Column美脱毛コラム

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2020.05.26医療脱毛

産後の脱毛はいつから可能? 授乳期間の対応は?

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

妊娠中や出産後は普段とまったく異なる体質になり、思わぬことが体調不良の引き金になることもあります。

脱毛も同様で、妊娠前のように施術できるようになるまではある程度の時間がかかります。

産後の脱毛は、どのタイミングから可能になるのでしょうか。

今回は、妊娠中の脱毛リスクや産後の脱毛に関する知識などをご紹介していきます。

妊娠中の脱毛はリスクあり

妊娠中の脱毛はリスクが高く、ほとんどのクリニックやエステサロンでは施術をお断りしています。

まずは、妊娠中の脱毛にどういったリスクがあるのかを見ていきましょう。

妊娠中の脱毛リスク1:肌トラブルが起きやすい

妊娠中はホルモンバランスが乱れ、心身ともに不安定な状態になります。

お肌も普段よりデリケートになり、ニキビや乾燥、かゆみなど、さまざまなトラブルが起きやすくなっています。

脱毛は皮膚に少なからずダメージを与える行為です。

レーザーや光を当てた直後は、お肌がとても乾燥し、敏感になっています。

とくにお肌がデリケートな妊娠中は、炎症などのリスクが高まります。

妊娠中の脱毛リスク2:痛みによるストレスがある

医療レーザー脱毛は効果が高い分、痛みを伴うことが多い脱毛方法です。

一般的に、レーザーを当てるとゴムを弾いたような痛みを感じる方が多いとされています。

毛の濃い部分や骨の近くにある部位、VIOのように粘膜のあるパーツなどは、とくに痛みを感じやすいのが特徴です。

妊娠中に脱毛を行うと、痛みによるストレスで思わぬトラブルが生じる可能性があります。

体調の悪化を避けるためにも、脱毛を無理に行わないのが大切です。

妊娠中の脱毛リスク3:薬の処方が難しい

もし施術によって肌トラブルが生じても、妊婦へ処方できる薬は限られているため、何かあったときの対処が難しくなります。

レーザーの照射によるお肌のトラブルには、炎症や毛嚢炎などがあります。

妊娠中はお肌がデリケートなため、こういった症状が発生するリスクも高まるかもしれません。

もしそうなった場合でも、妊娠中であれば処方できる薬の選択肢が少なく、速やかな治療ができない可能性があります。

赤ちゃんへの影響は?

ご紹介した通り、妊娠中の脱毛にはさまざまなリスクがあります。

ただし、クリニックでのレーザー脱毛やエステサロンの光脱毛によって、赤ちゃんに直接ダメージが与えられることはありません。

波長の長い医療用レーザーでも皮膚の真皮層までしか届かないためです。

もし脱毛に通っている途中に妊娠が発覚しても、それまでの施術によって赤ちゃんへ悪影響が及んでいることは、基本的にありません。

もちろん上記のようなリスクのために体調が変化するおそれがあるため、妊娠がわかったらすぐに施術を休止するのが大切です。

産後はいつから脱毛できる?

妊娠するとお腹をはじめ、体のさまざまな部位の毛が濃くなります。

徐々に元に戻ってはいきますが、人によってスピードは異なります。そのため、産後すぐに脱毛したいと考える方も多いようです。

また、産後は育児でムダ毛処理の時間が取れないため、永久脱毛をしてお手入れ時間を節約したいと希望する方もいらっしゃいます。

産後は、どのタイミングから脱毛を始められるのでしょうか。

産後に脱毛を開始できる時期

産後、いつから脱毛をOKとするかは、サロンやクリニックによって異なります。

生理が再開したら、もしくは授乳が終わったら脱毛可能としているところが多いようです。

一般的に、エステサロンよりもクリニックのほうが、脱毛を開始できるタイミングがはやい傾向にあります。

授乳が終わる期間や生理が再開するタイミングは、人によって異なります。

産後3カ月~1年で脱毛できる状態になる方もいれば、2~3年かかる方もいます。それぞれの体調に合わせて適切なタイミングを見極めましょう。

脱毛部位の制限

授乳中はホルモンバランスが安定していないため、お肌へのリスクが高い時期でもあります。

肌トラブルを避けるため、多くのクリニックやエステサロンでは授乳中の施術を行っていません。

もし授乳中に脱毛できるところでも、乳首や脇などの部位は脱毛をお断りすることがあります。

脱毛の刺激によるストレスで、授乳に影響が出てしまうのを避けるためです。

体調が安定するまで待つのがおすすめ

出産が終わっても、体が完全に回復するまでにはしばらく時間がかかります。

出産によるダメージは大変大きく、そのうえ育児による疲労やストレスもたまっていきます。

脱毛に必要な体力が回復しないうちは、施術を控えるのがおすすめです。

体の状態が安定しないうちは、脱毛によって体調不良になることもあり得ます。

できれば授乳が終わり、ホルモンバランスが安定してから脱毛へ行きましょう。

安全性の高い医療脱毛がおすすめ    

体調が落ち着いたら、安全性の高い医療脱毛をご利用いただくのがおすすめです。

医療脱毛であれば、体調に配慮しながら短期間で脱毛を完了することも可能です。

産後に脱毛をするなら、ぜひクリニックへ相談してみましょう。

医師の診断が行える

クリニックでの医療脱毛であれば、医師の診断でお肌の状態をチェックできます。

まだ産後のデリケートな状態から回復していないときは、無理に施術を行うこともありません。

また、脱毛による肌トラブルが起こったときも、医師による処置が可能なため安心です。

ただし、授乳中の場合は妊娠中と同様、薬の処方が制限されるため注意しましょう。

永久脱毛できる

育児をしていると、ご自分の時間を作ることすら難しくなります。

ムダ毛のセルフケアに費やしていた時間を減らせたら、余暇を増やせるかもしれません。

産後のムダ毛処理にかかる時間を減らしたいなら、永久脱毛しておくのがおすすめです。

永久脱毛は毛根を破壊する医療行為のため、クリニックでしか行えません。

永久脱毛の定義はいくつかありますが、「最後の脱毛から1カ月後の再生率が20%以下となること」または「レーザーを3回照射した後、6カ月経った時点で67%以上の毛が減っていること」を基準にしているクリニックが多く見られます。

永久脱毛の施術をすれば、永遠にムダ毛が生えてこないというわけではありません。

それでも、永久脱毛の施術を行えばほとんどムダ毛がなくなり、処理する手間が少なくなります。

ご自分でケアしなくてもきれいなお肌を保てるため、快適に過ごせるでしょう。

スピーディーに施術できる

医療脱毛ではレーザーを使った施術が主流となっています。

レーザー脱毛は1回の施術時間が短く済むのがメリットです。

忙しい育児の合間に脱毛したい方には医療脱毛がおすすめです。

また、レーザー脱毛は効果が高く、通院回数が少なく済むのもメリットです。

平均して約5回、およそ1年程度の通院で脱毛が完了します。

エステサロンによる美容脱毛は1回ごとの効果が低いため、脱毛に通う回数も多くなります。

短期間で施術を済ませたいときは、ぜひ医療脱毛をご検討ください。

おわりに

リアラクリニック名古屋院では、授乳期間中の脱毛はお休みしていただき、体調が安定してから施術を行っています。

高い効果の期待できる蓄熱式レーザー脱毛機を使用しているため、忙しい時期でもスピーディーに脱毛可能です。

施術前には無料カウンセリングを実施し、患者様それぞれのご要望やご質問を丁寧にお聞きしています。

産後の脱毛についての疑問があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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