他で効果がなかった方に！ エクソソームでニキビ跡やクレーターも改善？

ニキビ跡や、その周辺の肌が凸凹してできたクレーターは、普段のスキンケアで完全に治すことは難しく、一生残るものとされています。
しかし、美容クリニックでの再生医療によって治る可能性があり、話題のエクソソーム治療は、これまでの施術で改善されなかったニキビ跡やクレーター、毛穴にも効果を期待できます。
また「ニキビ跡はきれいにしたいけれど、ダウンタイムが少ない治療を受けたい」、このような方にもおすすめです。 様々な若返り美肌効果を期待できるエクソソームですが、この記事では、ニキビ跡やクレーターへの治療効果や副作用などについても解説します。ニキビ跡に悩んでいる方はぜひ参考にして下さい。

目次

• 1.ニキビの炎症が続くとできるニキビ跡
• 2.中でも症状が重いクレーターとは
• • 2-1.クレーターにも種類がある
• 3.ニキビ跡でエクソソームに期待できる効果
• 4.今まで効果がなかった方にダーマペン4×エクソソーム
• • 4-1. 自然な仕上がりになる理由
• 5.エクソソームの副作用や注意点
• • 5-1.治療を受けられないケースは？
  • 5-2.効果は、ゆっくり実感できる
• 6.まとめ

1.ニキビの炎症が続くとできるニキビ跡

ニキビが鎮静していったん治ったものの、その肌に残る赤みや色素沈着、皮膚の凹みなどのことをニキビ跡といいます。
軽い段階のニキビは、きれいに元に戻ることが多いのですが、進行して炎症が長く続き赤くなったり膿んだりした場合は、皮膚の奥にある真皮にまで細菌が達してしまいます。
そうなると与えられたダメージを修復することは難しく、跡が残ることに。
ニキビ跡には、様々な症状が見られます。赤みや色素沈着して赤黒くなったものから、毛穴の周辺にケロイドのような傷痕ができ毛穴が開いたような状態になったもの。
そして、毛穴の周辺まで広がったクレーター状の皮膚の陥没が生じたものなどがあります。
また、脂肪層にまでダメージが進んだ脂肪萎縮タイプは、大きなニキビ跡になりやすいのが特徴です。
赤みは、肌内部で炎症が続いて赤みが出ている状態ですが、色素沈着はメラニンの生成でニキビ跡が赤黒くなった状態で、早めに皮膚科や美容皮膚科の治療が必要です。

2.中でも症状が重いクレーターとは

クレーターは先に触れたように、月の地面のように肌に凹凸ができてしまう状態で、ニキビ跡の中では症状が重いものといえます。
ニキビで炎症を起こし、さらに進んで膿むようにまでになると、肌内部の真皮層や皮下組織も損傷してコラーゲンやエラスチンなどの細胞が破壊されます。
そうしたことが表に現れた結果が、皮膚の凸凹というクレーターになります。大きく深い場合はセルフケアで治すのは不可能です。

2-1. クレーターにも種類がある

さて、クレーターといってもさまざまな種類があります。ここではクレーターの種類について解説します。

ボックス型

最も多いタイプがこれですが、お肌が四角い形で凹んでいる状態のことです。陥没した底 が平らにくぼんでいるのが特徴です。

アイスピック型

先がとんがった針で刺したように深く陥没した状態のことです。皮下組織まで達しているもので、治療が難しいタイプです。

ローリング型

上記の２つよりも広く大きく凹んでいる状態のことです。比較的にお肌が滑らかにくぼんでいますが、場合によっては真皮まで達して皮下組織まで達する場合もあります。 ご紹介したような型によって治療の難易度も異なってきます。

3.ニキビ跡でエクソソームに期待できる効果

エクソソームは、人の細胞から分泌される伝達情報を持つ小さな物質です。
その物質を含む細胞培養上清から製造したエクソソーム薬剤を、ニキビ跡の細胞が損傷している部分に取り込むと修復するよう指示が出され、次第にニキビ跡が改善されるというのが、エクソソーム治療です。
ここから、エクソソームに期待できる効果について一つ一つ見て行きましょう。

ニキビ跡の改善

エクソソームには、ターンオーバーを促進させて肌の再生を促す効果を期待できます。
ニキビ跡や色素沈着を起こした皮膚は、ターンオーバーを繰り返し徐々に肌が生まれ変わり、新しく入れ替わることによって、きれいな肌になっていきます。
エクソソーム楽剤を注射やダーマペン、エレクトロポレーションなどの方法でニキビ跡に注入して、肌の生まれ変わりをスムースに行うことで改善が見込めます。

