Column美脱毛コラム

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2019.10.28医療脱毛

医療脱毛とエステ脱毛はどっちが効果的?部位ごとの必要回数を医師が解説!

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

「ムダ毛の自己処理を行ってもすぐにチクチクしてしまう」

「毎日のムダ毛のお手入れが面倒臭い」

こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

とはいえ、いざ脱毛をしようと思っても医療脱毛や光脱毛どちらが効果的なのか悩んでしまう方もいると思います。

実際、女性100人を対象にどちらに興味があるのかをアンケートしてみた結果がこちらです。

アンケート結果からもわかるように、近年医療脱毛への興味が高まっています。

以前は値段も高くハードルの高さを感じる人も多かった医療脱毛ですが、現在はエステ脱毛と金額も変わらなくなってたことなどから医療脱毛を選ぶ人も増えてきました。

また、医療脱毛がメジャーになったのはやはり『効果の高さ』です。

今回の記事では、医療脱毛とエステ脱毛の効果の違いにスポットを当てて医療脱毛の特徴をご紹介していきます。

1.医療脱毛とは

以前はムダ毛の脱毛といえばエステサロンで行うものというイメージが一般的でした。

しかし、最近では医療脱毛の方が主流になってきています。

医療脱毛は、毛を作り出す器官である毛母細胞をレーザーで破壊することによって、ほぼ永久的に毛を生えなくすることのできる施術です。

こうしたレーザーによる施術は医療行為に当たるため、エステや美容サロンで行うことはできません。よくエステなどで行っている脱毛は「光脱毛」というものです。

医療脱毛は光脱毛よりも効果が高く、基本的に全身どの部位でも施術を行うことが可能です。また、レーザーを照射することで、施術部位の毛穴の引き締め効果や美肌効果が期待できます。

ニキビやアトピーなどの皮膚疾患がある場合でも、その方の肌状態に合わせた安全な施術をすることも可能です。

ただし、妊娠中の女性、生理中の方(Oライン脱毛の場合)、皮膚疾患の種類によっては施術ができない可能性もあるので注意が必要です。

2.脱毛を行う前に毛周期について知っておこう

医療脱毛の効果を十分に発揮させるためには、毛周期というものを把握しておくことが大切です。

ここでは、脱毛を行う前に知っておきたい毛周期の知識について解説します。

2-1.毛周期とは

毛周期とは、毛の成長過程から生え変わりまでの段階別プロセスのことです。

毛は「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」という4段階のサイクルを繰り返しながら、生え変わりを繰り返しています。

この4段階を毛周期、あるいはヘアサイクルと呼びます。

医療脱毛において重要なのは「成長期」です。毛を作る工場の役割を担う毛乳頭と毛根がしっかりと結びついた成長期の毛に対して施術を行うことで、毛母細胞を破壊し毛の生成を止めます。

逆に言うと、毛の成長が止まり、毛母細胞の活動が停止する「退行期」や、毛が抜け落ちている「休止期」にレーザーを照射しても全く効果がありません。

効果的に脱毛を行うためには、毛周期に合わせたペースで施術を行うことが大切なのです。

2-2.医療脱毛で何回も照射が必要なのははなぜ?

毛周期は個人差が大きく、また部位によってもばらつきがあります。また目に見える成長期の毛自体も、全体の毛の15%~20%にしか過ぎず、1回の施術ですべてのムダ毛をなくすことは不可能です。

つまり、施術を行っても効果があるのは一部の毛のみです。そのため、しばらく間をおくことで毛が成長し、前回退行期や休止期だったムダ毛にもレーザー治療が可能になります。すべてのムダ毛に効果を出すためには、成長期を待って施術を行うことが大切です。

ゆえに、医療脱毛においてはある程度の期間、繰り返してレーザー照射を行う必要があるのです。

ただし、早く効果を得たいからと短い期間で頻繁に施術を行うのはおすすめできません。

毛周期を無視してレーザー照射しても、効果が得られないだけでなく肌への負担となってしまいます。無駄な照射は避け、医師と相談しながらもっとも効果の高い頻度で施術を行うことが大切です。

2-3.毛周期に合わせて脱毛できない場合は?

