Column美脱毛コラム

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2019.05.16知識

医療脱毛も原因のひとつ!?毛嚢炎の実態とは?

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

医療脱毛後、肌に赤いブツブツができてしまった、または医療脱毛を受けた方からこのような症状があったなどと聞いたことはありませんか?

一見、ニキビや吹き出物に見える「毛嚢炎」。しかし、かゆみや痛みがなかった場合、それはニキビや吹き出物ではなく、「毛嚢炎」という毛穴の炎症かもしれません。

毛嚢炎は肌環境悪かったり、不衛生な状況で引き起こしやすい皮膚病と言われていますが、医療脱毛が原因で発症する場合もあります。

万が一発症した際は悪化しないで済むように、毛嚢炎ができる原因や対策方法について今回は詳しくご紹介していきます。

そもそも毛嚢炎ができる原因って?

毛嚢炎とは、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、毛根を包む組織である「毛包」にブドウ球菌が感染して発症する皮膚病のことを指します。肌にできるニキビや吹き出物などに似ている赤いプツプツですが、引き起こす原因や症状はニキビや吹き出物とは異なります。毛嚢炎ができる主な原因菌は、ブドウ球菌であるのに対し、にきびの原因菌はアクネ菌とされています。肌の外部侵入菌から守るバリア機能が低下することで、ブドウ球菌が毛包に感染して発症するのが毛嚢炎と言われています。

その反対に、毛穴に皮脂や汚れなどが詰まり、引き起こすのが、アクネ菌が増殖することで発症するのがニキビや吹き出物です。毛嚢炎にかゆみや痛みはほとんどありませんが、重症化すると化膿して発熱や痛みを伴うこともあります。また、ニキビや吹き出物には芯がありますが、毛嚢炎にはありません。

ニキビや吹き出物は、背中や顔といった皮脂分泌が多い部位にできる傾向があるのを皆さんもご存知だと思います。しかし、毛嚢炎はというと、デリケートゾーン(VIOライン)や脇、背中といった皮脂腺が多い場所や太い毛が生える場所にできやすい傾向があります。特にVIOは蒸れやすく雑菌が繁殖しやすいので、毛嚢炎ができやすい部位の代表的な箇所です。

脱毛において、毛嚢炎が出来るのを防ぐのに必要なことは?

毛嚢炎を防ぐためには、とにかく皮膚を常に清潔に保つことが重要になってきます。

特に生理中のデリケートゾーン(VIOライン)は蒸れやすいので、ナプキンや下着をこまめに取り替えることをおすすめしています。

また、ムダ毛の自己処理をご自身でされる方も多いと思いますが、その方法も一度、見直す必要もあります。

カミソリやシェーバーなどはきちんとお手入れをしないと想像以上に雑菌が繁殖してしまいがちです。特に、医療脱毛をせず、自己処理を行う場合はカミソリやシェーバーを清潔に保つことはもちろん、自己処理の方法も毛嚢炎になりにくい・防ぐ方法を選ぶことが大切になってきます。自己処理を行う場合、カミソリよりは電動シェーバーの方が肌を傷つけにくいためおすすめです。また、敏感肌であったり、自己処理で肌を痛めやすい人は、医療機関であるクリニックで医療脱毛を受けた方が安心です。

毛嚢炎の原因となる肌のバリア機能の低下を防ぐためには、皮膚を清潔に保つだけでなく、意外にも、生活習慣に気をつけることも大切になってきます。バランスのよい食生活や十分な睡眠時間を確保することで、肌の免疫力を高め、毛嚢炎を防ぐことができます。また、生理中は肌のバリア機能が低下しているため、ムダ毛の自己処理を控えることがベストです。特に、生理周期で言うならば、ピカピカ期(黄体期)にムダ毛処理などを行うと良いともされています。

毛嚢炎になった場合の治し方・対処の仕方とは?

毛嚢炎の治し方としては、軽度の場合、一週間ほどで自然と治るので放置してOKです。痕が残ることもありません。この時に大切なのが「毛嚢炎に決して触らないこと」です。毛嚢炎ができると気になってついつい触りたくなりますが、潰してしまうと治りが遅くなるだけでなく、炎症が悪化して最悪痕になって残ってしまうこともあります。しかし、毛嚢炎ができても決して慌てる必要はありません。気にせずそっとしておくことが大切になってきます。もし自然に潰れてしまったら、水で患部を綺麗に洗い流し、清潔な状態を保つようにしましょう。なるべく浸出液が周りの皮膚につかないようにします。これで、周りへの伝染拡大のリスクを小さくします。くれぐれも無理矢理潰すようなことはしないでくださいね。

毛嚢炎は前述した通り、毛包がブドウ球菌に感染する事によって起こるので、細菌の活動を活発化させないためにも患部を清潔に保つことが大切になってきます。汗を掻いたときはこまめにシャワーを浴び、患部を洗うときも毛嚢炎に直接触らないように泡で包み込むように汚れを落すと良いでしょう。さらに洗った後は、保湿をしっかり行いましょう。また、患部を清潔に保つだけでなく、触れる衣類や寝具なども常に清潔な状態を保つことが大切です。汗を掻いた後の衣類や寝具はこまめに洗い、交換するように心がけたいものです。

軽度の毛嚢炎の場合、上記のように触らず清潔な状態を保てば自然に治ります。しかし、潰れて毛嚢炎が悪化した時や痛みがある時、毛嚢炎の数が多い時などは様子を見ずに早目に医療機関を受診する事をおすすめします。医療機関を受診すると、塗り薬や飲み薬(抗生物質)が処方されます。薬を服用すれば3~4日くらいで症状も改善されてきます。毛嚢炎が酷いままの状態を放置すると痕になり残ってしまうため、早目の治療が望ましいです。

心配なことは一人で悩まず、ご相談を!

当クリニックの医療レーザー脱毛は、脱毛を治療する医療行為です。

「美しくありたい」というすべての女性の願いを叶えるため、看護師資格を持つ医療従事者が、エステやサロンではできない永続的な脱毛を安全に施術します。美容医療や皮膚科の専門知識を持つ医師が問診や、万が一のお肌トラブルの診療や治療も無料で行っています。スピーディーに脱毛できる最新脱毛機で施術時間を大幅に短縮。さらに刺激の非常に少ない蓄熱脱毛を採用。毛根細胞を破壊するこれまでのレーザー脱毛では痛みを感じ、脱毛を諦めてしまった方も安心して施術していただけます。毛嚢炎のお悩みや、脱毛に関する疑問など、お気軽に当クリニックへお気軽にご相談ください。

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この記事の監修医師

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楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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