敏感肌向け基礎化粧品のおすすめ人気ランキング12選
「いつも通りのスキンケアをしていても肌がヒリヒリ、気づいたら肌荒れしている...。」敏感肌は悩みの種ですよね。
敏感肌ケアで大事なのは洗顔と保湿を正しく行うこと。敏感肌に特化した基礎化粧品を選びましょう。
この記事では、敏感肌向け基礎化粧品の選び方と、おすすめ商品ランキング、敏感肌の原因やケア方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
敏感肌の方向けの基礎化粧品はライン使いがおすすめ
敏感肌の方にはライン展開されている基礎化粧品を選ぶことをおすすめします。ここでは、ライン使いするメリットとデメリットを紹介します。
ライン使いするメリット
- 効率よく有効成分を取り入れられる!
- 敏感肌に合ったアプローチが可能に!
1つ目のメリットは、ライン使いすることによって敏感肌に対する有効成分を効率よく取り入れられる点です。ライン展開されている化粧品は、あわせて使うことでより高い効果を発揮するように設計されています。
2つ目のメリットは、敏感肌向けに作られたものを使える点です。ライン展開されている化粧品は「美白」や「シミ改善」など、目的に特化しているものをメーカーが打ち出しています。
「敏感肌向け」と打ち出されたラインで揃えることで、敏感肌に合ったアプローチを実現。
相性の悪い化粧品を併用してしまうと肌がさらにボロボロになり、敏感肌が今よりも悪化してしまう可能性もあります。
基礎化粧品をライン使いする注意点
注意点は、効果には個人差があるという点です。優れた商品であっても人によって肌に合う・合わないがありますので、注意しましょう。
また、ラインで揃えるにはお金がかかりやすいというデメリットもあります。「ラインで買って使ってみたら肌に合わない」となるのは嫌ですよね。
肌に合わないものを買って失敗しないために、まずはトライアルセットを買って試してみるのがおすすめです。
どうしてもライン使いに抵抗のある方は、化粧水などから敏感肌向けのものに変えてみると良いでしょう。
▼敏感肌向け化粧水のみ探している方はこちら
敏感肌を放置すると起きる悪循環
敏感肌は、放置して悪化すると皮膚炎が生じる可能性があります。
肌をかきむしってしまうと皮膚の表面を傷つけ、乾燥から守るバリア機能がなくなり、肌が刺激に対して敏感に。この状態では、わずかな刺激でもかゆくなってしまうのでさらにかきむしってしまいます。
敏感肌を悪化させないために、正しいケアが必要です!
敏感肌に合った基礎化粧品の選び方5つ
どれを選べば良いかわからない!という方のために、敏感肌に合った基礎化粧品を選ぶポイントを5つ紹介します。
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敏感肌向けのもの
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保湿力成分を配合しているもの
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抗炎症成分を配合しているもの
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無添加のもの
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医薬部外品のもの
1. 敏感肌向けのもの
基礎化粧品をライン使いするなら、メーカーが「敏感肌向け」として販売しているものを選びましょう。
2. 無添加のもの
配合成分がたくさんある化粧品は肌への刺激も多く、敏感肌には強すぎることも。配合成分が少なく、シンプルなものを選ぶと刺激を少なくできます。
3. 保湿力成分を配合しているもの
敏感肌に最も足りないのは保湿です!水分の蒸発を防ぐ保湿成分を配合した化粧水で肌の潤いを取り戻しましょう。
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ヒアルロン酸
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セラミド
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コラーゲン
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スクワラン
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アミノ酸
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プラセンタ
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ワセリン
4. 抗炎症成分を配合しているもの
敏感肌は炎症によって赤くなったり、かゆくなってしまうことがあります。これらの緩和が期待できるのが抗炎症成分です。ここでは代表的な抗炎症成分を紹介します!
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グリチルリチン酸2K
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ε-アミノカプロン酸
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トラネキサム酸
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アラントイン
5. 医薬部外品のもの
日本のスキンケア製品は、法律によって医薬品・医薬部外品・化粧品のいずれかに分類されています。医薬部外品とは、厚生労働省が許可した有効成分を含有しているものです。
前述した保湿成分や抗炎症成分が含まれている製品を探すなら「薬用」や「医薬部外品」と書いてある製品から探すと良いでしょう。
敏感肌向け基礎化粧品おすすめ人気ランキング12選
敏感肌に悩む方に使っていただきたい基礎化粧品をランキング形式で紹介します。
今回は、トライアルセットが販売されている敏感肌向け基礎化粧品ラインを12個厳選。
それぞれのラインの化粧水について肌へのやさしさ・保湿効果・肌荒れ防止効果・成分の有効性・お得度の5基準を元に、100点満点で評価し、ランキングにしています。
編集部独自で算出した「お得度」も基準に入れて商品を選んだので必見です!
