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2019.11.13知識

HIFU(ハイフ)たるみや小顔への効果は?メカニズムや効果を医師が解説

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

 

お肌のたるみは、多くの女性を悩ませる肌悩みのひとつです。

リアラクリニックが実施した肌悩みに関するアンケートでも、シミに次いで約2割の女性がたるみに悩んでいると回答しています。

しかし、たるみを解消したくても、メスを使った外科手術には抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを解消してくれると今話題を集めているのが、メスを使わずにリフトアップが叶うHIFU(ハイフ)治療です。

今回の記事ではHIFU(ハイフ)治療のメカニズムや具体的な効果について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1.HIFU(ハイフ)について

ハイフ(HIFU)は、「高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)」のことで、強力な超音波を発生させる機器を使用して施術します。

ハイフはもともと前立腺などのガン治療に用いられていた技術で、たるみ治療やリフトアップなどの効果が期待できることから美容医療に用いられるようになりました。

ハイフは虫眼鏡で太陽光を集めて紙を焼くのと同じように、超音波を皮膚深部の1点に集中して照射するのが特徴です。

皮膚表面は傷つけず、メスや注射を使わずに施術ができるので、手術に抵抗がある方・痛みが少ない施術をしたい方におすすめの施術方法です。

2.ハイフの効果とメカニズム

ハイフのメカニズムを理解するために、まずはお肌について見てみましょう。人間の皮膚はいくつかの異なる層が重なってできています。

お肌の一番外側にあるのが表皮層、その下にあるのが真皮層、さらに皮下組織となる脂肪層があって、一番下には筋肉との境界となるSMAS層があります。

SMAS層とは、superficial musculo-aponeurotic systemを略したもので、表在性筋膜のことを指します。

このSMAS筋膜には、皮膚を支えて引っ張る働きがあり、お肌がピンとハリのある状態を保つことができるのは、SMAS筋膜が皮膚をきちんと引っ張ってくれているからなのです。

そのため、加齢などによってSMAS層が劣化して緩むと、肌はハリを失ってたるみを引き起こします。

SMAS層は肌の一番奥深くにあり、レーザーを照射するだけでは届きません。そのため、たるみを改善するには皮膚にメスを入れるフェイスリフト手術しかないといわれてきました。しかし、この不可能を可能にしたのが最新の美容治療であるHIFU機器です。

HIFU機器を用いた治療方法は、レーザーを1点に集中させて65~75℃の高エネルギーを発生させるので、今まで不可能であったSMAS層に熱を到達させることができるのです。

熱によってSMAS層が縮めば、お肌はハリを取り戻し、たるみ解消へと導いてくれます。これがHIFU治療器の効果とメカニズムです。

3.ハイフ治療のメリットデメリット

レーザーによるたるみ、リフトアップ治療を可能にしたハイフですが、高い効果が期待できる分、注意すべき点も少なからずあります。

ハイフのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

3-1.メリット

ハイフ治療のメリットには以下のようなものがあります。

  • ピンポイントで効果が出せる
  • 即効性がある
  • コラーゲンを活性化できる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.ピンポイントで効果を出せる

ハイフ治療におけるレーザー照射ではエネルギーを1点に集中させます。そのため、たるみを改善したい部分をピンポイントでターゲットにすることができます。

ターゲットの深さやエリア、ショット数などを調整し、適切に照射することでたるみ改善だけでなくリフトアップ効果や小顔効果も期待できます。

2.即効性がある

ハイフ治療は1回施術しただけでも、熱エネルギーによってSMAS層が縮むため、たるみ改善効果やリフトアップ効果を実感しやすいのが特徴です。また、施術直後から効果を実感できるメリットもあります。

3.コラーゲンが活性化

レーザー照射は体内のコラーゲン生成を活性化してくれます。

ハイフのメカニズムとしてレーザーの焦点が65~75℃の高温になると述べましたが、この温度はコラーゲン生成に最適とされています。ハイフを照射することにより、ハリ感が得られるのもこのためです。

コラーゲンが活性化することにより、肌にハリが生まれリフトアップ効果だけでなく、しわ改善にも効果があります。

3-2.デメリット

良い事づくめのように思えるハイフですが、デメリットとしてはどのようなことが考えられるでしょうか。

ハイフ 治療のデメリットは主に下記2点です。

  • 施術には医師資格が必要
  • 痛みを伴う場合がある

詳しくみていきましょう。

1.施術には医師資格が必要

ハイフは医療機器です。そのため、医師資格を持った医療従事者でなければ施術することはできません。

エステサロンでもハイフの施術ができると謳っているところがありますが、マシンの出力や機能を抑えたマシンを利用しているためです。安いから、近いからといった理由でエステサロンでハイフの施術を受けても、医療機関と同等の高い効果は期待できません。

