Column美脱毛コラム

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2020.11.13ワキガ治療

ワキガ治療で再発しない!やってみて損はない対策

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

「ワキガ治療したのにニオイが消えない」「再発したけど、もう1度治療してもいいの?」ワキガ治療をしても再発してしまったという話を聞いたことはありませんか?

せっかく治療したのに、ワキのニオイが再発しては困ります。できれば再発しない治療を受けたいですよね。

今回はワキガ治療で再発しないために注意しておくポイントや、もしも再発したときにはどうすればいいのかといった対策などをご紹介。

これでワキガ治療の再発に悩むことはありませんよ。

目次

  • 1. ワキガ治療の方法は大きく分けて2種類

  • 2. ワキガが再発する原因とは?

  • 3. ワキガが再発しないための対策

  • 4. ワキガが再発したときの対策

  • 再発しないワキガ治療はリアラクリニックにお任せ!

  • 1.ワキガ治療の方法は大きく分けて2種類

    ワキガ治療は皮膚科や美容クリニック、形成外科で受けることができます。

    ワキガのニオイを発生させるアポクリン汗腺に対してさまざまなアプローチがあり、そのいくつかの治療を組み合わせることもあります。

    まずはワキガ治療の仕組みについて知っていきましょう。

    1-1.アポクリン汗腺の機能を抑える治療

    ワキガの原因であるアポクリン汗腺からの発汗を一時的に抑える治療です。

    主に外用薬や内服薬を用いられ、ワキガの治療とはいえ完治はできませんが、生活にほとんど支障がないのでよく行われていてます。

    • 外用薬(塩化アルミニウム)

    ワキガの外用治療としてよく用いられているのが塩化アルミニウムという成分です。

    脇に塗ることで、汗の出口である汗腺を変性させて汗を出てこなくさせます。また、殺菌作用もあるので、雑菌の繁殖を防いでニオイが発生しなくなります。

    制汗剤や消臭剤と同じ感覚で使用でき、副作用が少ないこともメリット。最初の治療方法として選ばれることが多い治療です。

    治療を開始して数日でニオイが感じにくくなりますが、ワキガを治すことはできません。

    残念ながら塩化アルミニウムによって変性した汗腺は、時間の経過と共に修復されてまたニオイを発生させます。

    • 内服薬(抗コリン薬、漢方薬)

    交感神経の働きを抑える薬を服用することで、発汗を抑える治療です。

    汗の量は自律神経に作用する「アセチルコリン」という脳内物質の量によってコントロールされています。

    よく用いられるにのはアセチルコリンの分泌を抑える薬(抗コリン薬)や自律神経の乱れに作用する体質改善の薬(漢方薬)。

    薬が効いている間は脇だけでなく全身の汗の量が減ります。

    抗コリン薬は即効性があり1時間程度で実感でき、薬の作用が続くのは5時間程。毎日1日3~4回内服します。

    • ボトックス

    塩化アルミニウムも内服も思ったような効果がないときにはボトックス注射です。

    ボトックス注射の効果は高く、今まで紹介した治療と比較してもより多くの人に効果が認められています。注射して1~2週間で汗の減った感覚がでてきます。

    ボトックスは4~6ヶ月間隔で定期的に注入のために通院しますが、自分で管理することはありません。

    1-2.アポクリン汗腺をなくす治療

    アポクリン腺をなくす治療方法には手術やレーザーがあります。

    原因そのものを取り去るという点で治療効果が高く、再発が少ない治療方法です。

    • 手術

    手術には皮膚切開と剪除法(皮弁法)、吸引などがあり、現在では傷の経過が軽く効果の高い剪除法が一般的に行われています。

    アポクリン汗腺そのものを切り取ってしまうので、ほかの治療と違って確実性があります。

    しかし感染症や傷あとが残るリスクがあり、手術後はしばらく日常生活を送るのが難しいといった状況が起こるので、ワキガでもニオイが強く普段の生活でお困りの方にはおすすめです。

    • ワキガ治療機器(ミラドライ、ビューホット)

    新しいワキガ治療で手術よりも体への負担が少なく、アポクリン汗腺をピンポンとで破壊していきます。

    ミラドライはマイクロ波、ビューホットは高周波(フラクショナル)。その特性によって自分の悩みに合わせて選ぶといいでしょう。

    ミラドライはワキガと多汗症に同時に作用し。ワキガ多汗症治療機器として厚生労働省やFDA(アメリカ食品医薬品局)にも認可されています。

    ビューホットは汗の量を抑える効果がなく、スソワキガやチチガに向いています。

    2.ワキガが再発する原因とは?

