Column美脱毛コラム

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2025.03.06医療脱毛

IPL脱毛とは?特長や注意点、施術回数の目安などについて解説

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

IPL脱毛は、光を用いて発毛組織にダメージを与えることで、毛の成長を抑える施術です。一時的な抑毛や減毛効果を目指す施術のため、毛が1本も生えなくなるわけではありません。一方で、痛みが少なく幅広い毛質に対応できるという特長があります。

本記事では、IPL脱毛の仕組みや他の脱毛方法との違い、特長、注意点、施術回数の目安などについて詳しく解説します。

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IPL脱毛とは?

IPL脱毛は、Intense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)の略称で、脱毛サロンやエステサロンなどで提供されている光脱毛の一種です。特殊な光を脱毛したい箇所に照射することで発毛組織にダメージを与え、毛の成長を抑制します。

IPL脱毛の光を照射すると、毛根のメラニン色素に反応して熱が生じ、その熱が周囲に広がることで発毛組織にダメージを与えることが可能です。

SSC脱毛との違い

エステサロンや脱毛サロンで受けられる光脱毛には、IPL脱毛の他に、SSC脱毛やSHR脱毛などがあります。IPL脱毛とその他の脱毛方法の違いについて、見ていきましょう。

SSC脱毛は、ジェルに含まれる抑毛成分と光の相互作用を利用する脱毛方法です。施術前に、肌にジェルを塗布した後に光を照射。ジェルに含まれる抑毛成分と光が相互に作用し、毛根に働きかけて毛の成長を抑制します。肌への負担が少ないため、敏感肌の方や肌トラブルが気になる方にも適しています。

一方、IPL脱毛は先述したとおり特殊な光を照射することで毛根にダメージを与える脱毛方法です。抑毛成分を含むジェルを使用せず、光を直接肌に照射します。光は毛の色素に反応するため、濃くて太い毛にも効果的です。しかしSSC脱毛よりも肌への刺激が強い傾向にあります。

痛みをなるべく抑えた脱毛の施術を受けたい場合は、SSC脱毛が選択肢の一つになるでしょう。

SHR脱毛との違い

SHR脱毛は、特殊な光を照射してバルジ領域と呼ばれる発毛組織にアプローチする脱毛方法です。バルジ領域は毛根の近くに位置し、毛の成長を促しています。SHR脱毛は、このバルジ領域に直接光を照射することで、毛根の活動を抑制します。

また幅広い毛質や肌質に対応しているのもSHR脱毛の特長の一つです。例えば、メラニン色素が薄い産毛や金髪の毛に対しても、脱毛効果が期待できます。さらに肌の色素が濃い場合や、シミやほくろが多い肌でも施術を受けられるケースもあります。

一方で、IPL脱毛は産毛や金髪の毛などには、十分な脱毛効果を期待できません。また肌の色素にも光が反応するため、肌の色が濃い方や日焼けをしている箇所には照射できない場合もあります。

IPL脱毛の特長

IPL脱毛を検討する際は、特長を理解した上で適した脱毛方法なのか考えることが大切です。IPL脱毛には、以下の特長があります。

  • 照射範囲が広い
  • 医療脱毛と比べると痛みが弱い傾向にある
  • 太くて濃い毛に高い効果を発揮する

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

照射範囲が広い

IPL脱毛は、脱毛で一般的に使用されるレーザーよりも一度で広範囲に照射できます。通常、レーザーは特定の波長の光を集中的に照射するため、照射範囲が狭くなりがちですが、IPL脱毛では幅広い光を広範囲に照射でき、短時間で施術が完了します。

脚や背中など範囲の広い箇所でも、効率的に施術を受けることが可能です。1回の施術当たりの時間が短縮されるため、忙しい方も脱毛に通いやすいでしょう。

医療脱毛と比べると痛みが弱い傾向にある

医療レーザー脱毛では高出力のレーザーを使用するため、強い痛みを伴うことが少なくありません。一方でIPL脱毛は、医療レーザー脱毛と比較して光の照射出力が低いため、施術時の痛みが少ない傾向にあります。そのため痛みをなるべく抑えたい場合は、IPL脱毛が選択肢の一つになるでしょう。

ただし、肌の状態によっても痛みの程度は異なるため、あくまで目安として考えておきましょう。サロンやクリニックによってはテスト照射を受けられるケースもあるので、痛みが不安な場合は試してみてください。

太くて濃い毛に高い効果を発揮する

IPL脱毛は、毛に含まれるメラニン色素に反応する特性を持つため、特に太くて濃い毛に対して高い脱毛効果が期待できます。例えばVIOや脇など、太くて濃い毛が生えやすい箇所に向いている脱毛方法です。

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IPL脱毛の注意点

IPL脱毛には、注意点もあります。IPL脱毛を検討する際には、以下に挙げる点を押さえておきましょう。

  • あくまで抑毛・減毛効果を目指す方法
  • SSC脱毛やSHR脱毛よりも痛みを感じやすい
  • 色素の濃い肌だと施術を受けられない可能性がある

ここからはそれぞれの注意点について、詳しく解説します。

あくまで抑毛・減毛効果を目指す方法

IPL脱毛などの光脱毛は、永久脱毛の効果を期待できません。光脱毛は、あくまで一時的な抑毛や減毛効果を目指す脱毛方法です。施術を受けることで毛根の活動が一時的に抑制されて毛の成長が遅くなりますが、永続的な脱毛効果は期待できません。

なお、永久脱毛は医療脱毛のみで可能です。毛が永久に生えてこなくなるという意味ではなく、以下のようにアメリカ食品医薬品局(FDA)と米国電気脱毛協会(AEA)が定義を定めています(※)。

機関・協会永久脱毛の定義
アメリカ食品医薬品局(FDA)レーザーを3回照射後6か月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態
米国電気脱毛協会(AEA)脱毛完了後から1カ月経過した時点で毛の再生率が20%以下の状態

IPL脱毛では、施術を受けるのをやめてしまうと、毛が再び生えてくる可能性があります。毛がほとんど生えてこない状態を維持したい場合は、定期的に施術を受けましょう。

※参考:リアラクリニック.「永久脱毛とは」.https://reala-clinic.com/course/etremoval/ ,(参照 2024-11-27).

