クレンジングバームの乳化とは?|やり方やメリットをご紹介!
毎日のメイク落としに使用するクレンジングバームは「乳化」をすることで効果を発揮します。「メイク汚れをサッパリ洗い流したい」「クレンジングを乳化させたい」そんな方に必見です。
優れた洗浄力と美容効果を発揮するクレンジングバーム14選
クレンジングバームの人気ランキングは、洗浄力や保湿力に優れた商品が勢揃い。乳化の仕方やポイントを実践して、メイクや皮脂の汚れをしっかり落としましょう。
今回はクレンジングバームのうち、50商品を下記3点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 洗浄力…メイク汚れ・皮脂汚れを落とせる優れた洗浄力を持つ商品
- 成分…保湿力の高い商品
- ECサイトの評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点で4点以上のもの
DUO(デュオ)クレンジングバーム
coconeクレンジングバーム
ビューティークレンジングバーム
DUOザ・クレンジングバームブラック
DUO(デュオ)クレンジングバームバリア
DUO(デュオ)クレンジングバームクリア
DUO(デュオ)クレンジングバームホワイト
DUO(デュオ) ザクレンジングバーム ホット
パーフェクトワン パーフェクトワン フォーカス スムースクレンジングバーム
CLAYGE(クレージュ) クレンジングバーム モイストN
ルルルン クレンジングバーム CLEAR BLACK
ダヴ しっとり毛穴ケアクレンジングバーム
Santa Marche(サンタマルシェ) バームクレンジング
CLAYGE(クレージュ) クレンジングバーム クリアN
乳化とは?クレンジングで乳化をするメリットを解説
メイクの汚れを肌から浮かせた後のクレンジング剤は、乳化する事ですっきり洗い流せます。特に、オイルタイプのクレンジングバームは、乳化が欠かせません。乳化のメリットを理解して、毎日素肌をリセットしましょう。
①クレンジングバームの乳化とは?
クレンジングバームの乳化とは、クレンジングの油分と水が混ざり乳白色になる現象。クレンジングバームの油分で、メイク汚れを肌から浮かせてオイルに移した後、水で乳化する事ですっきり洗い流せます。
固形オイルであるクレンジングバームは、肌に留まりやすくメイクなじみが良いのが特徴ですが、水をはじきます。そこで、乳化成分で水と油分を溶け込ませ、オイルの肌離れを良くすることで、オイルのベタ付きを抑えて洗い流します。
②クレンジングで乳化をするメリット3つ
続いて、クレンジングを流す際に、乳化するメリットを3つ解説します。乳化の特徴を知る事で、自分に合うタイプのクレンジングかわかりますよ。
メイク汚れ・皮脂汚れがよく落ちる
クレンジングバームは、乳化する事で浮かせた汚れが肌に残ること無く、しっかり洗い流せます。クレンジングバームの特徴は、様々なクレンジングの中でもナンバー1の洗浄力の強さ。メイク汚れや皮脂が詰まった毛穴汚れを浮かせたオイルを、乳化により隅々まで落とします。
元々固形のバームは、肌の上に留まりやすいので、毛穴の奥まで入り込み隅々まで汚れを除去。クレンジングバームを肌に馴染ませるだけで、肌に残った皮脂や汚れも油分に溶け込み、乳化によりスッキリ流せます。皮脂量が多い10代や、脂性肌の方におすすめのクレンジング剤です。
メイク汚れや皮脂汚れなどの油性の汚れは、油性のクレンジングのメリットを生かして効率良く落としましょう。汚れがオイルにうつったら、水で丁寧に乳化させて洗い流すのがポイントですよ。
肌への負担が減る
クレンジングバームは、オイルに溶け込んだ汚れを乳化して洗い流す事で、肌への負担を減らせます。ジェルタイプなどのクレンジング剤は、落とす時に肌を擦ってしましますが、乳化して落とすタイプは、摩擦せずに落とせるのがメリットです。
汚れが溶け込んだオイルを水で乳化し、肌離れをよくする事で、肌への負担を軽減しながら、しっかり汚れを落とす事ができます。擦らずメイク汚れを落とせるので、摩擦により肌荒れしやすい方や、敏感肌の方にもおすすめです。
肌を擦りすぎると、摩擦の刺激で肌荒れし、ごわついてしまいます。クレンジングやスキンケアでは、できるだけ肌を摩擦しない事が大切ですよ。
時間短縮になる
クレンジングバームは、乳化させて落とす事で、洗顔時間を短縮できます。オイルの油分で素早くメイク汚れを浮かび上がらせ、水で乳化させる事でオイルの肌離れが良くなるので、サッと洗い流せます。
落としきれずに残ったメイク汚れは、肌荒れの元。乳化により洗い流す時間を時短できるクレンジングバームは、忙しい社会人の方や子育て中の方にもおすすめです。また、多くのクレンジングバームは、W洗顔不要なので、洗顔時間も短縮できます。
クレンジングは、何度も使うと肌に必要な油分まで奪ってしまうので、適度な洗浄力と洗い流しやすい事が大切。浮かせた汚れを素早く流せるのが、乳化のメリットですよ。
