようになるでしょう。

ニキビができやすい方なら、ターンオーバーが促されて毛穴が詰まりにくくなり、ニキビのできにくい肌質に整っていきます。

3-3.ひどいニキビ痕やクレーターは8~10回目が目安

ニキビ痕は炎症が真皮層にまで生じ、コラーゲンが硬く凝縮してデコボコになったものです。とくにクレーターはセルフケアだけでの改善は難しく、肌が再生する働きをつくりだすヴェルベットスキンだからこそ治療が可能になりました。

肌の凹凸を平らな状態に近づけるには、通常のピーリングなどでは難しく、ヴェルベットスキンでも修復するのには日数がかかります。1回の施術だけではそれほど変化は感じられないかもしれせんが、1ヶ月に1回の間隔で続けていくとニキビ痕のデコボコやクレーターの陥没がなだらかになり、5回程度で目立ちにくくなっていくのが分かります。

デコボコで影ができるほど高度なものは、8~10回程度ヴェルベットスキンの治療を続けると改善が目に見えて分かるでしょう。回数を重ねていくごとに、クレーターの改善だけでなく肌全体がツヤめいて触りたくなる肌へと近づきますよ。

4.メイクはいつからOK?施術後の化粧水やパックは?

ヴェルベットスキンを受けた後の肌は、肌の表面のバリア機能が乱れた状態になっており、とても乾燥しやすく刺激にも弱い状態です。

クリニックによっては施術のあとにパックをして肌を乾燥から守ります。施術当日は洗顔できますが、美容成分をできるだけ長く肌に残しておくためにも6時間はそのままの状態でいましょう。

化粧水などのスキンケアやメイクは刺激になる可能性が高く、施術当日は使用できません。間違って使用すると痛みが生じたりダウンタイムが長引く可能性があります。

施術翌日から化粧水や乳液などの基礎化粧品やメイク、日焼け止めクリームを使用していただけます。ただし、ピーリング作用のある化粧品は、施術後の赤みがなくなるまでは使用を控えてください。赤みが気になる方はメイクやマスクで隠すのがおすすめです。

肌の炎症を少しでも抑えるように身体が温まる行為も避けます。そのため、入浴や運動、飲酒などはNGです。

5.まとめ

ヴェルべットスキンは肌のさまざまな希望を叶えるダーマペンのスペシャルケアです。針を刺す施術で痛みを伴いますが、リアラクリニックでは新型のダーマペン4を使用しているため痛みを抑えた施術が可能です。針が細く、振動スピードも早いので与える刺激も少なくなります。

さらに、リアラクリニックでは基本料金に麻酔料を含んでおりますので、追加料金ナシで気がねなく麻酔を利用していただけます。肌質改善からエイジングケア、難しいニキビ痕やクレーターの改善などもリアラクリニックのヴェルベットスキンにおまかせください。

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この記事の監修医師

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楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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