Column美脱毛コラム

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2025.03.06医療脱毛

メンズ脱毛の種類は?医療レーザー脱毛・ニードル脱毛・光脱毛・家庭用脱毛器の特徴を比較!

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

男性が受けられる脱毛には、いくつか種類があります。どの種類の脱毛の施術を受けるのかによって痛みの程度や効果、施術回数の目安などが異なるため、しっかりと吟味して自分に合う方法を選ぶことが大切です。

本記事では、メンズ脱毛の種類やそれぞれの特徴について詳しく解説します。脱毛に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

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メンズ脱毛の種類

メンズ脱毛には、主に次の4種類があります。

  • 医療レーザー脱毛
  • ニードル脱毛
  • 光脱毛
  • 家庭用脱毛器

医療レーザー脱毛とニードル脱毛は、発毛組織を破壊する医療行為に該当するためクリニックでしか施術を受けられません。どちらも他の脱毛方法と比較すると痛みが出やすく、ニードル脱毛は特に強い痛みが生じます。

光脱毛は医療レーザー脱毛やニードル脱毛と比べると、個人差はありますが痛みはそこまで強く生じません。しかし永久脱毛は難しく、抑毛・減毛効果を目指せるのみとなります。家庭用脱毛器は好きなときに好きな場所でお手入れできるものの完全にツルツルな状態にするのは難しく、照射をやめると毛が生えてきてしまう可能性があります。

脱毛方法の種類施術を受けられる場所メカニズム痛みの出やすさの目安
医療レーザー脱毛クリニック発毛組織を破壊する、永久脱毛が可能出やすい
ニードル脱毛クリニック発毛組織を破壊する、永久脱毛が可能とても出やすい
光脱毛脱毛サロン・エステサロン発毛組織にダメージを与えて抑毛・減毛する出にくい(光脱毛の種類による)
家庭用脱毛器自宅など発毛組織にダメージを与えて抑毛・減毛する出にくい

医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は、レーザーによって発毛組織を破壊する脱毛方法です。医療行為に当たるため、医師や看護師などの医療従事者でなければ施術を行えません。個人差はありますが毛が濃く太い箇所は痛みが出やすいものの、比較的少ない施術回数で効果を実感しやすいという特長はあります。

医療機関で脱毛の施術を行うため、痛みが不安な場合には麻酔の使用が可能です。また肌トラブルが起きたときにすぐ対処してもらえます。ニードル脱毛よりも一気に広範囲を脱毛ができることから、医療脱毛の中では主流の脱毛方法です。

脱毛効果

医療レーザー脱毛は発毛組織を破壊できるため、永久脱毛の効果が期待できます。米国食品医薬品局(FDA)によると、永久脱毛は「レーザーを3回照射後6か月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態」と定義されています。毛が1本も生えてこなくなるわけではないことを認識しておきましょう。

とはいえ、医療レーザー脱毛の施術が完了すれば、自己処理がほとんどいらない状態を目指せます。1回の施術でしっかりと発毛組織にアプローチできるため、比較的少ない回数で脱毛を終わらせることが可能です。

※参考:リアラクリニック.「永久脱毛とは」.https://reala-clinic.com/course/etremoval/ ,(参照 2024-12-05).

医療レーザー脱毛の種類

医療レーザー脱毛には、大きく分けて蓄熱式と熱破壊式の2種類があります。

蓄熱式は比較的低い出力のレーザーを照射することで、バルジ領域を破壊する脱毛方式です。バルジ領域は「発毛の指令塔」とも呼ばれており、毛乳頭に指令を出すことで発毛を促します。バルジ領域は毛根よりも浅い箇所に存在するため、低い出力で照射しても、脱毛効果を得られるのです。

一方で熱破壊式は、毛根に存在する毛母細胞や毛乳頭を破壊することで脱毛効果を発揮する脱毛方式です。メラニン色素の量が多い毛ほどレーザーが反応しやすく、毛根を破壊しやすいという特徴があります。そのため熱破壊式脱毛は、VIOやワキ、ヒゲなどの施術に向いています。

痛みの目安

医療レーザー脱毛は光脱毛よりも高い出力で照射するため、個人差がありますが光脱毛よりも痛みが出やすい傾向にあります。一方でニードル脱毛と比べると、痛みは控えめです。

医療レーザー脱毛の中でも、蓄熱式は痛みが出にくい脱毛方式として知られています。比較的低い温度で照射するため、じんわりとした温かさを感じ、痛みも比較的弱めです。一方で同じ医療レーザー脱毛でも、熱破壊式は瞬間的に高温になる仕組みのため、強い痛みが生じる傾向にあります。

なお、痛みに対して不安がある方は、麻酔の使用を検討してみてください。ほとんどのクリニックで麻酔の用意がされています。オプション料金となることもあるので、使用を検討しているなら事前に確認しておきましょう。

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ニードル脱毛

ニードル脱毛は、一つひとつの毛穴に目視で細い針を刺し、微弱な電流を流すことで発毛組織を破壊する脱毛方法です。絶縁針を用いるため、発毛組織以外の箇所にダメージが加わることはありません。

メラニン色素の量に関係なく脱毛ができることから、白髪や金髪にも効果を発揮します。施術後すぐに毛が抜けるので、見た目で脱毛効果を実感しやすいでしょう。

しかし1本ずつ施術を行うため、一度に施術できる範囲はごくわずかです。施術時間がかかり費用も高価になりやすいので、ニードル脱毛を導入しているクリニックはあまり多くありません。

脱毛効果

ニードル脱毛は、医療レーザー脱毛と同様に永久脱毛を目指せます。一度破壊された発毛組織が元に戻ることはないため、毛が再生することがほとんどありません。またニードル脱毛では、毛を1本1本つまみながら丁寧に施術していくため、医療レーザー脱毛や光脱毛のように照射漏れになる恐れがありません。

