Column美脱毛コラム

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2019.08.22知識

子供でも医療脱毛できる?ムダ毛処理で未成年が注意するべきポイント

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

中高生になるとムダ毛が気になって自己処理を始めるようになりますよね。最近では小学生でも毛深いことにコンプレックスを抱く時代です。脱毛に興味をもつ未成年に対して、せっかくなら永久脱毛をさせてあげたいと考える親御さんも増えてきました。成長期の子供でも医療レーザーは受けられるのか、成長に影響がないかといった不安や疑問を解決します。

目次

  • 1.子供の肌はムダ毛処理の方法を間違えると肌トラブルに

  • 2.未成年の脱毛レーザーは何歳からできる⁈

  • 3.子供の永久脱毛に蓄熱式レーザーをおすすめする理由

  • 4.子供が医療脱毛をする前に知っておくべきコト

  • 5.未成年の医療脱毛には保護者の同席は必要?

  • 6.親子で十分に話し合って脱毛スタート!

  • 子供の肌はムダ毛処理の方法を間違えると肌トラブルに

    子供が思春期になると、大人でも顔負けするほど流行のファッションには敏感です。ショートパンツやミニスカート、ノースリーブなど、特に女の子は腕や足の露出が増えてムダ毛が気になるように……。水泳の授業や宿泊研修で肌を露出する機会もあり、大人が考えている以上に深刻に悩んでいる子もいるのです。

    子供の肌と毛は成長によって変化する

    子供の肌は大人に比べると、とても薄くてデリケートです。

    10代までの体にはまだ細くて柔らかな産毛が残りていて、成長と共にしっかりと太い毛も入り混じっています。皮膚の機能も未熟で保湿力が弱く、ちょっとした刺激で肌荒れを起こしてしまうこともあるくらい。思春期になればホルモンの分泌が増えて、皮脂の分泌が活発になりニキビが増えてきます。

    成長期は肌質も毛質も子供から大人へと変化している不安定な時期です。ムダ毛処理が刺激となってニキビや肌荒れが悪化することにもなりかねません。

    ホルモンバランスが安定してくれば、肌質・毛質も落ち着いてきます。

    子供のムダ毛処理はリスクが高い

    未成年の脱毛方法には、カミソリや毛抜きを使った自己処理がよく行われています。カミソリは簡単に広範囲のムダ毛処理ができますが、薄くてデリケートな子供の肌はカミソリの刃に負けてしまいます。

    うまく脱毛できたとしても数日で毛が黒くポツポツと目立ってくるので、深ぞりや頻回なムダ毛処理に。過剰な刺激が繰り返されると、肌に茶色いシミができてゴワゴワと固く変化して、元どおりの肌に戻すのは大変です。

    シェービングクリームや保湿で自己処理前後の肌荒れ対策は欠かせません。

    子供の肌質や毛質に適した脱毛方法を選択しないと、脱毛どころか肌にトラブルが起きる可能性があります。

    未成年の脱毛レーザーは何歳からできる⁈

    脱毛サロンは16歳頃から

    脱毛サロンでも子供の脱毛はできます。

    ただし、子供の肌質・毛質に合わせているわけではないので、ホルモンバランスが安定した16歳から施術を開始しているところがほとんど。

    美容脱毛で使用しているレーザーは医療レーザーに比べると威力が弱く、まだ幼い子供の毛には十分なパワーを出せません。また、10代はスポーツなど野外活動も多く、日常的に日焼けしている肌は常にトラブルと隣り合わせです。美容脱毛のレーザーが肌の負担になることもあります。

    医療レーザーには年齢制限はない

    年齢が低いほど、医療レーザーで体に悪い影響がないかと不安になりますよね。

    結論から言うと、医療レーザーを当てることで成長を妨げるような影響はありません。

    むしろ医療脱毛では、子供の成長段階に合わせたレーザー照射が可能です。

    もし気になることがあれば、すぐに医師の診察が受けられるのも医療脱毛ならでは。アフターフォローがしっかりしているという点でも、小さな子供からご高齢の方まで施術を受けられます。

    子供の永久脱毛に蓄熱式レーザーをおすすめする理由

    医療脱毛には「ショット式脱毛」と「蓄熱式脱毛」があります。

    リアラクリニックで採用しているのは蓄熱式レーザー。

    乾燥肌やアトピー性皮膚炎でも脱毛できるほど肌への負担が少なく、デリケートな子供の肌にもピッタリの優しい脱毛機です。

    蓄熱式レーザーがターゲットにするのは毛根ではなく、発毛や育毛を助けるバルジ領域。わざわざ毛根を高熱で破壊しなくても、低温でバルジ領域を機能停止させて毛の再生を阻止します。