また、十分な知識がないままに高性能マシンを扱うことで火傷などのトラブルが起こるリスクが高くなることも懸念されます。ハイフの高い治療効果を安全に実感するためには、医療機関である美容クリニックや美容皮膚科を選ぶことが大切です。

2.痛みを伴う場合がある

ハイフ治療は皮膚の深いところまでアプローチするため、人によっては痛みを感じる場合があります。チクチクとした痛みであったり、骨に近いところや歯の治療をしている場合には超音波が響くこともあります。

もっとも痛みの感じ方には個人差がありますので、全ての方が同様に感じるとは限りません。不安があるようならば、施術前のカウンセリングで相談するようにしましょう。

3-3.こんな人におすすめ

高い効果が期待できるハイフは以下のような方におすすめです。

  • フェイスラインのたるみが気になる
  • 最近顔のシワが目立ってきた
  • 小顔に憧れる
  • リフトアップしたいけどメスや注射は怖い
  • すぐに効果を実感したい
  • 効果が長続きしてほしい
  • 治療のダウンタイムや副作用を最小限に安全性の高い治療がしたい

4.リアラクリニックのハイフ治療とは

ハイフの機器にはさまざまな種類がありますが、当院では「ソノクイーン」という治療機器を用いています。

ソノクイーンの特徴は主に下記4点です。

  • 狙った層をポイント照射できる
  • カードリッジを使い分けられる
  • コラーゲンを生成してくれる
  • ダウンタイムが少ない

当院のハイフの特徴と、期待できる効果について詳しく解説します。

4-1.狙った層をポイント照射

前述したように皮下脂肪の下には、顔の筋肉を支えるSMAS層(筋膜層)があり、このSMAS層が衰えて顔の筋肉を支えられなくなるのが、たるみの原因のひとつです。

当院のハイフはSMAS層に集中照射することができるため、筋膜の引き締めによるリフトアップ効果が期待できます。また、従来では施術が難しかった目元や眉下、額などの浅い層にも照射可能で、狙った層をポイント照射することができます。

4-2.部位によって3つのカートリッジを使い分ける

効果的な治療を行うには、施術する目的に合わせて、狙ったところへ照射することが大切です。

当院のハイフは、2.0mm・3.0mm・4.5mmの3つのカートリッジを使い分けて、各層へアプローチできます。

それぞれのカートリッジの特徴は以下の通りです。

【2.0mm】

深さ2.0mmに照射できるカートリッジは、先端が細くなっているのが特徴です。目元・口の周り・額のシワ、リフトアップなど、細かい部位やカーブのある部位に施術できます。

【3.0mm】

真皮層に熱ダメージを与えて創傷治癒作用を促し、コラーゲンを活性化することで小じわや毛穴、リフトアップ効果が期待できます。

【4.5mm】

真皮層とSMAS層へ熱ダメージを与えます。SMAS層のタンパク質を凝縮させることで、たるみの引き締めが期待できます。

4-3.コラーゲンが生成されるのでリフトアップ効果が期待できる

ハイフ治療は、超音波エネルギーの熱によって、皮膚内のコラーゲン線維へダメージを与えます。ダメージを受けたコラーゲン線維は時間をかけて修復し、大量に新しいコラーゲンが生成されるため、肌質改善・長期的なリフトアップ効果が期待できます。

コラーゲンを増やすには、低い温度では十分な効果が得られません。また、80℃以上の温度では肌への負担が大きく、痛みも強くなります。当院のハイフは、効率良く安全にコラーゲンの生成を促進する、70℃前後の温度で施術を行います。

4-4.ダウンタイムが少ない

ハイフ治療は皮膚表面にダメージを与えず、真皮層から下層をターゲットにしてアプローチします。

施術後はメイク可能で、基本的にダウンタイムはありません。ただし、痛みやダウンタイムには個人差があるため、施術後に赤みや熱感、一時的な痛みやわずかな腫れなどが生じる場合があります。

ダウンタイムについて不安のある方は、カウンセリング時にご質問ください。

5.ハイフの料金

リアラクリニックのハイフの料金は以下のとおりです(料金はすべて税抜価格)

【全顔】

顔全体をハリのある印象にしたい方におすすめです。

  • トライアル:¥39,000(税別)
  • スタンダード(1回):¥49,800(税別)
  • スタンダード (4回セット/1回分):¥36,000(税別)
  • スーパーダブル(1回):¥69,800(税別)
  • スーパーダブル(4回セット/1回分):¥49,800(税別)

【ハイフアイリフト4D】

目元のたるみ・しわ取り・目元のリフトアップをご希望の方におすすめです。

  • 目クッキリ(1回):¥30,000(税別)
  • 目クッキリ( 4回セット/1回分):¥20,000(税別)

【ハイフリフト4D】

さらに強力なリフトアップをご希望の方におすすめです。

  • 首(1回):¥15,000(税別)
  • 首(4回/1回分)¥10,000(税別)

