Column美脱毛コラム

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2023.03.02美肌治療

人気のダーマペン セルフとクリニックの違い

この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

ダーマペンは髪の毛よりも細い極細針で肌の真皮層に細かな穴をあけ、刺激を与えることで、肌のコラーゲンの生成を促し、肌のハリや弾力を回復させる施術です。コラーゲンは真皮の70%を占めており、本来は体内で作り出されるものですが、加齢や紫外線、乾燥などの影響を受けやすく、減少しがちです。

このコラーゲンが針による刺激と肌が本来持つ自然治癒力で産生されると、肌にハリや潤いが生まれるとともに、ターンオーバーが活性化され、色素沈着した肌を薄くすることができます。

毛穴の開きやニキビ跡、毛穴の開きやたるみ、色素沈着などにお悩みの方に人気の施術のため、最近では自宅でセルフでできるダーマペンまで登場しています。

セルフダーマペンは、施術に必要なものを揃えるだけで、好きな時に好きな場所で手軽にできることから、注目を集めていますが、その効果はクリニックのダーマペンと果たして同じなのでしょうか。安価でお手軽である一方、効果はどれくらい得られるのか、リスクについても合わせて見ていきましょう。

目次

1.セルフダーマペンとは

セルフダーマペンは、通販サイトなどで1万円前後で購入することができます。ただ、厳密にいうと、これはクリニックの施術で使われているダーマペンとは異なるものです。ダーマペンは本来、医療行為に用いる機器ですので、個人で購入することはできません。セルフダーマペンは、あくまでその類似品、模倣品であることを認識しておく必要があるでしょう。また、実際に自ら施術するには、ダーマペンだけでなく、下記のものが一式必要になってきます。

  • 消毒液
  • 麻酔クリーム
  • 替え針
  • 美容液
  • 精製水
  • ラップ
  • コットン
  • 保冷剤
  • 鎮静・美容パック

この中でも、肌に直接つけたり、浸透させるようなものは、その配合物の安全性等についてしっかりと事前にチェックする必要があります。ただ、市販品は医療用と比べると質が低く、配合されている成分情報の透明性が低いため、事前に確認したとしても完全に安全性を担保するのは難しいものです。何かトラブルが起きたときには自らリスクを負う覚悟が必要になります。

2.セルフダーマペンのメリット

2-1.クリニックに通う手間がかからない

セルフダーマペンの大きなメリットの一つは、クリニックに通う必要がないことです。忙しい日々の中で、クリニックに通うというのは意外と面倒でもあります。せっかく予約を取っても、予定が入ってしまい通えなくなったり、そもそも通うのが不便な場所で交通費が予想以上にかかってしまったりなど、様々な事情を抱えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。そんな方にとっては、自分で好きな時に好きな場所でできるセルフダーマペンはとても便利なツールといえるかもしれません。針の深さを変えたり、塗布する美容薬剤を自分で変えてみたりと色々アレンジすることもできます。

2-2.費用が安くすむ

クリニックで施術してもらうダーマペンにかかる費用は、1回2~4万円と言われています。これに対し、セルフダーマペンは1回5000円~1万円ほどで施術できます。ダーマペンは複数回施術することが多いため、回を重ねるごとに費用がかさんでいきますが、セルフダーマは最初に本体を購入してしまえば、あとは用品の費用だけで済むので、使う用品を安いものにすれば、費用を下げることも可能です。

3.セルフダーマペンのデメリット

3-1.必要以上に深い穴やたくさんの傷を付けてしまう

セルフダーマペンは、あくまで自己流の施術ですので、加減がわからず、深く穴を開けてしまったり、必要以上に穴を開けすぎてしまったりと肌を傷つけるリスクがあります。また、前に開けた穴が回復する前に、施術をしてしまって、肌の回復が追い付かずに傷が残ってしまうこともあるので、施術間隔の見極めも非常に難しいのです。

3-2.不衛生になりばい菌が入ってしまう

針の消毒が不十分だったり、場合によっては費用を抑えようと一度使用した針を再び使ったりと不衛生な方法で施術を行うことで傷口にばい菌が入り、肌トラブルを起こすことがあります。もちろん、しっかり消毒したつもりでいても、医療の知識がない方が行うと消毒が不十分になることも十分考えられます。

3-3.説明書が理解できない

通販でダーマペンを購入すると、日本語の説明文ではなく、英語での説明文しか入っていないこともあります。内容も理解できないまま、インターネット情報などを頼りに見よう見まねで施術することで肌を傷つけてしまう方がいらっしゃいます。

3-4.アフターケアが不十分になってしまう

ダーマペンの施術後は「保湿して冷やせばいい」という大まかな情報から、アフターケアをされる方も多いようです。しかし、冷却時間や保湿剤の種類、使用量などには適切なものがあります。こうしたことを把握せず、自己流で誤ったアフターケアをしてしまうと、その後の肌トラブルへとつながっていきます。

4.セルフダーマペンは危険?

セルフダーマペンは、基本的にはクリニックで行われるダーマペンと仕組みは同じです。ただ、医療知識のない方が施術するため、肌の状態を適切に診断し、針の深さを調整したり、針を刺す場所を判断することが難しい場合があります。一番多い失敗は、垂直に刺すべき針を斜めに刺してしまい、肌に大きな穴を開けてしまうことです。こうした失敗をしてしまうと、通常であれば5日ほどで回復するものが、1カ月近く赤みが引かなくなったり、痛みが残ったり、最悪の場合、傷が治らずに残ってしまうことがあります。こうしたトラブルによって、結局は皮膚科にかかることになったというケースも少なくありません。

こうしたことからも分かるように、セルフダーマペンを使うことには様々なリスクが伴います。「うまくいけば、お得でラッキー!」という気軽な気持ちで使わず、できればプロの力を借りて、確実にお肌の改善に取り組まれることをおすすめします。

5.リアラクリニックは最新機器でハリのある肌に整えます!

リアラクリニックでは、最新のダーマペン4を導入しています。ダーマペン4は、従来機よりも針の数が多く、より深く刺すことができるため、有効成分をより深くまで浸透させることができます。また、一定の圧力の振動を肌に均一に与えるオートマチックバイブレーション機能が備わったことで、痛みや不快感が軽減されました。もちろん、それでも痛みが不安という方には、麻酔代は無料ですので、安心して施術に臨んでいただくことができます。

お肌の悩みに合わせて、ダーマペンに他のメニューを組み合わせることも可能です。たとえば、「ヴェルヴェットスキン」という施術では、ダーマペンにピーリング治療を組み合わせることでコラーゲン生成をより促し、シミやくすみの改善までしていきます。このほかにも、「培養上清液(成長因子)」を合わせたエイジングケア治療も人気です。

様々な治療を体験していただくため、トライアル料金もご用意していますので、ご興味持っていただいたメニューは是非一度体験いただくと効果を実感していただけると思います。

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この記事の監修医師

リアラクリニック
楯 直晃 先生

日本抗加齢医療学会会員、日本内科学会内科認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医

熊本大学卒業後、初期臨床研修を経たのち約3年間総合診療で勤務し、幅広く診療を行った後、救急・集中治療部で2年程勤める。その後日本抗加齢学会会員となり、エイジングケアの研究に努めている。

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