Column美脱毛コラム

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2019.07.08知識

脱毛に通っている間に妊娠がわかったらどうすればいい?

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

目次

  • 1.妊娠中に脱毛はNG

  • 2.妊娠が発覚したらどうするか、クリニックの対応は

  • 3.妊娠前の妊活脱毛が流行っている

  • 4.独身のうちだからこそできる脱毛

  • 妊娠中に脱毛はNG

    脱毛クリニックに通い始めたら、妊娠が発覚。施術前に気づく人もいれば、施術した後に気づく人も――。

    施術を受けた後だった場合、赤ちゃんに悪い影響があったらどうしようと焦る人もいるかもしれません。ここでは、脱毛レーザーが胎児に与える影響や妊娠したら、脱毛クリニック通いは続けられるのか、それとも中断したほうがいいのか、気になるお金の話も含めて、ご紹介していきます。

    脱毛レーザーが胎児に与える影響

    妊娠中に脱毛レーザーを当てたら、赤ちゃんに悪い影響を与えてしまうのではと心配される方も多いかもしれません。特に、お腹周りや、VIOなどの脱毛をされている方は、気にされることでしょう。

    しかし、脱毛レーザーは皮膚のメラニン色素に働きかけるものであり、レントゲンのように体を透過するものではありません。このため、妊娠中に肌にあてたレーザーが胎児に何か悪さをするというようなことは考えづらいと言えるでしょう。

    毛周期の乱れ

    ただ、注意すべきは妊娠中は、ホルモンの関係で、通常の毛周期に乱れが生じる可能性があるということです。毛周期に乱れが生じれば、脱毛の施術のスケジュールも組みにくくなりますし、効果自体も薄れる可能性があります。

    また、妊娠中は多毛傾向になりますので、思ったような脱毛効果も得にくいでしょう。

    肌トラブルの増加

    妊娠中は、肌も敏感になりますので、レーザーによる炎症や乾燥、湿疹やシミなどの肌トラブルも多く起こりがちです。肌トラブルに対応する処方薬も飲みにくくなるので、さらに肌の状態を悪化させることも考えられます。

    痛みによる刺激と母体への影響

    妊娠前はそうでもなかったのに、妊娠したら、レーザーの痛みを感じやすくなるということも考えられます。妊娠中は肌が敏感になりますので、痛みもより強く感じやすくなります。痛いことはストレスになると同時に、この痛みが陣痛を誘発してしまうこともあるので注意が必要です。

    そして、脱毛の施術中は同じ体勢を保たなければなりませんので、お腹の大きな妊婦さんにとっては、負担が大きくなります。また、お腹が大きくなる前でも、気分が悪くなったり、血流が悪くなったりと、赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、あまりいい状況とは言えません。

    妊娠が発覚したらどうするか、クリニックの対応は

    脱毛クリニックに通っている間に、妊娠が発覚したらどうすればいいか――。

    それは、一度脱毛を中断し、出産後、落ち着いてから、再開することです。前述の通り、脱毛レーザーは直接的には胎児に影響は与えませんが、様々な理由で胎児と母体によくない影響を与える可能性があります。

    妊娠が発覚したら、内緒にせずに、まずはクリニックに相談し、その後の対応を決めてみてください。

    休会中の料金はかかるの?

    脱毛を中断するといっても、気になるのは、休会や解約ができるのか、また休会の手続きの際や休会中に料金がかかるのかということです。多くのクリニックでは、こうしたケースを考慮して、休会や解約を受け付けています。

    休会はどれくらいの期間可能なのか、休会の手続きの際や休会中に料金が発生するのかしないのか、また休会後に休会前と同じ施術が継続して受けられるのかなど、事前にクリニックに問い合わせてみてください。

    出産後の育児のことも考えて、ある程度、長い期間の休会が可能だったり、休会手続き時や休会中に別料金がかからない、脱毛再開後のスケジュールが柔軟に組めるなどの対応をしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。

    内緒にしないでまずは相談を

    脱毛の申し込みの際に払った金額が大きいだけに、妊娠したら、施術を止められるかもと内緒にして施術をしばらく受け続ける方がまれにいます。万一の場合、クリニックは責任を取りかねること、そして、何よりも赤ちゃんや母体への影響を考えて、まずはクリニックに相談してみてください。多くのクリニックでは、こうした際の対処法を用意しているはずです。

    妊娠前の妊活脱毛が流行っている

    妊娠すると、脱毛の施術は受けられなくなるのはもちろんですが、妊娠中に内診台に上がったりして、VIOや脚などのムダ毛が気になるという方も多くいます。妊娠する前の妊活の一つとして、脱毛する方が増えているのは、こうした理由からかもしれません。

    妊娠中や授乳中の気になるムダ毛対策に

    妊娠中は定期的に検診があるうえに、ホルモンの関係で多毛になる傾向があります。お腹周りの毛が増えたり、逆にすねの毛は薄くなったりといった具合に、妊娠前とは異なる毛の生え方になります。

    また、妊娠中や授乳中は、脳の下垂体や胎盤、子宮などから分泌されるプロラクチンというホルモンが活発になることで、脱毛をつかさどっていた男性ホルモンが減り、お腹周りの毛が濃くなったり、Vラインの肌の色が黒っぽくなったりといった現象が起こります。

    妊娠前よりも、むしろこの時期に「ムダ毛が気になる」「脱毛したい」と思う方が増えるのは、このためでしょう。

    出産後の母体への負担軽減

    出産後は、出産時に赤ちゃんが出てくることによって起こる会陰(膣口と肛門の間)裂傷や会陰切開によってできた傷により、炎症を起こしやすい状態になっています。アンダーヘアを脱毛しておくことによって、下着の中で蒸れて、雑菌が発生したり、傷口が炎症を起こしたりするリスクを軽減することができます。

    また、出産後には悪露と呼ばれる、分泌物や血液が子宮から排出されます。悪露は、生理の時の経血とは異なり、においも強く、ナプキンなどを頻繁に変えなければなりません。においが気になるのに、赤ちゃんの世話で自分のことに手が回らないのが、この時期。悪露によって、蒸れが生じ、肌がかぶれることもあるので、アンダーヘアを脱毛していおくことで、においやかぶれの発生を極力抑えることができます。

    独身のうちだからこそできる脱毛

    クリニックで受ける医療脱毛には、数万円~数十万円というある程度まとまったお金が必要になります。独身のうちであれば、自分のお金を脱毛に自由に投資することができますが、結婚後となると、パートナーへの相談が必要になります。経済的にも、時間的にも自由な独身だからこそ、将来の自分への投資だと考え、脱毛を考えてみるのはいかがでしょうか。

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    この記事の監修医師

    リアラクリニック
    楯 直晃 先生

    日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

    熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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