SSC脱毛やSHR脱毛よりも痛みを感じやすい

IPL脱毛は医療レーザー脱毛と比較して、施術時の痛みが比較的少ない傾向にあります。しかし同じ光脱毛であるSSC脱毛やSHR脱毛と比べると、痛みを感じやすいでしょう。

SSC脱毛やSHR脱毛は、ジェルに含まれる抑毛成分やバルジ領域に照射する特性により、痛みを抑えられるのです。ただし痛みの感じ方には、個人差があることに留意してください。

色素の濃い肌だと施術を受けられない可能性がある

IPL脱毛で照射する光は、毛のメラニン色素に反応するため、ほくろや日焼けをした肌など色素が濃い箇所の施術は受けられない可能性があります。そのため事前のカウンセリングで、施術を受けられるか確認しておくことが重要です。また脱毛の施術前後には長袖や帽子を着用したり日焼け止めを塗ったりして、日焼け対策をしっかり行いましょう。

白髪や産毛には効果が低いことも

IPL脱毛は太くて濃い毛の脱毛に適していますが、メラニン色素が薄い白髪や産毛には十分に脱毛効果を期待できません。そのため白髪や産毛の脱毛を希望する場合は、他の脱毛方法を検討するのがよいでしょう。

例えば色素の薄い毛や産毛に対しては、幅広い毛質や肌質に対応しているSHR脱毛が適しています。一方で、白髪に対してはニードル脱毛が効果的です。ニードル脱毛は、電気針を毛穴に挿入して発毛組織にダメージを与えたり破壊したりする脱毛方法であり、色素のない毛でも施術を受けられます。

IPL脱毛の施術回数の目安

IPL脱毛の施術回数の目安は、以下のとおりです。

目指す毛の状態目安の施術回数
毛量が少なくなってくる5~6回
自己処理が楽になる10~12回
肌がツルツルな状態になる18~20回

ただし、施術回数は施術を受ける方の毛質や毛量、使用する脱毛機によっても異なります。上記の施術回数は、あくまで一般的な目安として認識しておきましょう。細かい施術回数は、カウンセリングを受けて確認してください。

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永久脱毛を目指したいなら医療脱毛を検討しよう

IPL脱毛は、先述したとおり抑毛・減毛効果を得られる脱毛方法です。永久脱毛を目指したい場合は、IPL脱毛ではなく医療脱毛を選択する必要があります。医療脱毛には、主に以下の2種類の方法があります。

  • 医療レーザー脱毛
  • ニードル脱毛

IPL脱毛と医療脱毛の違いについて、詳しく見ていきましょう。

IPL脱毛と医療脱毛の違い

医療脱毛は発毛組織を破壊できるため、永久脱毛の効果が期待できます。

一方、IPL脱毛は発毛組織を破壊できないので、永久脱毛はできません。IPL脱毛で施術を受けるのをやめると、産毛や短い毛が生えてくる可能性があるため、ツルツルな状態を維持したい場合は定期的に施術を受けましょう。

医療脱毛とIPL脱毛は、施術回数も異なります。医療脱毛はIPL脱毛よりも出力の高いレーザーを照射するため、施術回数が少なく脱毛完了までの期間が短い傾向があります。例えば、医療脱毛ではツルツルな状態にするために約8~10回施術が必要なのに対し、IPL脱毛では18~20回以上の施術が必要です。

なお、IPL脱毛は医師や看護師のいない脱毛サロンやエステサロンでも受けられますが、医療脱毛は医師がいる医療機関でなければ受けられません。

医療脱毛はIPL脱毛よりも痛みが生じやすいものの、不安な場合には麻酔を使用できます。また万が一、脱毛の施術後に肌トラブルが生じた際に、クリニックにいる医師の診察を受けられる点も医療脱毛の特長の一つです。一方でIPL脱毛はエステサロンや脱毛サロンなどで受ける施術のため、麻酔を使用できません。さらに肌トラブルが生じた場合には、別途医療機関を探して受診する必要があります。

まとめ

IPL脱毛は、Intense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)の略称であり、光脱毛の一種です。毛を少なくしたい箇所に特殊な光を照射することで、毛の成長を抑制できます。照射範囲も広いため、施術時間が短く済む点が特長です。ただし、永久脱毛の効果は期待できないため、長期的な脱毛効果を得たい場合は医療脱毛を検討してください。

リアラクリニックでは、永久脱毛が可能です。回数無制限で全身脱毛+VIO脱毛または顔脱毛ができる「通い放題プラン」もあり、満足のいく状態になるまで施術を受けられます。痛みにも配慮した蓄熱式と呼ばれる脱毛機を採用しているので、痛みをなるべく抑えたい方にもおすすめです。無料カウンセリングやテスト照射を行っているので、脱毛に興味がある方はお気軽にご相談ください。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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