毛周期に合わせた施術が望ましいとはいうものの、忙しいなどの理由でなかなか通えないという方もいると思います。

毛周期に合わせて2ヶ月〜3ヶ月のペーズで施術を行った方が、治療にかかる回数や期間が少なく済むメリットがあります。

しかし、忙しくて毛周期に合わせられないという方も治療は可能ですので、通っているクリニックの担当医師に相談してみてくださいね。

3.医療脱毛とエステ脱毛の違いは?

前述したとおり、医療機関での脱毛は「レーザー脱毛」であり、エステで行われるものは「光脱毛」というものです。とはいえ、これらの脱毛は結局なにが違うの?と思っている方も多いでしょう。

ここでは、医療脱毛とエステ脱毛の具体的な違いについて解説していきます。

3-1.脱毛完了までの期間が異なる

医療脱毛とエステ脱毛のもっとも大きな違いは、使用している器具が異なるという点です。

エステサロンが使用している光脱毛の機器に比べ、レーザー脱毛の機器は出力が強く、より効果の高いものです。そのため医療従事者以外の使用は許可されていません。

医療脱毛は、強力なパワーの機器を使用しているため、光脱毛と比べ施術完了までの期間が短いという特徴があります。さらに、毛母細胞を破壊して毛を生えなくできるのは医療脱毛のみです。

一方、照射パワーの弱い光脱毛の場合は、その分何度も施術を行う必要があるため、結果的に医療脱毛よりも長い期間が必要になる上に、料金相場よりも最終的に高くなってしまうなんてこともあります。

3-2.医師が常駐する医療機関の方が安心

医療脱毛を行うことができるのは、医療従事者である「有資格者」のみです。

また、医療脱毛の機器は美容皮膚科クリニックや美容クリニック等の医療機関でしか扱うことができません。そのため、医療脱毛の施術を受けられるのは医師の常駐するクリニックだけということになります。

医療脱毛では医師が一人ひとりの肌の状態を診察しながら、看護師による適切な施術を行うことが可能です。万が一何らかのトラブルが生じた場合でも、医師のいるクリニックなら迅速に対応することができます。

一方、エステ脱毛の施術者には特別な資格が必要ないため、施術を行うのは医療従事者ではありません。

また、医療機関以外が毛根を破壊する効果のある施術を行うことは、現在日本国内では禁止されています。そのため、エステサロンが行う脱毛は実際には毛の成長を一時的に抑える「制毛」であり、より効果の高い「脱毛」を目指す方にとっては物足りない可能性もあります。

安全で効果の高い脱毛を受けられるのは、医療機関ならではのメリットと言えるでしょう。

3-3.万が一の肌トラブルの際も治療が行える

知識を持った医師が安全に施術を行うとはいえ、脱毛にはさまざまなリスクが伴います。

その人の体調や肌質によっては、やけどや炎症性浮腫、毛嚢炎などの副作用が起こる可能性も否定できません。

医師のもとで行う医療脱毛なら、万が一こうした肌トラブルが生じた場合でも適切な対処を行うことができます。薬が必要なケースでもその場で処方するということが可能です。

一方、エステ脱毛の場合は医療従事者が不在のため、その場で治療を受けることはできません。サロンによっては提携先の医療機関を紹介できるところもありますが、医療脱毛のような速やかな対応は難しいと考えた方が良いでしょう。

4.医療脱毛は部位によって必要回数が異なる

いくら効果の高い医療脱毛とはいえ、1回の施術のみで脱毛効果を実感することはできません。しっかりと効果を実感するためには、複数回の施術が必須です。また、施術部位別に効果を得られる必要回数が異なります。

ここでは部位ごとの具体的な必要施術回数とその理由について解説していきます。

4-1.腕・脚・脇:3回程度で効果を実感

腕・脚・ワキなどのムダ毛の濃い部位に関しては、個人差はあれど一般的には3回程度で効果を実感することができます。

毛が目立つ分、レーザーにメラニン色素が反応しやすく、比較的毛根に影響を与えやすいためです。他の部位と比べても、人気の高いこれらのパーツは短い期間で治療を終えることが可能です。

