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2022.01.30美肌治療

ダーマペンとは?効果やメカニズムからダウンタイムまで詳しく解説!

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

ダーマペンとは

毛穴の開きが気になる人は、美容治療を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。毛穴開きの改善が期待できる美容治療の中でも、特に注目されているのが「ダーマペン」です。身体への負担が少なく、比較的手軽に受けられる美容治療として高い人気を誇ります。今回は、ダーマペンの効果やメカニズム、毛穴開きの改善に必要な施術回数、ダウンタイムなどについて詳しくご紹介します。

ダーマペンとは

ダーマペンとは、髪の毛よりも細い極細針で肌に穴をあけ、肌の自然治癒力を高めることで結果的に毛穴開きを改善する治療です。肌の弾力に関係しているコラーゲンの増加、新陳代謝の促進などの効果を得られ、毛穴の開きや小じわ、ニキビ跡を改善へと導きます。 使用するのはペン型の細い機器のため、一般的な太さの針を使用できない細かな部分にも使用できます。例えば、難しい目元の小じわにも有効です。

ダーマペンのメカニズム

毛穴開きの原因はいくつかありますが、加齢や紫外線などによる肌のたるみが原因で毛穴が引っ張られ、開いてしまうことがあります。ダーマペンで肌の自然治癒力を高めることでコラーゲンが増えやすくなり、肌のたるみが改善することで毛穴開きが目立ちにくくなります。 肌のたるみによる毛穴開きに悩んでいる方は、小じわも発生している傾向がありますが、これもダーマペンで改善が可能です。さらに、有効成分を注入することで、肌の引き締め効果も期待できます。

リアラクリニックで導入しているダーマペン4とは

リアラクリニックでは、新登場のダーマペン4を使用しています。従来のダーマペンとの違いは、痛みや治療時間、針を刺す深さなどです。従来品と比べて痛みが少なく、治療時間も短くなっています。それでいて、針を刺す深さは従来品よりも深く、有効成分をより有効的に浸透させられます。ダーマペン4の効果が現れるまでの回数や痛み、ダウンタイムなどについては次のとおりです。

効果が現れるまでの回数

ダーマペンの効果を実感できるまでの回数には、個人差があります。多くの方が1回の治療で効果を実感していますが、約1ヶ月に1回の頻度で継続的に治療を受けると、より高い効果を実感できるでしょう。また、コラーゲンピールと併用することで、有効成分が肌内部へと浸透しやすくなります。

傷みについて

ダーマペン4は肌の浅いところに極細針を刺して穴をあけます。チクチクする程度の痛みはありますが、強い痛みを感じる心配は通常ありません。また、リアラクリニックではダーマペン4の料金内で麻酔クリームを使用できますので、痛みに弱い方にも受けていただきやすいでしょう。

ダウンタイム

施術後は乾燥しやすくなるため、こまめな保湿を徹底しましょう。また、紫外線の影響も受けやすくなるため、普段以上に紫外線対策を徹底する必要があります。特に、赤みがある状態で紫外線を受けると、より大きな影響が現れる恐れがあるため、日焼け止めを入念かつこまめに塗るようにしましょう。 施術当日からシャワーや洗顔ができます。メイクや入浴は翌日以降から可能となっていますが、肌の状態に問題がある場合は数日後から可能となります。

受けられない方

ダーマペンは、次の症状がある方には使用できません。

  • 酒さ
  • 重度のニキビ
  • 単純性ヘルペス
  • いぼ
  • 皮膚硬化症
  • バクテリア真菌感染症
  • 傷口
  • 日光角化症
  • 皮膚がん
  • 血友病
また、妊娠中の方への安全性も確認されていないため、ダーマペンを受けていただけません。

毛穴が目立つ原因

ダーマペンが毛穴開きの改善に効果が期待できることをお伝えしました。続いて、予備知識として知っておきたい毛穴が目立つ原因について、詳しくご紹介します。

皮脂の過剰分泌

皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に詰まることで押し広げてしまう恐れがあります。押し広げられた毛穴は、皮脂を取り除くまではそのままです。普段から洗顔をしていても、毛穴に詰まった皮脂を十分に取り除くことができず、毛穴開きが常に目立つようになります。 皮脂は、汗と混ざることで皮膚の表面をコーティングし、肌の乾燥を防いでいます。その一方で、過剰分泌されると毛穴開きやニキビ、肌のベタつきなどのトラブルを引き起こすのです。最近では、マスクの着用によって汗や皮脂の分泌が増え、毛穴開きやニキビなどに悩む方が増加傾向にあります。

肌のたるみ

肌がたるむと、毛穴が引っ張られて伸びます。その結果、皮脂が詰まりやすくなり、毛穴開きが起こりやすくなります。また、皮脂が詰まらなかったとしても、引き伸ばされた形状の毛穴はとても目立ちます。肌のたるみの原因は、加齢や紫外線、乾燥などさまざまです。

毛穴の種類

毛穴の悩みは、毛穴開きだけではありません。毛穴の種類を知り、適切に対策することが大切です。毛穴の種類について詳しく見ていきましょう。

詰まり毛穴

詰まり毛穴とは、毛穴に皮脂と古い角質が混ざったものが詰まった状態です。皮脂の分泌が活発な鼻の頭や頬などにみられます。皮脂が長時間残ると酸化して黒くなり、より一層目立つようになります。

毛穴開き

前述したとおり、毛穴に皮脂が詰まって開いてしまった状態のことです。皮脂の分泌がもともと多い方によくみられます。毛穴に詰まった皮脂を除去した後も毛穴が開きっぱなしになる場合もあります。

たるみ毛穴

たるみ毛穴も前述したとおり、肌のたるみによって毛穴が引き伸ばされた状態のことです。老化によってコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が減少し、重力に耐えられずに肌が下垂します。また、急激に痩せた場合も、顔の筋肉を支えきれなくなることでたるんでしまいます。

黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴は、メラニンが過剰に分泌されて毛穴に沈着し、黒く見えるようになった状態です。メラニンが過剰に分泌される原因は、摩擦や紫外線などの外部刺激です。メラニンはターンオーバーによって排出されますが、ターンオーバーが追いつかなくなると、メラニンが肌に沈着してしまいます。 睡眠不足や栄養不足、運動不足、間違ったスキンケアなど、さまざまな原因でターンオーバーが遅れます。

クレーター毛穴

ニキビに強い炎症が起きると、毛穴の部分が凹んでしまうことがあります。これをクレーター毛穴といい、肌の表面がでこぼこします。間違ったニキビケア、不潔な手でニキビに触れるなどが原因です。セルフケアでは改善が期待できず、専門的な治療を受けたとしても完全に消すことは難しいでしょう。

まとめ

ダーマペンは、肌に小さな穴を開けて自然治癒力を高めることで、コラーゲンの増生によって毛穴開きを改善させる治療法です。1回の治療で効果を実感できることが多いことに加え、痛みがほとんどないため、手軽に受けられる治療と言えるでしょう。ダーマペンは身体への負担が少ない治療法ですが、適切なアフターケアを行うことが大切です。まずは、信頼できる美容クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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