乳化のメリットが分かったところで、クレンジングバームの使い方を確認していきましょう。正しく乳化させる事で、短時間ですっきりメイクを洗い流せますよ。
クレンジングバームの乳化方法
クレンジングバームは、正しく乳化させる事で、汚れをしっかり落とす事ができます。完全に乳化しないまま水で流してしまうと、汚れが肌に残ったり、ベタ付きの原因になるので注意しましょう。
①肌にクレンジングバームを乗せ顔全体になじませる
クレンジングバームを適量手にとり、オイル状にバームがゆるんできたら、顔全体に馴染ませます。ジャーに直接手を入れると、雑菌が入ってしまう恐れがあるので、クレンジングバームは、スパチュラなどですくって手に取るのがおすすめです。
量が多すぎると乳化する時にもたついてしまい、少ないとメイクの汚れが充分に落ちないので、商品の適量を守って使用しましょう。固形のバームは、手の平の熱で少しずつ溶けてオイル状に変化します。顔をこすらないよう、手の平で伸ばしてから顔全体になじませましょう。
クレンジングバームを肌にのせたら、円を描くようにゆるくクルクル馴染ませましょう。こすらないよう、軽く滑らせるのがポイントですよ。
②2・3滴ほどの水を加えて乳化させる
乳化に必要な水は、2・3滴。少量の水をバームの油分に馴染ませます。水が多すぎると、完全に乳化できないまま流されてしまい、肌にオイルのベタ付きやメイク汚れが残ってしまします。少量の水でしっかり乳化させてから流す事がポイントです。
水をなじませた後、クレンジングバームが白く濁ってきたら、乳化完了のタイミング。長時間のクレンジングは、肌に負担をかけてしまうので、乳化したら素早く洗い流しましょう。
クレンジングバームを使う時に一番大切なポイントは、乳化の水の量。オイルを馴染ませた後、いきなり水でじゃばじゃば洗ってしまうと、乳化せずに汚れが残ってしまいますよ。
③乳化したらぬるま湯で顔全体を優しくすすぐ
クレンジングバームが乳化したら、ぬるま油で洗い流しましょう。水で流すと、クレンジングの油分が落ち辛くなってしまうので、32℃前後のお湯がおすすめです。ぬるま湯で洗い流す事で、乳化したクレンジングがスルスル落ちて、洗顔時の摩擦を防げます。
落とす時は肌を刺激しないよう、顔全体を優しくすすぐ事がポイント。目元の窪みや鼻の際は、クレンジング剤が残りやすいので、最後に指の腹でぬめりが残っていないか確認しましょう。オイルや汚れが残っていると、肌荒れの原因になるので、最後まで洗い流す事が大切です。
お湯の温度が高すぎると、肌に必要な皮脂まで奪われ乾燥の原因に。正しい使い方や、適度な温度で洗う事で、肌への負担を減らしながら、メイクもしっかり流せますよ。
続いては、乳化する時のポイントを解説。正しい乳化の仕方とポイントをマスターする事で、時短につながりますよ。
乳化をする際に気をつけるポイント3つ
クレンジングの乳化は、必要なタイミングで適度に行う事がポイント。次の3つのポイントを抑えておけば、肌への負担を抑えながら、しっかりメイクオフできますよ。
①濡れている手でクレンジングをしない
クレンジングバームは、乳化のタイミングまで水に触れさせない事が鉄則。肌に馴染ませる前に水分に触れて乳化してしまうと、メイクを落とす事ができません。手や顔に水分がついていると、クレンジングの油分がメイク汚れに馴染まなくなるので、乾いた手で使い始めましょう。
クレンジングは手洗いしてから始めましょう。雑菌がついた手にクレンジングバームをのせてしまうと、洗浄成分の働きが落ちてしまう事がありますよ。
②クレンジングをする時に擦りすぎない
メイク汚れは、オイルに自然に馴染むので、擦り過ぎないように注意しましょう。アイメイクなど色素や密度が濃い部分は、事前にポイントリムーバーで落としておくのがおすすめです。無理に擦ると、摩擦で肌のバリア機能が低下してしまうので、やさしく馴染ませましょう。
クレンジングオイルで肌を擦りすぎると、肌に必要な油分まで落ちてしまいます。乾燥を防ぐ為、適度に馴染ませる事が大切ですよ。
③クレンジング時間はトータル60秒以内で終わらせる
クレンジングは、肌への負担を考えて、短時間で素早く落としましょう。洗浄力の強いクレンジングバームは、必要以上に馴染ませると肌ダメージも大きくなってしまいます。使い始めてから60秒くらいで洗い流すのが理想的。丁寧かつ素早く肌に馴染ませて、メイクオフしましょう。
オイルタイプのクレンジング剤は、長時間使うと肌の油分が失われ。乾燥肌に傾いてしまいます。長くても、2分程度で洗い流すようにしましょう。
乳化をマスターして余分な皮脂やメイク汚れをスッキリ洗い流そう!
クレンジングバームの高い洗浄力は、正しく乳化する事で発揮されます。メイクの汚れだけなく、皮脂や毛穴汚れも洗浄できるので、毎日素肌をリセット。オイルをしっかり乳化させて、キメ細やかな美肌を目指しましょう。
▶︎もう一度ランキングを確認する
クレンジングバームは水で乳化させる事で、ゴシゴシ擦らなくても、肌に負担なくメイクを落とせますよ。