Column美脱毛コラム

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2020.11.24医療脱毛

ワキ脱毛でワキガ治療ができるって本当?わき毛とニオイの関係を解説

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

「ワキに脱毛レーザーを当てたら脇のニオイが減った」というお声を聞くことがあります。

もし本当なら、脇のムダ毛処理ができてワキのニオイがなくなるなんて一石二鳥ですよね?今回はわき毛とワキガの関係性や、レーザー脱毛がワキガに与える影響などワキ脱毛とワキガのニオイについて詳しく解説していきます。

面倒な脇のムダ毛処理としつこい脇のニオイの両方ともなんとかしたいと悩んでいる人は必見ですよ!

目次

  • 1. ワキガとわき毛の関係について

  • 2. レーザー脱毛してもワキガは消えない

  • 3. ワキガ治療とワキ脱毛は同時にしても良い?

  • 4. ワキガ治療とワキ脱毛を安心して受けるには

  • ワキガ治療と脱毛を同時にしたいならリアラクリニック!

  • 1.ワキガとわき毛の関係について

    ワキガとわき毛には切っても切れない深い関係があります。

    なぜならワキガのニオイを発生させるアポクリン汗腺は、わき毛が生えている毛穴の中に一緒に存在しているのです。

    まずは、ワキガとわき毛の役割やその関係性を解説していきます。

    1-1.わき毛の発毛とワキガの発症時期

    幼少期にはわき毛は生えていません。そしてワキガの子どももいません。

    わき毛の発毛時期とワキガが発症する時期はほとんど同じだからです。

    わき毛の発毛とワキガの発症には同じ条件が必要になります。

    性ホルモンの影響

    思春期になると第二次性徴がおとずれ、性ホルモンの作用によって生殖機能が大人と同程度になります。

    わき毛とアポクリン汗腺は性活動をするために必要な機能として、生殖器と同時に発達、成熟し、ワキガのにおいのもととなる汗を出せるように。

    大人として体が変化するこの時期に、わき毛が発毛してアポクリン汗腺の機能も活発になるのです。

    ワキガは強いフェロモン

    実はアポクリン汗腺から出る汗のニオイは、異性を引き寄せるフェロモンです。

    第二次性徴によってみんながニオイを発生させるようになります。

    ただ、ニオイが酸性臭や腐敗臭など嗅覚を刺激する種類であったり、ニオイが強くなりすぎたりすると、異臭としてワキガが認知されてしまうのです。

    わき毛はフェロモンを拡散する役目

    全身の毛は薄めなのに、わき毛はなぜ濃く生えているのか気になったことはありませんか?

    体温調節ならわき毛がなくてもいいし、わき毛があることで見た目の印象も悪く、洗いにくさから不潔にもなりがちです。

    それにも関わらずわき毛が生えてくるのは、大切な役目があるから。

    わき毛はアポクリン汗腺がつくりだすニオイ(フェロモン)を長くとどめて、ニオイによって自分の魅力を異性に届けるためにあります。

    またわき毛があると蒸れやすく、より強いニオイを発生できるようになります。

    1-2.わき毛が濃いとニオイが強い

    脇の毛が濃いというのは毛の量が多く、1本1本の毛が太くてしっかりしている状態です。

    毛が多く太くなっているのは、生殖機能が成熟し活発化していることでもあります。

    それだけ汗の量が多く、ワキガのニオイも強くなる可能性が高いでしょう。

    わき毛の本数

    わき毛の毛穴にはアポクリン汗腺が存在していて、毛の生え方からワキガの強さをある程度予想することもできます。

    わき毛の生え方は非常に個人差があり、ほとんど生えていない人もいれば毛抜きで処理できないくらいしっかりと生えている人も。

    一般的に片脇に50~300本の毛が生えています。しかし、表面に出ているのは1/3程度。つまり片脇には150~900本のわき毛(毛穴)が存在しています。

    わき毛の本数が多いとニオイの原因となる汗もたくさん分泌されて、ニオイが強くなりやすくワキガになりやすいのです。

    わき毛の太さ

    わき毛が太くしっかりしている場合、一つの毛穴から2本以上に毛が生えていることがあります。

    アポクリン汗腺は毛穴にあると説明しましたが、厳密には毛の本数に比例しており、毛穴が1つでもそこから毛が2本生えているとアポクリン汗腺も2つあるということに。

    これが、わき毛とワキガのニオイが深く関係している理由です。

    2.レーザー脱毛してもワキガは消えない

    結論から言うと、医療脱毛でわき毛を処理したからといってワキガのニオイは消えることはありません。

    しかし、脱毛した後でニオイが減ったように感じるのは間違いではありません。

    医療レーザーでワキ脱毛するとニオイが和らぐ理由を説明しましょう。

    2-1.なぜ脱毛レーザーでニオイが減るの?