    ショット式と脱毛のアプローチが異なり、より子供の脱毛に適しているのです。

    毛周期が一定しない子供でも効率的

    まだホルモンバランスが不安定な子供は、毛の成長サイクル(毛周期)にもバラつきがみられます。

    ショット式レーザーは、成長期にある色素の濃い毛根にしか作用しません。

    毛周期が一定していない子供は脱毛の効率が下がり、予定よりも施術回数が増えるかもしれません。

    一方、蓄熱式レーザーは毛周期の影響を受けません。毛の成長にバラつきがあっても、ちゃんとムダ毛が減っていくのを実感できます。

    毛周期が安定してくると、脱毛レーザー機器による脱毛の違いはあまり感じないはずです。ホルモンバランスが安定したかどうかは、女の子であれば生理が規則的になることである程度分かります。

    子供の毛でも脱毛ムラがない

    細くて色素が薄い子供の毛根は黒い色素が十分ではなく、ショット式レーザーが反応しにくい難点があります。また肌が黒いと毛根以外にもダメージを加える危険があり、出力を下げることが脱毛ムラの原因に。

    蓄熱式レーザーは、毛や肌の色素に関係なく脱毛できるのも特徴です。日焼けした黒い肌でも、効率よく脱毛します。

    子供にも安心の低刺激

    一般的にショット式は毛根にダメージを与えるだけの強い出力が必要で、照射の度にゴムで弾かれたような刺激があります。

    それに比べて出力が弱い蓄熱式レーザーは、温かいと感じる程度で刺激感は気にならないほど。ターゲットであるバルジ領域以外の組織は傷つけにくい方法です。

    ダメージが少ない点でも刺激感が抑えられます。

    スピーディな施術

    ショット式レーザーに比べると、照射に手間が少ない蓄熱式レーザー。施術がスムーズにできることで施術時間が短く、長時間じっとしていられない子供にも安心です。

    子供が医療脱毛をする前に知っておくべきコト

    子供が医療脱毛を受ける際には事前に知っておきたいことがあります。親子できちんと相談して脱毛施術を受けるかどうか決めましょう。

    日焼けした肌では脱毛ができない

    夏場のアウトドアになると、子供の肌は軽いやけどをしたのと同じ程度のダメージをうけている状態です。脱毛レーザーの刺激を強く感じるだけでなく、肌の炎症が悪化するため、日焼けをした後は脱毛施術を避ける方が良いでしょう。

    将来的に発毛してくる可能性

    子供の場合、医療レーザーで永久脱毛をしても、成長に伴って毛が生えてくることがあります。これは脱毛できていないのではなく、成長期の細胞が活発に働くことで再生してしまう現象です。

    仮に脱毛完了後に毛が生えてきたとしても、また施術を受ければ問題はありません。追加の脱毛施術を受ける時期は、ホルモンバランスが安定した頃が目安になります。

    未成年の医療脱毛には保護者の同席は必要?

    保護者の同席がなくても「同意書」さえ用意していれば、契約から施術まで子供1人で行えるクリニックもあります。

    しかし、一般的に未成年は経験も少なく、社会的にも弱い立場。成人であれば、施術内容やリスク、支払いなどひと通り説明を聞いて納得すれば契約は自由ですが、未成年では責任能力も支払い能力もまだ十分ではありません。

    1人きりの契約で何かのトラブルに巻き込まれることがないよう、カウンセリングや契約の際には保護者が同席してあげると安心です。

    脱毛施術には毎回保護者が同席する必要はありませんが、心配であればスタッフに声をかけてみましょう。

    親子で十分に話し合って脱毛スタート!

    子供の医療脱毛に年齢制限はありませんが、成長期の脱毛リスクを知った上で本人と相談してくださいね。

    保護者が脱毛をしたクリニックなら大きな心配なく通えるはずですが、まだ脱毛をしていないのなら子供と一緒に通うのも良いかもしれません。

    リアラクリニックのカウンセリングは無料で受けられます。お問い合わせだけでもお気軽にどうぞ。

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    この記事の監修医師

    リアラクリニック
    楯 直晃 先生

    日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

    熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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