※クリーム麻酔:¥2,000

6.症例写真

50代 / 治療回数1回
30代 / 治療回数1回
20代 / 治療回数 1回

7.治療の流れ

リアラクリニックのハイフ治療は以下の手順で行われます。

▷カウンセリング

カウンセリングは無料で受けられます。

公式サイトのWEB予約か、予約専用のフリーダイヤルにお電話いただいて事前予約の上ご来院ください。カウンセリングでは、肌のたるみや小顔治療に関する悩み、施術に関する不安など、お気軽にご相談ください。

施術方法についてもわかりやすくご説明いたしますので、ハイフについてご理解いただいた上で施術をご検討いただけます。

▷お申し込み

施術内容にお間違えが内容であれば、同意書をご記入いただきます。

▷洗顔

パウダールームにご案内しますので、お化粧を落としていただきます。この際、お顔の上に化粧水などをつけてしまうとレーザー照射の妨げとなりますので何もつけない状態で処置室にご案内いたします。

▷施術(15分〜45分)

目元をガードし、ジェルを塗布してからご希望の部位に照射していきます。痛みが気になる方は遠慮なさらず看護師にお申し付けください。

▷ご帰宅

ダウンタイムはほとんどないため、施術当日からお化粧も可能です。院内に完備されたパウダールームでお手持ちのコスメでメイクを整えてご帰宅いただけます。

8.よくある質問

リアラクリニックのハイフ治療についてよくある質問をまとめてみました。

8-1.痛みが心配です

最新の高密度焦点式超音波により、レーザーの照射時間は短縮されています。そのため、お肌へのダメージや痛みも従来のレーザー治療に比べて大幅に軽減されており、基本的に施術でも麻酔クリームなどは使用しておりません。

もっとも痛みの感じ方には個人差があるため、ご不安であればカウンセリング時にご相談ください。

8-2.効果持続期間はどのくらいですか?

治療直後から3ヶ月はコラーゲン繊維が生成され、6ヶ月程度持続するのが標準です。ですが、たるみの具合など個人差があるため、効果持続期間は一定ではありません。

適切な治療間隔を開けて、定期的に治療を行うことでリフトアップ効果を維持することが可能です。

8-3.ダウンタイムはありますか?

ターゲットが皮膚の奥底にある筋膜層なので、レーザー照射の影響が皮膚表面に現れることはほとんどありません。そのため、ダウンタイムもほぼ必要なく、施術当日からメイクをしていただけます。

8-4.腫れや痺れが出ることはありますか?

施術によって顔に腫れや痺れが出ることはほとんどございません。

ただし、ごく稀にわずかな腫れが出る方もいらっしゃいますが、日常生活に支障がない程度ですのでご安心ください。腫れ自体も2〜3日で消失いたします。

8-5.他の美容外科施術を受けていても大丈夫ですか?

お顔に金の糸やプレートが挿入されている場合は、施術をご案内できない場合や照射範囲が限定されることがあります。

系リフトや注入系治療、レーザー治療などは治療から期間が空いていれば、ハイフ治療を行っても問題ございません。

美容医療を受けられている方は、ご予約時やカウンセリング時にご相談ください。

「リアラクリニックのハイフでたるみ悩みを改善しよう」

これまでレーザーでは治療不可能とされてきた肌のたるみですが、ハイフ機器による治療法の登場により、レーザー治療で改善できるようになりました。

1点にレーザーを集約することで、これまで届かなかった肌の奥深くにあるSMAS筋層まで照射でき、緩んだ筋膜層に再びハリを取り戻してくれます。

当院のハイフ治療は、細かな部位にも照射できるため、目元や額のシワ、ほうれい線、アゴ下のたるみなどが気になる方にも施術可能です。カウンセリングは完全無料でおこなっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

【用語解説】

<SMAS層>

SMAS層とはsuperficial musculo-aponeurotic systemを略したもので、表在性筋膜のこと。

皮膚を引っ張る働きがあり、加齢などによってSMAS層が緩むとたるみを引き起こす原因となる。

<表皮層>

表皮層は、三層から成る皮膚の一番表面の部分にあたる。

<真皮層>

真皮層は、三層から成る皮膚の表皮層のすぐ下に位置する。

<脂肪層>

皮下組織の別名で、脂肪が多いため脂肪層と呼ばれる。皮膚は三層から成り、一番表面に表皮層、その下に真皮層があり、さらにその下に皮下組織となる脂肪層がある。

<高密度焦点式>

焦点にレーザーを集めて高いエネルギーを作り出す方法のこと。虫眼鏡で太陽光を集めるのと同じ原理。

<コラーゲン>

たんぱく質の一種。人体にあるたんぱく質のうち約30%、皮膚の約70%を占め、皮膚に弾力を与える働きがある。

<ダウンタイム>

施術に伴う腫れやむくみなどが回復する期間のこと。日常生活が制限される症状が治まり、普段の生活が再開できるようになるまでを指す。

 

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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