    レーザー脱毛すると脇のにおいが減ったと感じることがあるようですが、完治するほどの大きな治療効果はありません。

    しかし、レーザー脱毛をあてるとワキガのニオイが減る可能性のある作用がいくつかあります。

    毛根とともに汗腺も破壊する

    脱毛レーザーは毛根だけをピンポイント破壊して毛を生えなくすることに特化していますが、まれに毛根の近くにあるアポクリン汗腺にもダメージを与えることがあります。

    すると、壊れた汗腺からは汗出てこなくなり、分泌される汗の量が減ってニオイ自体も抑えられる可能性も。

    わき毛がなくなる

    ワキの毛がなくなると、汗をかいても流した汗が長くとどまれず、さらに蒸れにくくなります。

    毛がないので単純に汗を拭き取るだけでも皮膚の清潔が保ちやすく、今までよりもニオイがきつくなりにくいと感じるようになるでしょう。

    2-2.わき毛の自己処理でもにおいが減る?

    ワキの毛が減ることでワキガのニオイが和らぐ可能性はお伝えしましたが、残念ながらこの変化は医療脱毛をしたときだけに期待できる変化です。

    自己処理やエステの光脱毛では、つるつるにワキを脱毛したとしても脇毛によるムレを防ぐだけ。ワキ汗の量もニオイも驚くほどの変化は感じられないはずです。

    なぜなら、表面に見えるワキの毛はなくなってもアポクリン汗腺はそのまま残っているから。

    毛がなくなることで多少のニオイの悪化は防げますが、ワキガの臭いをなくしたいならアポクリン汗腺そのものの数を減らす必要があります。

    3.ワキガ治療とワキ脱毛は同時にしても良い?

    レーザー脱毛でわき毛を減らしてもワキガの臭いを劇的に改善することはできないと分かったところで、ワキガ治療をしながらワキ脱毛ができるのか気になりませんか?

    ワキガ治療と脱毛施術は基本的にどちらが「後」「先」という決まりはなく受けられます。

    ただし、タイミングによってはそれぞれの施術効果に影響することもあるので、ワキ脱毛もワキガ治療もどちらもしたいという人は確認しておきましょう。

    3-1.ワキガ治療中でも脱毛施術OK

    基本的にはワキガの治療中であっても、医療脱毛であればトラブルを避けながら受けることができます。

    それぞれに受ける施術のダメージなどを十分に考慮してもらえるクリニックが安心です。気をつけるポイントも含めて解説します。

    外用剤

    塩化アルミニウムという成分を自分でワキ汗の気になるところに塗っていく治療です。

    薬は毎日塗り続けるものではなく、効果を感じ始めたら徐々に回数を減らして一時的に中止することも。効果持続期間は数週間から数か月あるので、その間に脱毛施術をうけることができます。