    ワキガが再発しないためには、アポクリン汗腺からの汗が分泌されないことが重要です。

    治療を受けた後にどれだけ長くアポクリン汗腺の汗を抑えられるかがカギになってきます。

    2-1.アポクリン汗腺の発汗が止まってない

    ワキガ治療に使う薬(内服や外用、注射)には、薬の有効時間や期間があります。

    どの薬でも効果がきれると、徐々にアポクリン汗腺の発汗量が増えてニオイも復活していきます。

    • 汗腺が残っている

    アポクリン汗腺をなくす治療を受けたのに再発してしまう大きな原因は、汗腺がまだ大量に残っているケースです。

    アポクリン汗腺は1度取れば再生できません。治療でスッキリなくすことができればニオイをなくせるのです。

    手術では医師が目で確認しながら1つ1つの汗腺を取り除いていきます。不十分な手術を行えば、ニオイは取れません。

    ところが範囲を広げると、傷が広がってひきつれも強くなります。見た目や術後の生活を重視してしまうと、ワキガが再発しやすくなるというわけです。

    ミラドライやビューホットは汗腺を壊して再生不可能にするので、基本的に汗腺が再び機能することはありません。

    しかし出力や範囲が不十分だとアポクリン汗腺の数が多く残ってしまい、治療のあともニオイが発生してしまいます。

    • 汗腺の機能が復活する

    薬は汗腺の働きを一時的に失わせるものです。

    ワキガ治療に使う薬(内服や外用、注射)には、薬の有効時間(期間)があります。時間の経過とともに発汗の機能は復活。

    薬の効果がきれると、徐々にアポクリン汗腺の発汗量が増えてニオイも強くなっていきます。

    2-2.治療方法が合っていない

    ワキガ治療では基本的に汗を抑える治療(外用薬)から経過を見ていくことになりますが、ニオイがかなり強い場合にはコントロールすることはできません。

    治療がニオイの程度に合っていない可能性があります。また、内服薬は選び方や使用量も大切です。

    汗をかく原因は温度や緊張によるものが多いのですが、甲状腺の異常や更年期などを発症している場合は薬を使ってもうまくいかないことがあります。

    発汗の原因に合った作用を持つ薬でなけれがうまく効果を発揮できないのです。

    原因に合った薬だとしても、汗の量に対してどの程度の量を内服するのか調整していかなければならず、ピタリと汗が止まると実感するのは時間がかかることがあります。

    2-3.皮脂や垢がたまっている

    ワキガはアポクリン汗腺の汗によって独特なニオイが起こりますが、エクリン汗腺の汗でもニオイが起きないわけではありません。

    肌表面に皮脂や垢(古い角質)が多く付着していると、エクリン腺の汗でも雑菌が増えやすくなります。

    雑菌が多いと汗をかいたときに蒸れて、臭いニオイが発生しやすくなるので注意が必要です。

    3.ワキガが再発しないための対策

    ワキガ治療を受けたあとニオイを再発させないためには、どういったことに気を付けるといいのでしょうか。

    ニオイに関しては心理的な影響も大きく、自分が思っているほどニオイはきつくないこともあります。つまり、ニオイは自分では正しく認識できないもの。

    クリニックでニオイ判定を受けてから、自分のワキガの強さに合った治療を受けましょう。

    3-1.軽度~中等度に合ったワキガ治療

    ワキガの程度がそれほど強くないときには、手軽で体への負担が少ない治療から試していきます。

    選択肢としては外用剤やボトックス注射、内服薬の順です。しかし、これらの治療は定期的な投薬が必要になります。

    効果が続いているうちに追加治療ができれば、ワキガは再発しません。

    • 外用剤の効果を続けるポイント

    外用剤は追加治療の目安さえ分かれば、タイミングを逃さず治療できるのがメリットです。

    効果が続いているときは脇の汗は少ないはずなので、汗の量が増えたときは要注意。ときどき洗濯物のニオイや黄ばみもチェックしておきましょう

    治療を開始してしばらくたっても効果がイマイチだという方には、塩化アルミニウムの濃度を濃くしたり、内服薬で治療の追加して効果を高めることもできます。

    • ボトックス注射の効果を続けるポイント

    ワキガ治療で確実性が高いのがボトックス注射です。

    外用薬と同様、薬の効果が切れる(施術から4~6ヶ月)前に再度ボトックスを注射すればニオイは抑えられます。

    しかし効果が現れるまでにも時間がかかるので、遅くとも有効期限の2週間前には施術できるように予約しておきましょう。

    夏場だけニオイがきつくなる人は、汗をかき始める前の4~5月には受けておくのがおすすめです。