自己処理が不要になるまでには5回程度、産毛までほぼなくなる程度には6回~8回以上の施術が必要です。

4-2.背中・胸・顔:個人差がある

背中・胸・顔等にある、あまり目立たないうぶ毛の場合は、腕などと比べメラニン色素の含有量が少なめです。そのため、濃いムダ毛と比べて効果を実感するまでには時間がかかってしまいます。また、うぶ毛の生え方にも個人差があるため、必要な施術回数も人によって差が出やすい部分です。

一般的には、鼻の下などの顔のうぶ毛は8回以上、背中や胸は5回以上で自己処理が不要になります。ほとんどうぶ毛がわからない程度までには、いずれも8回~10回以上の施術が必要です。

4-3.VIO:3回〜5回で効果を実感

夏に気になるVIOは体の中でも毛が濃いため、レーザーが反応しやすい部位です。

しかし、他のムダ毛に比べ毛周期が長いという特徴もあるため、しっかり脱毛するには施術回数を増やす必要があります。

毛量を減らしたい程度であれば、3~5回程度の施術でも大丈夫ですが、完全に毛を処理したい場合は他の部位同様5~8回程度の施術をおすすめいたします。

近年、衛生面や将来の老後に備えて脱毛する方も多いIラインやOラインのムダ毛は10回程度の施術で無毛状態を叶えることが期待できます。

またVラインに関しては、患者様のご希望に合わせてアンダーヘアの毛量やデザインを調整することも可能です。

5.リアラクリニックの医療脱毛の特徴

当院で行っている医療脱毛の特徴は以下のとおりです。

5-1.FDA承認の医療用蓄熱脱毛を採用

リアラクリニックでは、脱毛に「医療用蓄熱脱毛機」を採用しています。

蓄熱脱毛とは、毛母細胞をターゲットとした従来のレーザー脱毛とは異なり、毛根に栄養を送る組織である「バルジ領域」に作用することでムダ毛処理を行うものです。

これまでの脱毛器のように、強い熱によって毛母細胞を破壊する方法ではなく、バルジ・毛包部の周辺を温めることで毛の生成を抑制します。そのため、温度変化が少なく痛みを感じにくいという特徴があります。

また、当院の使用している医療用蓄熱脱毛機は、米国の政府機関であるFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けている安全性の高いものです。

VIOなどの痛みを感じやすいデリケートな部分の脱毛や、ムダ毛に悩むお子様など、医療用蓄熱脱毛なら痛みを気にせず安心して施術を受けることができるのもポイントですよ。

5-2.エステ脱毛に比べて施術回数や施術期間が短い

当院での脱毛は、エステ脱毛に比べ施術回数や施術期間が短いという特徴があります。

さらにはFDA承認の機器を使用しているため、お肌への負担がかかりにくいのもメリットです。

・施術回数

当院:約5回 エステ脱毛:18回以上

・施術期間

当院:最短5か月(個人差あり) エステ脱毛:2年程度

・1回の施術時間

当院:全身で約60分 エステ脱毛:全身90分~120分

5-3.医療脱毛でありがちな追加費用がかからない

医療脱毛の中でも、特に気になるのは費用の面という方も多いと思います。

実際医療脱毛では追加料金が設定されている場合も多いです。しかし、リアラクリニックでは一切追加料金はかかりません。

カウンセリングや再診料、万が一トラブルが発生した場合の薬代、キャンセル料などはいただいておりません。

必要な費用は選んでいただいたコースの料金だけですので、安心して施術をお受けいただけます。

5-4.日焼け肌やうぶ毛などにも対応可能

当院が採用しているレーザーは「3波長照射」というものです。

従来のレーザー治療は「1波長照射」のものが多く、産毛や深い部分の毛などには反応しにくいため、毛質ごとに照射レベルを変えるなどの手間が必要でした。

しかし、3波長照射なら1回であらゆる毛質に対応できるため、照射回数は少なくすみます。また、これまでのレーザー脱毛では効果が出ずらいとされてきた産毛や金髪、日焼け肌の方にも対応可能です。

5-5.施術時間が短い

当院の医療脱毛は、施術時間が非常に短いという特徴があります。

リアラクリニックが採用している機器は、レーザーの照射口と施術部位を冷やす冷却口が一体化したものです。そのため、照射面を移動しやすくムラのない施術をすることができます。

従来の脱毛よりもスピーディに行えるため、個人差はあるものの全身で60分程度での施術が可能です。

5-6.完全個室の施術室

当院では患者様に安心して治療いただけるように、完全個室の施術室をご用意しています。

プライバシーに配慮された清潔感のある施術室で、リラックスしながら医療脱毛をお受けください。

6.よくある質問

医療脱毛に関するよくある質問にお答えしていきます。

6-1.レーザー脱毛の痛みってどのくらい?

