Column美脱毛コラム

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2019.06.04全身脱毛

全身脱毛の効果に個人差が生まれるのはなぜ?

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

同じ手順で同じスケジュールで全身脱毛しても、脱毛効果の出方は人それぞれ。早く満足のいく効果が得られる人もいれば、時間をかけないとなかなか思うような効果が得られない人もいるのが現状です。では、どうして全身脱毛の効果に個人差が生まれてしまうのでしょうか。全身脱毛のメカニズムをご紹介するとともに、できるだけ効果を出しやすいクリニックの選び方についてもご紹介していきます。

産毛や薄い毛には効果が出にくい

みなさんは、ご自分のムダ毛をよく観察したことがあるでしょうか。毛が濃いのか、薄いのか、また一本一本は太いのか細いのか、また部位によってもそれぞれ密集度や生え方は異なるでしょう。同じ人間でも部位によって、これだけムダ毛の生え方は異なるわけですから、人が違えば、ムダ毛の生え方はまったく違うことになります。

一般的に、メラニン色素に働きかけ、毛母細胞を破壊して脱毛する医療レーザーは、太くて濃い毛により強く反応し、ダメージを与えていきます。一方で、メラニン色素が少ない産毛や薄い毛には反応しにくく、与えるダメージも小さくなるので、脱毛効果が得にくいというのが現状です。 毛質、毛量によって、全身脱毛の効果に個人差が生まれるのはこのためです。毛が薄く、細い方は、太い方に比べ、効果を得にくいため、辛抱強く脱毛に通うことが必要となるわけです。

部位で異なる毛周期

自己処理しても次から次へと生えてくるムダ毛。一見すると、ムダ毛の成長速度は恐ろしく速いように思えますが、実は皮膚の表面に露出しているムダ毛は、全体の20~30%にすぎないのです。ほとんどのムダ毛は、脱毛の際には、皮膚の中に眠っていて、レーザーによって、ダメージを与えられることもなく、ひそかに肌の外に出ていく順番を待っている状態なのです。

毛には「毛周期」というものがあり、休止期、成長期、退行期というものを繰り返しながら、皮膚の表面に現れては消えということを繰り返しています。

休止期には、毛母細胞の活動も止まっていて、肌の表面に毛は現れていません。成長期は、毛母細胞が活動を再開しすることで、再び毛が生え始め、皮膚の表面に表れてくる状態です。まさに、これがムダ毛です。そして、退行期になると、毛の成長が止まり、毛根から抜け落ちます。

この毛周期のサイクルは、体の部位によって異なり、顔は6カ月~1年半、脇は1~2年半、腕は6カ月~1年半、脚は6カ月~1年半、VIOは1~2年と言われています。また、このサイクルはあくまで平均的なもので、人によってはもっと早かったり、遅かったりと、これにも個人差が出てくるのです。同じ日に全身脱毛をしても、部位によって、効果の出方が異なるのは、それぞれの部位の毛質や毛量だけでなく、毛周期が関わっていることがわかるでしょう。 全身脱毛をする際は、通われるクリニックによっても異なりますが、おおよそ2~3カ月ごとに施術を行っていきますが、それぞれの毛周期なども考えながら、より効果的なサイクルで施術スケジュールを組んでいくことが必要になります。

何を頼りにクリニックを選べばいいの?

全身脱毛には個人差が生まれるのは確かですが、どんな人にも満足のいく効果を出しやすいように、全身脱毛に用いる機械は、日々進化を続けています。より少ない刺激で、かつ高い効果を得られるものが開発されているわけです。クリニックもこうした進化に伴い、新しい機械を導入しているところも多くみられますが、まずはどんな機械を使っているのか、クリニックのウェブサイトを検索するなどして、調べてみることをおすすめします。

また、その機械を操るスタッフの技量も全身脱毛の効果には大きな影響を与えます。脱毛を施す人の毛質や毛量、密集度や肌の状態などを見極めたうえで、それぞれの部位にどれくらいの出力で照射するか、機械の細かな調節が脱毛効果の大きさを左右します。

細毛・薄毛にも効果が出やすい蓄熱式脱毛機

全身脱毛の際、毛質や毛量などで起こる脱毛効果の個人差が生まれにくいのが、蓄熱式の脱毛機だといわれています。従来の脱毛機は、医療レーザーがメラニン色素に反応し、毛根細胞を破壊することで、脱毛をしていましたが、蓄熱式脱毛機では、メラニン色素にではなく、毛根細胞に栄養を送る役割を果たしているバルジ領域という部分にダメージを与え、脱毛効果を得るという新しい方式です。

レーザーとは異なり、照射時に加わるバチンという痛みではなく、じわりじわりと広範囲が温められるような熱で脱毛効果が得られるので、比較的刺激が少なく、安全性の高い脱毛方式だとされています。脱毛の痛みを考えて、全身脱毛をあきらめていた方はもちろん、ほかの部位は我慢できるけれど、痛みを感じやすいVIOはあきらめていたという方にも、新たな選択肢を与える脱毛方式だといえます。

また、この脱毛方式を用いると、従来の医療レーザーでは効果が得にくかった産毛や金髪、白髪などのメラニン色素に反応しにくい毛も脱毛することができ、メラニン色素の黒に反応することから、施術期間中は避けなければならなかった日焼けもすることができるようになります。

通常のレーザーでは、機械を少しずつずらしながら、一発一発レーザーを照射し、その後冷却するという2つの手順が施されていましたが、蓄熱式の機械では、一度に広範囲に熱を加えることができ、また冷却口と照射口が一体となっているため、1つの手順で脱毛が完了し、肌の上を機械を滑らせながら連続して照射していくことができるようになりました。このため、施術時間も、通常のレーザーでは2時間ほどかかっていたものが、蓄熱式機械を用いると、その約半分の1時間で施術を完了させることができます。

長期的に無理なく続けられるプランをチェック!

技術の進歩により、新しい脱毛機械が開発されたり、クリニックの技術が上がったりと、全身脱毛に関わるデメリットは少しずつ減ってきています。しかし、全身脱毛には効果の個人差がつきものです。思ったよりも、時間がかかってしまったり、納得のいく結果が得られないという方でも、途中であきらめてしまわないよう、長期的に通院できる料金プランがあるか、信頼できるスタッフや自分に合いそうな機械を使っているクリニックであるかなど、様々なポイントをチェックして、無理なく全身脱毛を続けてみてください。

リアラクリニックでは、蓄熱式脱毛を採用しています。刺激が少ないうえに、施術時間が短く、肌への負担も少ない脱毛方式ですので、はじめての方でも安心して始めていただけます。まずは、女性カウンセラーがお肌や毛の状態、体調などを伺ったうえで、全身脱毛の施術方法や施術期間、料金など、様々な疑問にお答えしていきます。どうぞお気軽にご相談にお越しください。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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