    • 内服薬の効果を続けるポイント

    抗コリン薬は基本的に外用剤やボトックス注射の補助的な治療です。

    しかし、更年期や甲状腺疾患など汗をかく原因疾患の治療薬であれば、症状の改善とともにニオイへの効果もしっかりでてくるはず。

    疾患の症状がコントロールできればワキガの再発もないでしょう。

    効果を十分に感じるためには、ドクターから処方された薬の用法容量を守って飲み忘れないように注意してくだい。

    3-2.中等度~重度に合ったワキガ治療

    ニオイで日常生活に支障がでるようなケースでは、しっかりと効果のある治療方法を選ばないとうまくニオイを消すことができません。

    ミラドライやビューホット、手術といった方法は確実性が高く、適した範囲の治療が受けられれば再発も少ないでしょう。

    • ワキガ治療機器の効果を上げるポイント

    ワキガ治療に使われる医療機器にはいくつか種類がありますが、再発しない治療で選ぶならミラドライです。

    ミラドライの治療効果は手術と同レベルで、体への負担が少なく治療直後からいつも通りの生活ができます。

    またワキガだけでなく多汗症にも効果があり、わきが多汗症の治療機器として厚生労働省に認目られている実力者です。

    ビューホットも効果の高さからワキガ治療によく用いられていますが、ミラドライとの大きな違いは脱毛しないという点。スソワキガには大きなメリットになります。

    • 手術の効果を上げるポイント

    今のところ手術による剪除法(皮弁法)が、再発率が最も少ない治療法です。しかし確実な治療では視界を確保するため傷が大きくなり、体への負担も大きくなります。

    ほかの手術方法では傷は小さいのですが、アポクリン腺をピンポイントで狙えないこともあって再発率を比較すると高いです。

    アポクリン汗腺はわき毛の毛根と非常に近いところにあります。わき毛の生え方はアポクリン汗腺の分布を示しているので、手術を希望しているならワキ脱毛はしないのが得策です。

    4.ワキガが再発したときの対策

    ワキガ治療してもやっぱりニオイが気になるときには、試しておきたい方法がいくつかあります。

    4-1.治療方法を変更してみる

    治療を組み合わせたり、別の治療に変えることは決して悪いことではありません。

    とくに軽度から中等度の一時的な治療をしているときには、治療を止めると再発してくるので限界を感じることもあるでしょう。そんなときは、別の方法がないかドクターに相談するといいです。

    今行っている治療方法が必ずしも自分に合っているとは限りません。通院周期や治療方法、費用など効果的で負担の少ない方法が見つかるかも。

    4-2.別の科を受診する

    自分では再発していると感じるのに、これ以上に治療する必要性がないと判断されることがあるかもしれません。

    実際にはニオイがないのに、今までの精神的な不安から抜け出せずにニオっているように感じてしまうことがあるからです。

    皮膚科や美容外科クリニックでは治療が完了しているので、心療内科や精神科で治療することになります。

    4-3.再治療について相談する

    手術を受けたけど再発が気になるときには、わき毛の生え具合をチェックしてみると良いでしょう。わき毛がたくさん残っていると、アポクリン汗腺がキレイに取れていない可能性が高いです。

    治療でアポクリン汗腺をなくしたのにワキガが再発したときには、再度治療が受けられるケースがあります。治療した別のクリニックで相談してもかまいません。

    再発しないワキガ治療はリアラクリニックにお任せ!

    リアラクリニックではワキガに悩むみなさまにご満足していただける治療をご提供しております。

    カウンセリングは無料で完全個室。プライバシーを守りながら、お一人おひとりの状態に合った方法をご提案します。

    最寄駅から徒歩3~5分のアクセスは、定期的な通院でも通いやすいと好評です。

    再発しないワキガ治療をしたいなら、リアラクリニックの無料カウンセリングをぜひご予約ください。

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    この記事の監修医師

    リアラクリニック
    楯 直晃 先生

    日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

    熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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