バリア機能を向上させて美肌へ

お肌の生まれ変わりの周期であるターンオーバーが遅くなると、水分不足からバリア機能も低下して、肌のキメが荒くなり、くすみが悪化するなどのトラブルが生じます。
さらに角質が排出されず蓄積して、ザラザラと手触りが悪くなったり、化粧ノリが悪くなったりしてしまう可能性も。 エクソソームには、肌のターンオーバーを促進させて正常にする働きと、バリア機能もアップさせますから、炎症による赤みや肌荒れを防いでくれるなどの美肌効果が期待できます。

うるおいやハリが復活する

お肌の深い層の真皮層にエクソソームが取り込まれると、肌細胞が刺激されてコラーゲンやエラスチンなどの生成が促進されます。こうした美肌因子が増えると、うるおいや弾力のアップが見込めます。
さらコラーゲンやエラスチンなどで、肌のハリがアップすることで、毛穴開きや小ジワなどのお悩みも改善されるため、美肌を目指したい方におすすめです。

アトピー性皮膚炎や花粉症を抑える

アトピーや花粉症の主な症状である皮膚の赤みやかゆみは、炎症が引き起こすものですので、エクソソームの抗炎症作用で症状を和らげることにつながります。
またエクソソームには免疫のバランスを正常化する因子が含まれています。
免疫調整を行う細胞の数を増やし活発化することで、過敏な反応が緩和され皮膚炎が軽減されると期待されています。
傷ついた細胞や周辺組織を回復させる働きや、炎症を抑える作用でもアトピー性皮膚炎や花粉症に効果を期待できるといわれています。

4.今まで効果がなかった方にダーマペン4×エクソソーム

ニキビ跡のクレーターを治療したことがあるけれど、改善が感じられなかったという方には、エクソソーム×ダーマペン4がおすすめです。
再生医療分野で注目されているエクソソームは、細胞活性力が強く、お肌の細胞自体から若返らせる物質です。 この作用を持つエクソソーム薬剤をダーマペン４で浸透させ、ニキビ跡、クレーター、毛穴の開きにも改善効果を期待できます。
ダーマペンは、極細の針で皮膚に小さな穴を開けて、その傷を自然に治す治癒力を利用し肌の生まれ変わりを促す施術です。
傷が回復する過程で、コラーゲンやエラスチンが新たに生成されるため、肌に穴を開けた状態でエクソソームを塗り込むことで、肌奥での高い美肌効果を見込めます。
さらにクレーター状になったニキビ跡や毛穴開きの改善にも効果を期待できるというものです。

5. エクソソームの副作用や注意点

エクソソーム治療自体は、比較的副作用やリスクが少ないとされていますが、中には治療を受けられない方や注意点があります。
ダーマペンを用いた施術は、肌に微細な穴を開けるため、多少の痛みが生じますが、多くのクリニックでは、表面麻酔を行うため痛みは軽減されています。術後3日ほどは、ヒリヒリとした感覚や赤みが伴うこともあります。
エクソソームの副作用の出方は、治療法によって異なるといえるでしょう。注射や点滴などは、針を刺した部分に腫れや内出血が生じることがあります。

5-1.治療を受けられないケースは？

エクソソームは、細胞同士の情報伝達を行う役割があり、病気を患っている場合は悪化させる可能性のあるため、がん治療を受けている方は受けられません。
糖尿病や膠原病の方や、施術部位にシリコンや金属プレートなどを埋め込んでいる方もダーマペンによる治療が受けられません。
また胎児や子供に与える影響が解明されていないため、妊娠中や授乳中の方も治療を受けられないことがほとんどです。

5-2.効果は、ゆっくり実感できる

エクソソームは、体の不調が起きている部位の細胞を再生させながら、的確に修復する効果を期待できます。 そのため施術をした直後から全ての方に効果を実感できるわけではありません。徐々に時間をかけながら再生と修復されていくものですが、ダウンタイム症状も軽いため、手軽に受けられる施術の1つです。

6.まとめ

ここまでニキビ跡やクレーターについて解説しながら、エクソソーム施術の効果についてお伝えしてきました。 エクソソームとダーマペンの組み合わせによる治療は、肌の細胞から再生させながらニキビ跡の改善に効果的な方法です。
特にお肌に残る凸凹やクレーターでお悩みの方は、エクソソームとダーマペンによる肌治療を検討してみましょう。またエクソソームを注入する方法によっても効果の感じ方や副作用が違ってきますので、ご自分に合う方法を選択することが大切です。