痛みの目安

施術を受ける箇所や毛質にもよりますが、ニードル脱毛は痛みが強い傾向にあります。針を刺すときの痛みはないものの、電流を流すときに痛みを感じやすいのです。

痛みの感じ方は人によりますが「肌をチクチク刺される感じ」「ヒリヒリする感じ」と例えられることが多いです。電流を流す度に痛みが生じるため、施術対象となる毛穴が多いほど、痛みを感じるでしょう。

ニードル脱毛は、医療レーザー脱毛と同様に医療機関でしか施術を受けられません。希望すれば麻酔などを使用できるので、痛みが不安な方は相談してみてください。

光脱毛

光脱毛は、エステ脱毛やサロン脱毛とも呼ばれている脱毛方法です。毛根やバルジ領域にダメージを与える光を照射することで、毛の成長を遅らせて抑毛・減毛の効果を目指せます。

脱毛効果

光脱毛は医療レーザー脱毛やニードル脱毛のように、発毛組織を破壊することはできません。あくまでも毛根やバルジ領域にダメージを与えるだけであるため、脱毛効果は抑毛や減毛にとどまります。

また照射出力が医療レーザー脱毛よりも低いため、希望する肌の状態になるまで多くの施術回数が必要です。場合によりますが、基本的には年単位でサロンに通う必要があると認識しておきましょう。

光脱毛の種類

光脱毛には、主に次の3つの脱毛方法があります。

  • IPL脱毛
  • SSC脱毛
  • SHR脱毛

IPL脱毛は、メラニン色素に反応して熱を発生させ、毛乳頭と毛母細胞にダメージを与える方法です。毛の色が濃く量が多いほど光が反応しやすいという特徴があります。一方で産毛や細い毛、白髪の脱毛には向いていません。また、他の光脱毛と比べると痛みが出やすいといわれています。

SSC脱毛は、抑毛効果のある成分が含まれたジェルを塗布し、その上から照射することで脱毛効果を得る方法です。照射によって開いた毛穴に、ジェルに含まれる抑毛成分が浸透し毛が生えにくくなります。IPL脱毛と比べると痛みが少ない傾向にあるものの、発毛組織に直接働きかける方法ではないため脱毛効果が出るまでに時間がかかりやすい点がデメリットです。

SHR脱毛は、発毛の指令塔であるバルジ領域にダメージを与える方法です。個人差はありますが、バルジ領域をターゲットとしているため、照射出力が低く痛みがあまり出ません。しかし脱毛効果が現れるまでに、時間がかかりやすい傾向にあります。

痛みの目安

光脱毛は、医療レーザー脱毛やニードル脱毛と比べると、痛みが穏やかだといわれています。特にSSC脱毛やSHR脱毛は、痛みが少ない脱毛方法です。

しかし、毛の濃さや量、肌質や肌の色、施術を受ける箇所などによって痛みの程度は異なります。ほとんど痛みを感じない方もいれば、輪ゴムで弾かれるような痛みを感じる方もいるでしょう。

また光脱毛はエステサロンや脱毛サロンで受けられる施術のため、麻酔の使用はできません。痛みが気になる場合は、照射出力を抑えてもらったりジェルを厚めに塗ってもらったりする対処が必要です。

何度も繰り返し施術を受ける必要があるものの、痛みが気になりやすい方でも気軽に施術を受けやすい点が特長です。

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家庭用脱毛器

家庭用脱毛器は、脱毛サロンやエステサロンで受けられる光脱毛を自宅でもできるようにしたものです。誰でも購入できるので、気軽に照射ができます。

自宅でも誰もが取り扱える機器であるため、発毛組織を破壊するほどの照射出力はありません。また抑毛や減毛の効果を実感するためには、継続的な照射が必要です。

脱毛効果

家庭用脱毛器は、他の脱毛と比べると脱毛効果は弱いです。永久脱毛はできず、あくまでも一時的な減毛や抑毛を目指すだけのものです。自己処理がほとんどいらないくらい毛を減らしたい方や、ツルツルの状態を目指したい方には向いていません。少しだけ毛を薄くしたい程度なら、家庭用脱毛器を使うのも選択肢の一つです。

痛みの目安

家庭用脱毛器は、脱毛に関する知識のない一般の方でも、自宅で問題なく使えるように設計されています。そのため先述したとおり、脱毛サロンやエステサロンで受ける光脱毛と同じような出力は出せません。出力が抑えられているので、痛みも少ない傾向にあります。

とはいえ、多少の痛みが生じる場合もあります。痛みややけどを抑えるためには、自分で保冷剤などを用いて冷やしながら照射する必要がある点を認識しておきましょう。

まとめ

メンズ脱毛の種類には、医療レーザー脱毛、ニードル脱毛、光脱毛、家庭用脱毛器の4つがあります。永久脱毛を目指したいなら、医療レーザー脱毛やニードル脱毛の施術を検討しましょう。医師や看護師が毛量や毛質などを見ながら、適切に施術を行います。

リアラクリニックでは、医療レーザー脱毛を受けられます。脱毛機の中でも蓄熱式を採用しており、痛みが少ない点が特長の一つです。深度の異なる3つの波長を同時に照射できるので、深さや太さの異なる毛が混在していても、効率良く脱毛の施術を受けられます。

今なら回数無制限で施術を受けられる全身脱毛+VIO脱毛またはヒゲ脱毛の「通い放題プラン」もあるので、満足いくまで脱毛が可能です。照射を担当するのは経験豊富な看護師なので、脱毛が初めての方や痛みが不安の方でも施術を受けやすいでしょう。まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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