レーザー脱毛は一般的に「ゴムではじかれるような痛み」があると言われています。

しかし、施術部位や個人によっても感じ方は異なります。

当院では痛みを軽減するために、冷却機能のついた脱毛機を使用しています。

また、どうしても実際の痛みが気になるという方は、初回カウンセリング時にテスト照射を受けていただくことも可能です。

6-2.肌が弱くても脱毛できますか?

敏感肌などでお肌が弱い方の場合、脱毛による影響を心配されることも多いです。

しかし、レーザー機器が作用するのは肌表面ではなく、皮膚の奥の発毛を促す器官のみです。そのため、敏感肌やアトピーの方でも施術を行うことが可能です。

しかし、肌疾患があるなどその方の肌状態によってはレーザー照射が行えない場合もあるため、事前にカウンセリングでご相談ください。

6-3.生理中や妊娠中でも脱毛はできますか?

基本的には生理中でも施術を受けていただくことは可能です。

しかし、VIOラインや太ももの脱毛に関しては、衛生面からも控えていただいております。

また、妊娠中の場合は部位に限らず母体への影響を避けるため、脱毛はできません。

万が一、脱毛期間中に妊娠した場合は速やかにスタッフにご相談ください。

6-4.全身脱毛は1回で全てのパーツに照射できますか?

1回の施術で全てのパーツに照射することが可能です。

また、施術時間自体も短いため(60分程度)お忙しい方でも時間を気にせず治療を受けることができます。

6-5.照射前のお手入れはどうすればいいですか?

照射前日、あるいは当日朝にご自身での剃毛をお願いします。

うなじや背中、Oラインなど、ご自身での剃毛が難しい部位に関しては、ご希望があれば当院にて無料で処理させていただいております。

それ以外の部位は、ご予約いただければクリニックで剃毛することも可能です(※事前予約制・有料)。

リアラクリニックの医療脱毛ですべすべ美肌を手に入れよう!

ムダ毛は、誰にとっても根深い悩みです。

肌を出す季節が近づくたびに「脱毛」という言葉が過ぎるという方も多いのではないでしょうか。

以前は敷居が高いイメージのあった医療脱毛ですが、最近ではエステサロンと費用がさほど変わらなくなり、短時間で効果の高い治療が可能になりました。

もし、医療脱毛を考えているならぜひ当院の無料カウンセリングでご相談ください。

経験豊富なスタッフが、一人ひとりのご希望や不安に誠実に向き合いながら、脱毛をお手伝いいたします。リアラクリニックの医療脱毛で、一緒にすべすべの肌を目指しましょう。

【用語解説】

・毛周期

毛が生え始めてから抜け落ちるまでの周期。

生え始めの「成長初期」、細胞分裂が活発でもっとも毛が育つ時期である「成長期」、やがて成長が止まる「退行期」、毛が抜け落ち新しい毛が生えるまでの「休止期」というサイクルを繰り返しながら生まれ変わる。

・毛母細胞

毛根部にある毛乳頭に存在する細胞。毛乳頭から栄養を受け取ることで成長し、毛を作り出す。

・光脱毛

皮膚組織の下にある毛乳頭にダメージを与えることで、発毛する力を低下させ毛を生えにくくすることが期待できる。

エステサロンや家庭用脱毛器などで使われることが多いが、医療脱毛と比べ出力は弱い。

・蓄熱式脱毛

発毛を促進させる機関である「バルジ領域」に熱ダメージを与えることで、脱毛を促す。

広範囲に熱を加える方法のため、温度変化を感じにくく従来の単発式脱毛より痛みを感じずらいというメリットがある。

・バルジ領域

細胞を作り出す「幹細胞」の一種。バルジ領域からの発毛因子によって毛母細胞が活性化され、発毛につながる。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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