▼評価基準について
評価基準の補足
※1 パッチテスト済み, アレルギーテスト済み, 無香料, 無着色料, 無防腐剤, アルコールフリーを満たした数
※2 セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・ナイアシンアミド・ヘパリン類似物質の配合数
※3 グリチルリチン酸類・アラントイン・ε-アミノカプロン酸の配合数
※4 セットに含まれている商品を個別に購入した場合の値段とセットの値段を比較。個別購入の値段は、{(セットの容量) / (単品購入の容量) }* 単品購入の料金 で計算
▼評価一覧表
ノブL&W
NOV Ⅲ
カルテHD 乾燥ケア
アルージェ
イハダ 薬用スキンケア
ラ ロッシュ ポゼ スキンケア
エトヴォス
つつむ(ディセンシア)
ミノン|アミノモイスト エイジングケア
アマルディアトライアルセット
ファンケル 無添加モイストリファイン
クレスク by アスタリフト トライアルセット
敏感肌の種類5つ
「敏感肌」とは、医学的に定義された言葉ではありません。したがって明確な定義というものは存在しませんが、ここでは一般的に認知されている5種類の敏感肌を紹介します。
乾燥性敏感肌
乾燥性敏感肌は、肌が乾燥することによって刺激に敏感になっている状態です。保湿をしっかりして乾燥を防ぐことで対策できます。
脂性敏感肌
脂性敏感肌は、皮脂の分泌が過剰になってしまい、バリア機能が低下している状態のことです。保湿ケアをして皮脂の過剰分泌を抑えましょう。
ゆらぎ敏感肌
気温や温度など、周りの環境の変化によって肌が敏感になってしまう状態です。バリア機能が低下してしまっているので、十分に保湿ケアをしてバリアを補うようにすることが大切です。
アレルギー性敏感肌
特定のアレルゲンに対して、アレルギー反応を起こして、肌が敏感になっている状態のことをいいます。
こちらもバリア機能が低下してしまっている状態ですので、しっかり保湿ケアをすることで改善に近づきます。
マスク敏感肌
マスクによる蒸れで肌がふやけて、擦れることによる物理的刺激を受けて敏感になっている状態のことをいいます。
保湿ケアで肌のバリア機能を補って、肌を守ることが重要です。
また、抗炎症成分が配合された基礎化粧品を使用して、炎症箇所を治すようにすることも有効です。
敏感肌になる原因
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環境によるもの
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身体の状態
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アレルゲン
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生活の乱れ
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肌に合わない化粧品の使用
敏感肌の原因は、季節の変化・空気の乾燥などの環境要因、汗・皮脂などの身体の状態、ストレス・睡眠不足・栄養バランスなどの生活の乱れ、花粉・ハウスダストなどのアレルゲン、肌に合わない化粧品の使用などが挙げられます。
また、皮脂の分泌に大きく関わっている女性ホルモンの分泌が加齢によって減り、それに伴って皮脂量が減少して敏感肌になってしまうケースもあります。
特に40歳を超えると卵巣機能の低下によって分泌量が減ると言われているので注意しましょう。
今日からできる敏感肌ケアのポイント
「敏感肌を治すためにはケアが必要なのはわかったけど、どうしたら良いかわからない・・・」という方のために、ポイントを2つ紹介します!
正しく洗顔する
敏感肌の時は洗顔にも注意が必要です。弱ってしまった角層をさらに傷つけないように洗いすぎ・熱い湯での洗顔は避けましょう。
また、洗顔料に界面活性剤が含まれていると洗浄力が強い反面、肌の保湿成分セラミドも洗い流してしまうことで悪影響になってしまうことも。
洗顔料にも気を使って敏感肌向けのものを選びましょう。
洗顔剤が残っていると肌への刺激になってしまうのでしっかりと洗い流しましょう。
▼ おすすめの敏感肌向け洗顔料はこちら
いつも以上にスキンケアに気をつかう
洗顔後は必ず保湿ケアをしましょう。スキンケアをするときもこする・叩くは絶対にしてはいけません。肌に刺激を与えないことを意識しましょう!
外出する時には、刺激や紫外線から肌を守るためのスキンケアも忘れずに行いましょう。
普段の生活を見直すことも重要です。食生活・睡眠・ストレスによっても敏感肌は引き起こされます。生活リズムが崩れないように注意しましょう。
敏感肌向け基礎化粧品で皮膚を保護し、肌荒れ対策をしましょう
この記事では、敏感肌向け基礎化粧品の選び方、おすすめ商品のランキング、敏感肌をケアする方法についてご紹介しました。
本記事を参考に、自分に合った基礎化粧品を見つけて敏感肌の悩みを解決しましょう!
<参考文献一覧>
- 宮井雅史『生活環境の変化と敏感肌』日本香粧品学会誌 (2020)
- 見城勝,大倉さゆり,任田美穂,金子智佳子,太田尚子 『皮脂組成の季節変動と肌状態・肌質の関係』日本化粧品技術者会誌 (2000)
よくある質問
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医薬部外品の基礎化粧品の販売は、ドラッグストアのみでしょうか?
小売店やネット上で販売しています。医薬品とは異なり、医薬部外品はドラックストア以外でも購入可能です。
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50代・40代はどうやって基礎化粧品を選べばよいでしょうか?
まずは低刺激で保湿がしっかりできるものを選びましょう。40歳を超えると、女性ホルモンの分泌が減り、皮脂量も減少。カサカサになりがちな年齢肌をしっかり保湿しましょう。
敏感肌ケアもしながら年齢肌ケアもしたい方、はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。