    薬を直接脇に塗るときに刺激になり炎症を起こすことがあるので、脱毛施術当日とその前後の使用は控えましょう。

    脱毛施術を受けるクリニックには、塩化アルミニウムで治療していることを事前に伝えておきましょう。

    ボトックス注射

    ボトックスは基本的に汗の量を抑える治療になるので、ワキガというよりは多汗症に対する治療です。

    ボトックスを注入していてもワキ脱毛を受けることはできます。逆に脱毛施術に通っている最中にボトックスを受けることも可能です。

    ボトックスはダウンタイムがとても短く、注射の頻度も年に3~4回と少ないので脱毛スケジュールとの調整もそれほど困ることはないはず。

    それぞれに1~2週間程度の間隔を空けていれば、どちらの効果も損なうことなく受けられます。とはいえ、同時進行したいなら同じクリニックで受ける方がスムーズです。

    内服薬

    ワキガ治療の薬を内服しているからといって、基本的には脱毛施術を受けられないことはありません。

    しかし、ワキガと病気が関係していてその治療薬を服用している場合には、脱毛施術が受けられないことも。

    脱毛のカウンセリングで病気や薬の名前、効能などは必ず伝えるようにしましょう。

    3-2.先に脱毛するのがおすすめのワキガ治療

    汗腺そのものを取り除く「手術」や汗腺を破壊する「ミラドライ」など、これらの治療のあとはワキのムダ毛が減る可能性が高いです。

    先にワキガ治療をしてから脱毛施術を受ければ、脱毛レーザーを受ける回数が少なくてもワキをつるつるに仕上げることができます。

    また、わき毛とアポクリン汗腺の関係からも分かるように、毛の生え方によってアポクリン汗腺の分布がはっきりします。

    ワキガの根本治療ではアポクリン汗腺の位置を正確に把握することは、確実な治療をおこなうためにはとても重要です。

    手術

    手術後は傷が落ち着く頃(1~3ヶ月)には脱毛レーザーが受けられるようになります。すでに手術でわき毛がかなり減っているので、脱毛範囲はかなり少なく、早く脱毛完了するでしょう。

    今現在ワキガが気になっているなら脱毛施術中であっても、手術に切り替えることができます。ワキガ手術のあとに脱毛施術を再開すれば、残ったムダ毛もツルツルです。

    ミラドライ

    ミラドライは汗腺をピンポイントで破壊しますが、脇に照射したときに毛根にもダメージが伝わるとわき毛が減ることがあります。

    スッキリ毛がなくなるほどの脱毛は期待できませんが、わき毛がなんとなく少なくなったと感じる方はいらっしゃいます。

    ミラドライはダウンタイムがないとはいえ、治療のあとは汗腺周囲のダメージがなくなるまで2~3ヶ月かかります。それ以降を目安に脱毛レーザーを受けるようにしましょう。

    3-3.治療前に脱毛していてもOK

    手術やミラドライなどのワキガの根本治療を受ける前にわき毛をツルツルに脱毛していても、ワキガ治療が受けられないわけではありません。

    毛の生え方が分かりにくくなっていても、専門的に治療をおこなっているクリニックであれば、治療効果に大きく影響することはないからです。

    すでに脱毛が完了している方でも、カウンセリングで治療のご相談をしてみてください。

    4.ワキガ治療とワキ脱毛を安心して受けるには

    ワキガの治療とワキ脱毛は同時に受けることができますが、いくつか気を付けておきたいことがあります。

    4-1.ワキガ治療は負担の少ない方法を選ぶ

    ちょっとしたニオイであれば、外用や内服治療になるかもしれませんが、ニオイが強いワキガに対しては根本治療としてよく手術が選ばれています。

    しかし、手術は傷が大きくからだや生活への負担は相当なもの。手術の後はダウンタイムが長く、治療後しばらく普通に生活するのもツラい状況が続くことも少なくありません。

    さらに脱毛レーザーにも通うとなると、気が進まないかもしれません。

    近年、手術と同じ治療効果を上げているのがミラドライです。

    ミラドライは強いワキガにも手術と同程度の根本治療ができ、からだへの負担も治療後の制限も少ないので、脱毛施術までしっかりと余力が残るはずです。

    4-2.わき毛の自己処理は避ける

    ワキガ治療をクリニックで受けて、ワキ脱毛は自分でしようと考えている人もいるかもしれません。

    しかし、自己処理は肌や毛根が傷ついて肌トラブルを引き起こしかねません。

    せっかくのワキガ治療を中断することになってはもったいないので、自己判断で脱毛せずにドクターに相談しましょう。

    4-3.どちらも同じクリニックで受けよう

    「ワキガ治療はコッチ、ワキ脱毛はアッチ」とクリニックを別々にしようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

    クリニックを分けるのはスケジュールを合わせにくいだけでなく、トラブルが起きたときに責任の所在がはっきりしないことがあります。

    ドクター同士が連絡を密に取り合って施術のタイミングや治療の範囲などを話し合っていればいいのですが、通うクリニックが違えば双方のダメージを把握するのは難しいはずです。

    ましてや、万が一のトラブルに見舞われたときにも自分自身もどちらのクリニックに相談すればよいのかなど判断が難しくなります。

    ワキガ治療と脱毛を同時にしたいならリアラクリニック!

    リアラクリニックでは「ワキガと脇のムダ毛を同時になんとかしたい」とお悩みのみなさまに、安心して通っていただけるプランをご提案いたします。

    最寄駅から徒歩3~5分というアクセスの良さに加え、カウンセリングは完全個室。プライバシーを守りつつ、お悩みやご要望をしっかりと伺っていきます。

    ワキガ治療と脇の医療脱毛を安心して受けたいなら、まずはリアラクリニックの無料カウンセリングをWEBでチェックしてみてください。

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    リアラクリニック
    楯 直晃 先生

    日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

    熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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